Q マイトレーヤのオーラは地球全体を覆っていると言われます。
A その効果は確かにそうです。大宣言の日に誰もがそれを感じるでしょう。
Q あなたはどこかで、あなたの経歴の中で、オルゴン集積器を使い始めたときに重要な変化が存在したと述べておられたと思います。あなたがオルゴン集積器をどうやって作ったのか教えていただけますか。
A オルゴン集積器は(1930年代に)ウィルヘルム・ライヒが作ったものです。私もオルゴン集積器を作りましたが、どうすればもっと簡単に作れるか分からなかったので、かなり不器用なやり方でした。今日ではそれはとても簡単に作ることができ、私がもう一度オルゴン集積器を作るとしたら、もっと簡単なやり方で作るでしょう。私は生のガラス繊維を使うという大変なやり方で作りました。あなたは、肘やその上の皮膚に常に傷をつけながら、ガラス繊維で遊んだことがありますか。私は誰にも私のやり方でオルゴン集積器を作ることを勧めません! すでに材料の揃ったものを買えばもっと簡単にできます。私は実験としてそうしました。
ライヒはエネルギー体で実験し、それらがすべて彼が「オルゴン」と呼ぶエネルギーを発していることを発見しました。オルゴンとは実は物質のエーテル階層であり、彼はそれを一つの階層と見なしましたが、実際には次第に高次になる4階層に分かれています。最も高次の階層はこの太陽系での最高の階層です。その進化の最終転生(ラウンド)にある非常に進化した惑星である金星は、オルゴン(エーテル物質)の最高レベルを示しています。
地球のような惑星はあまり進化していないので、そうではありません。私たちは第4ラウンドの真ん中にいます。すべての惑星には7つのラウンド(転生)があり、私たちはその第4番目にいるのです。火星もそうですが、火星は私たちのような過ちを犯さなかったので、私たちよりもずっと素晴らしく進化しています。しかしエーテルの観点から見ると、火星と地球は同じ進化段階にあり、火星はより過ちが少なかったのでより進化していると言えます。
オルゴン集積器の外側は有機物質からつくられる柔らかい板でできており、それは通常は段ボールです。その内側も段ボールで、二つの段ボールがガラス繊維のような有機物質で満たされています。今はガラス繊維をシートで買うことができ、求めるサイズに正確に切ることができます。それを二つの段ボールの間に置き、接着剤で付けるか釘を通すかして、角に固定し、箱を作ります。箱はあなたが中で座るよりも高く作らなければなりません。座っても頭の上に空間があるようにしないといけません。人が入って、壁や天井に触れないようにしないといけません。箱の内側の表面は金属です。私は鉄を使いました。外側の枠組みも金属でなければならず、中に入って6つの面(底面、上面、4つの側面)を取り付けます。一つの層から50の層まで設けることができます。それはどれほどの強さを望むかによります。層が多ければ多いほど箱の中のエーテル・エネルギーは強くなります。
Q あなたは20世紀にアリス・ベイリーから来た霊的教えについて話されました。それは現在でも用いることができますか。
A 彼女は常に更新される不朽の知恵の教えについて書き、ブラヴァツキー夫人を通して開放された教えがアリス・A・ベイリーの教えにつながりました。ジュワル・クール覚者は、1919年から1949年までアリス・A・ベイリーを通して働き、ブラヴァツキー夫人を通して伝えられた教えを敷衍しましたが、それはブラヴァツキー夫人の教えがもう真実ではないという意味ではありません。それらはこれまでずっとそうであったように真実であり、また部分的に真実です。部分的に真実というのは、私たちは真実の一部だけしか捉えることができないからです。私たちのマインドは本当の真実を捉えることはできません。
アリス・A・ベイリー、ブラヴァツキー夫人、そしてヘレナ・レーリッヒは三人の偉大な弟子たちであり、覚者方の教えを日常世界に伝えた知恵の教えの使徒たちです。そしてこれらの教えはこれからも生き延びるでしょう。しかし、これからは覚者方ご自身が世界におられます。現在世界には14名の覚者方がおり、それに加えてマイトレーヤがおられます。間もなくより多くの覚者方が来られ、人類が教えの拡張と推敲と拡大への用意が整うにつれて、必要に応じてさらに増えるでしょう。
ミステリー・スクール(秘教学校)が開かれ、準備的な段階と二次的な段階の学校ができ、人々はイニシエーションの要諦を学ぶ準備ができたときにそこに通うでしょう。イニシエーションが地球の進化の道を終わらせます。進化の生涯の最後の数回の人生は5つの大きな意識の拡大によって占められます。それを私たちは5つの惑星的イニシエーションと呼び(イエスの生涯によって表されています)、それが最後の数回の転生を占めます。
人々はこれらの学校に行くでしょう。(英国では)準備的な学校はスコットランドに造られ、より進歩した学校はアイルランドにできるでしょう。しかし学校は世界中にでき、誰もが初歩的な学校、中間的な学校、そしてより進歩した学校に行くでしょう。そして弟子の段階にある人やそれを必要とする人は皆これらの学校に行くでしょう。このようにして人類は訓練され将来の人生へと準備されるでしょう。なぜなら、世界に覚者方がおられると生活は完全に変わるでしょうから。人生の目的は変わり、生活体験は深まるでしょう。もうつまらない戦争や紛争が人類を退化させることはないでしょう。人類は教師方を見上げ、教師方の中の教師であるマイトレーヤ御自身を真理の代弁者として見上げるでしょう。そして覚者方は人類に進化の道を教えるでしょう。
(2013年10月、ロンドンでの講演)
Q 私たちの「神性」とは何ですか。
A「神性」とか「霊性」とか言うとき、人々は宗教、教会、寺院、合掌、祈りなどを思い浮かべます。はい、それはそのすべてですが、しかし特に、関係のことです。神性とは正しい関係性です。至るところの人々との間の正しい関係です。すべての人々、至るところのあらゆる男女です。
多くの人々が考えるように、豊かで権力があり世界を支配する運命に生まれる人がいるのではありません。大きく成長し投資で儲け、そのようにして権力を得るように生まれついた人はいません。それはあなたが誰であるか、あなたの魂があなたを通してどれだけ顕現しているかということです;神の閃きとしてのあなたの本質的な霊的な真実があなたの魂、あなたを通してどれだけ顕現しているかということです。あなたはそのすべてです。それが顕現するとき、あなたはあなたの神性を顕現します。それはあなたが学ぶものではなく、教会で教えられることでもなく、あなた自身であるものです。それは自然なことなので、あなたは自然にそれをします。
私たちは関係性を広げ、私たちが知っているよりも多くの人生の側面を知らなければなりません。それは霊性と呼ばれるものです。多くの人々の生活を改善するものは何でも霊的であり、根本的に霊的なものです。それは寺院や教会の特定の日のために分離してとっておくような小さな側面ではありません。それは毎日のあなたであるものの表現です。マイトレーヤは、あなた方が神々であり、すべての人が神であることを教えるでしょう。それ以下のものではありません。
(東京、2008年)