The Plan──a compilation
大計画というテーマに関する引用文の選集を掲載する。引用文は、マイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻、第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。
大計画は単に偉大な宇宙的存在者のマインドの中にある何か曖昧な宇宙的概念ではなく、私たちの生活に厳密に関連性を持つものです。それは正しい人間関係に関わりがあり、したがって政治、経済、宗教、科学、教育、それから貧しい人たちに食べ物が十分あるかとか、貧困者が多過ぎはしないか、富裕者が多過ぎはしないか、貧富の格差が大き過ぎはしないかに関係するものです。
これらのすべてが神の大計画の一部です。神の計画は従わなければならない一定の規則ではなく、私たちの生活の霊的基盤の中心にあるものなので、それ自体に内的美、つまり内的関連性を持つアイディアなのです。私たちが正しい関係を実施するとき、私たちは自動的に機構──政治、経済、社会──を創造します。それが計画を実施することを可能にするのです。
(『大いなる接近』)
この計画はどこから来たのですか。どこかに権威のある存在がいて、「これが人類の計画だ、そして最終的にはこうなるのだ」と言うのですか。
クレーム:本質的に、大計画はこの惑星のロゴス、つまりこの惑星に魂を吹き込んだ天帝から発します。彼は、ゴビ砂漠にあるシャンバラと呼ばれる高位エーテル界のセンターで世界の主として御自身を現されます。神の大計画は、シャンバラから発します。そして、仏陀によってシャンバラから私たちの霊ハイアラキーの覚者方にもたらされます。覚者方は人類を通して大計画を実行に移そうとします。覚者方は大計画の一部を彼らのさまざまなイニシエートや弟子、世界の男女に与え、それを彼らが実行していくなかで世界に変容が起こり、大計画が実現します。覚者方はまたこの惑星に流入する霊エネルギーの管理者であり、それを大計画を推進するようなやり方で放出していきます。人類は、それが存在することを知らなくともこれらのエネルギーに反応します。これらのエネルギーは私たちの理想となる特定の偉大なアイディアを形成します。私たちがこれらのアイディアを実現していくにつれて、時代から時代、周期から周期を通じて進化の計画は進行していきます。
(『死海文書と義の教師』「不朽の智恵の教え」より)
真理はあなたがたの中に存在する。真理はあなたがたの心の中にある。真理は、我が友よ、兄弟姉妹よ、愛と分かち合いと正義と自由である。これらをあなたがたの生活や社会の中に具現し、神の大計画を再確立しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第93信より)
大計画
──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記
1989年4月号
……わたしが語る大計画とは、われわれが神と呼ぶ御方の大目的を具体化するものであり、創造のすべての王国のための神の意図に焦点を合わせる。この「進化の青写真」の多岐にわたる様相の全体像を知ることのできるものは、誰もいない。しかし、少なくともその大まかな輪郭は、キリストのリーダーシップのもとにある霊的ハイアラキーの長い間の関心事であり、名誉ある奉仕であった。覚者たちはこの大計画の多くの面とともに日々働き、それが人類を通して徐々に成し遂げられるように鼓舞することを求める。
人類が大計画についての知識をより深め、そして完全に意識的に、神の意志にそって進化していく時がやってきた。人間の意志と神の意志が一致するところでは、すべてが正常に順調に進行する。この一致が欠けるところでは、あらゆる種類の病に冒される。その一つ一つを自分自身で引き起こしているのである。このようにして、人は自分自身の運命をつくるということが、本当に言える。人のためらいや心配は自分自身のものであり、苦難は自分でつくるものである。
……こうして大計画は変質と変化を通して進行し、あらゆるものを、構想された目標に徐々に導いていく。今日、人が目を向ける所どこにでも、この出来事を目撃することができる。発作のような変化の激発が世界を飲み込む。
見守る同胞団の任務は、これらの変化を監督し、それを合法的に大計画の領域の中に収めることである。こうして覚者たちは働く──大計画を人間によって提供される可能性に関連させる。
法のもとで、人間が統合に向けて踏み出す一歩一歩がさらに次の段階へ進行する機会を提供するのである。こうして人間自身が大計画の進展を統御する。……
(『覚者は語る 第Ⅰ巻』─大計画─より)
それぞれの世紀ごとに、そして一世紀のうちの25年目ごとに、智恵の大師であるわたしたちは、それ以前に始動させた多くのプロジェクトと計画についての成功やその他を評価するために共に集うのである。このようにして、わたしたちは特定の計画がうまくいっているか、もしそうでなければ、害が及ぶ前にいかにして必要な調節と変更を行うことができるか知るのである。
(『覚者は語る 第Ⅱ巻』─人間の業績─より)
わたしの覚者たちも、各々の拠点地で仕事をしている。彼らを通して大計画は進められる。わたしの仕事は、その大計画を統合し、分裂を最小限にすることである。多くの愛されてきたものが捨て去られねばならない。古い形にしがみついていてはならない。役に立たなくなった機構を放棄し、新しい、より単純(シンプル)な世界を創造していく人間の能力に、多くのことがかかっている。これをよく記憶しておきなさい。忘れてはならない──わたしは、すべてのものを変えるためにやってくるのだということを。
(『いのちの水を運ぶ者』第74信より)
最初の本当の人類であったレムリア種族の前に二つの種族が存在しましたが、彼らはエーテル体で存在し、真に人間ではなかったのです。今、帰途の旅が始められています。ただし、その間に得てきたすべての経験と魂の融合を携えて帰るのです──これが大計画です。
ですから、われわれは、物質を霊化しているのです。超自然的に高めているのです。物質界に転生してくることによって、ロゴスの大計画に仕えているのです。魂は肉体の中に埋められることによって制限されますが、肉体の中に在ったときのすべての体験を持って、その物体を霊に還すのです。
(『世界教師(マイトレーヤ)と覚者方の降臨』)
だから、我が友よ、わたしはただ愛と信頼について語る。多くの者は、今日、これらが価値あることなのを知るが、その中心的な位置を真に認識していない。我が友よ、すべてのいのちは神の愛の上に存在可能である。この単純な真理をわたしは教える。これをあなたのものとなしなさい。これをあなたの人生の中心となし、わたしと共に前進しなさい。わたしの兄弟である覚者たちが、未来への単純な道をあなたがたに示すであろう、我々が神と呼んでいる方によって計画された未来への道を。その道はすべての人間が歩むことができる。そしてわたしという代理人を通して、神に至るのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第77信より)
民主主義だろうがなんだろうが、ただ一つの統治形態が普及すべきだということは、進化の大計画ではない。人間の必要は、イデオロギーよりもずっとリアル(現実)であり、より重要である。相違に対する寛容さは統合させ、イデオロギーは分割させる。
したがって、マイトレーヤが公に話をされるとき、多様性の中の和合が将来の調和への鍵であることを示されるだろう。すべての国家がそれぞれにユニークで神聖なる運命(さだめ)を持つことを示すであろう。マイトレーヤは、この幸いなる状態を達成するための道を示され、人間が大計画についてより賢明に理解するために彼らのハートを開くように鼓舞されるだろう。
(『覚者は語る 第Ⅱ巻』─多様性の中の和合─より)
世界のあらゆる聖典は、この進化の計画をどのように描写していますか。
クレーム:聖典はこれと関係していますが、たいていの場合(いつもそうだというわけではありませんが)人類の無学で最も単純な人々にも直接的に理解できるような方法でより顕教的に伝えられています。それらは主に大衆のための感情的なアピールです。感情的なアピールを超えた所に、覚者方によって与えられた特定のイニシエートや弟子たちのための非常に知的で霊的な教えの体系が存在し、それは彼らに大計画と、その中における彼らに可能な役割を教え、その実行への参加を呼びかけています。
(『死海文書と義の教師』「不朽の智恵の教え」より)
人々は聖典の解釈について尽きることのない議論を続けていることから考えると、明らかにもっと深いレベルには何かがあるようですが。
クレーム:聖典は、文字通りに受けとるならば、非常にしばしば一種のナンセンスを生み出します。しかし、比喩や象徴として、そのより秘教的で象徴的な意味が理解されれば、あらゆる宗教の聖典はもちろん人類にとって信頼できるものであり、私たちが神と呼ぶもの、この惑星のロゴスと彼が表現したものとの関係、人類とより低位の王国との関係を保持するものです。聖典は、それらの関係が存在し、進化の計画が存在し、それには終わりがなく、私たちがこの惑星において完全さ──ロゴスの大計画を、そのあらゆる形態と共に完全に実現すること──を創造するまで続くのだということを知らせてくれます。……
(『死海文書と義の教師』「不朽の智恵の教え」より)
あなた方は自分が出てきた本源の高みを見るとき、自分自身を吟味して、無秩序と闘争の中に頭から突っ込んだその理由を疑問視するに違いない。それは増大する物質主義に本来備わっているものであることを発見するだろう。それが、長い間、あなた方をあまりにも深く関与させてきたものであり、大計画をあなた方に忘れさせた原因であった。今再び、あなた方はこのことを認識しなければならない、そして光にのみつながる行路を取りなさい。多くのことが今、人間の正しい決断にかかっている。人間はこれほどまでに大きな危険にさらされたことはか
つてないのである。わたしたちは監視し、そして友情と救助の手を差し延べる機会を待っている──その手が温かく握られるという確信をもって。
(『覚者は語る 第Ⅰ巻』─機会と挑戦─より)
人間がすぐ上の王国、霊の王国、または魂の王国との関係を、ますます意識するようになるにつれ、すべての王国と、非常に積極的なダイナミックな関係に入るでしょう。霊の王国は、ハイアラキーにいる覚者方やイニシエートによって構成されているのです。覚者方の教えを通して、そしてシャンバラから流される大計画が人間の意識にしっかりと植え付けられることによって、人類は己の真の運命を悟るようになる。それは、人間を通して下層王国へと流れるエネルギーの大きな分類室のような働きをすることです。人間には、この惑星上の自然界の他の王国に対する大きな責任があることを悟るようになると、動物王国に対する関係に変化が起こるでしょう。
(『世界教師(マイトレーヤ)と覚者方の降臨』)
わたしの労働者(ワーカー)になりなさい、わたしの仲間になりなさい、わたしの英雄になり、大計画に奉仕しなさい。この準備の仕事のための時は短い。栄光への最初の一歩を今、踏み出しなさい。あなたの転生の目的と神の大計画とに仕えなさい。これらは同じものである。わたしの覚者たちは、苦境から抜け出す最初の歩みをあなたがたに示すだろう。愛と兄弟たちへの奉仕とを通して神性が顕されて、満ち足りた幸せのうちに、より簡素な生活を送ることができることを、あなたがたに示すだろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第16信より)