2016年7月号目次

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- 目次 -

覚者より
扉を叩く者

視点
万人のための健康と教育への資金調達
ジェフリー・D・サックス

S.O.P. (Save Our Planet) -われわれの惑星を救え!
化石燃料を地中に残す
ポルトガルは4日間連続、再生可能工ネルギーでまかなう/世界海洋の日

賢者の言葉
「愛と慈悲の行為を育てる」
ダライ・ラマ/フランシスコ教皇/編者註

マイトレーヤは門口に一選集
Maitreya at the door - a compilation

時代の徴
徴が世界中にあふれるだろう
一人二役

民衆の声
抗議活動がモンサント社の(ライセンス更新手続き)停止に成功
「夜、立ち上がれ」抗議運動は続く/環太平洋経済連携協定(TPP)に対する米国内の盛り上がる反対/
反民主主義政策に抗議するポーランド人

世界情勢
パレスチナのスケートボード大使
難民に関する調査

編集長への手紙
グループ体験  他

読者質問欄
回答ベンジャミン・クレーム

扉を叩く者

――覚者より

ベンジャミン・クレーム筆記

折々、国の歴史の中で、深い内省が行われなければならない時期が来る。憲法(書かれたもの、書かれていないもの)の中に祭り上げられた理想を、実際の業績の中で再検討し、その達成を評価しなければならない。これが正直に偏見なしにおこなわれるとき、新しい冷静な現実感が現在の自賛に取って代わるだろう。多くの国々のリーダーは自賛に耽ることによって、国民の生活を握るよろよろした力を維持しようと望む。彼らの時代はほとんど終わっている。
間もなく起こる出来事が政府の力を再分配し、国民を解放するだろう。今日の見せかけの民主主義は本当の参加に道を開け、人間の長い間の正義と自由への希求に新しい一章を開くだろう。
これらの言葉が書き記されている間にも、ある計画が始動しはじめており、それがこの過程を速め、何百万の人間の、痛みで破壊された心(ハート)に歓びをもたらすだろう。彼らは忍耐強く待つ──期待することのない貧しい者たち、乾ききった無情な砂漠の中に牛のように群れをなす者たち、世界の誇り高い都市の中で住処なく職のない者たち、高原のやせた岩土を耕す者たち──彼らは救出を待つ。そしてそれは今、扉を叩く。
もうすぐ彼らは救助してくれるお方を見るだろう。多くの者はすでに見たのである。そしてその方のお願いを再び見るために生きる。この時を汚している戦場の中で、この方はすべての者に平等に恩寵を持って現れる。間もなく、この方が巧みにつくられた多くの奇跡によって、至るところにいる男女の心(ハート)がこの方を慕うだろう。癒しの水は一つずつ発見されるだろう。そして人間の宮殿の大浄化が始まるだろう。
何事もまったく同じ方法で二度起こることはないことを歴吏が教える。時と進化が出来事の再生を確実にする。救い主が過去の方法で現れるのを待つ者は空しく待つだろう。新しい時代は新しい方法を要求し、新しい問題は新しい解決法を要求する。
このようにして、マイトレーヤは現在の状況に、すべての人間を取り囲む問題──飢えや争い、惑星の平衡、分かち合いと正義、平和と戦争の道程──に対処する。彼が人類を助けるために来られることは疑いないが、主に教えに来られるのである。であるから、彼の教えをよく聞きなさい。なぜなら、それにはいのちの本質が含まれているのだから。そしてその導きとインスピレーション(鼓舞)によって、あなた方はあの星々にたどり着くのである。「未来は何をもたらすのだろうか」と問われたら、こう答えなさい──輝ける星が天空におけるその正当なる位置を放棄して、われわれの中を歩くことを選ばれた、そして地球上でまだ見られたことのない贈り物を携えて来られるのだ、と。その方の名をマイトレーヤという。この「幸いなるお方」は、人間に彼らがなることのできるところのものについての方法を教えるだろう。人間に神のハートヘの秘密の入口を示して、その中に案内してくれるだろう。人間と天使と共に歩いて、これらの二つを関係づけるだろう。模範と教えによって、自己救済への道を示されるだろう。世界を再生し、活気づけるだろう。この方が扉を叩く音に耳を傾けなさい。
(1993年1月)

マイトレーヤは門口に──選集

Maitreya at the door ─a compilation

「マイトレーヤは門口に」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』と『シェア・インターナショナル』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

多くの者がわたしに従い、わたしを案内人として見るであろう。多くの者はわたしを知らないであろう。わたしはすべての者の生活の中に入り、彼らを通してその人生を変えることを願う。もうすぐわたしを見る用意をしておきなさい。わたしの言を聞き、わたしの思いに従い、わたしの嘆願に心を留める用意をしておきなさい。
わたしは門口に立つ見知らぬ者なり、扉をたたく者なり、いつまでも立ち去らぬ者なり。わたしはあなたがたの友である。わたしはあなたがたの希望である。わたしはあなたがたの楯である。わたしはあなたがたの愛である。わたしはすべてである。
(『いのちの水を運ぶ者』第10信、p.46~47)

マイトレーヤの足は門口にある。彼の手は扉を叩く用意をしている。彼を見逃さないように、注意深く耳を傾けなさい。マイトレーヤは、法を履行するために、大計画に仕えるために、人類に教えるために、彼の弟たち(覚者たち)を彼らの運命られた未来に導くために、やって来られる。マイトレーヤは彼がずっと昔に人間に約束されたことが起こるのを見届けるために、彼の愛によって人間を解放し、彼らの神性に目覚めさせるために、やって来られる。
(『覚者は語る』―マイトレーヤは出現を早める―p.588)

間近にあるこの時を楽しみにしていなさい。マイトレーヤは出現の門口に立って、分離と貪欲にまさに戦いを挑もうとしている。正義と自由、和解と平和を呼びかける彼の召集に馳せ参じなさい。そしてあなたのすべてを人類種族の奉仕に提供しなさい。これは今までに決してなかった時である。このような時は決して繰り返されることはないだろう。あなた方の心(ハート)の中を深く見つめなさい。そして選択をしなさい。光と愛に浴する未来か──あるいはあなたの運命の否認か。
マイトレーヤは、変化への時は熟していることを知っている。人類はテストを受ける準備ができていることを知っている。彼はまさに出現して、ご自分の任務を始めようとしておられる。
(『覚者は語る』―マイトレーヤへの反応―p.475)

私はもう30年間も、マイトレーヤは“間もなく”出現すると告げられてきましたが、それは覚者方の時間の基準によるものでした。彼らは2,000年周期で働かれるので、数年は覚者方にとっては日曜の午後のようなものにすぎません。マイトレーヤの出現は特定の法に基づいており、とりわけ私たちの自由意志を支配する法に基づいています。過去26年間のいつでも、彼は人類によって呼び出されることが可能でした。彼が前面に出て来ることを可能にする幾つかの行動を人類が起こせばよかったのです。
(『光の勢力は集合する』p.133)

我が友よ、今や、わたしは非常に速く出現しつつあるので、あなたがたがわたしの顔を見るまでの時間は、残り少ない。あなたがたがわたしを見るとき、昔の兄が、マイトレーヤ自身が、あなたがたの中に居ることを知るであろう。わたしのために、そして大計画のために働くことを、あなたがたに呼びかける。あなたがたを、我が友よ、頼りにすることができるのをわたしは知っている。
(『いのちの水を運ぶ者』第91信、p.268~269)

マイトレーヤは扉を音高く叩く。その扉はまもなく開き、愛の主は騒々しい争いのなかに踏み入るであろう。人々がこの方をみるとき、彼のことばの簡潔さに、しかもまたその明快さに驚嘆するだろう。彼の智恵は人々を困惑させると同時に喜ばせ、彼に従いそして世界を再建する用意のある者たちを彼のもとに引き付けるだろう。
(『シェア・インターナショナル』2007年6月号、「覚者より」─変革)

ずいぶん前に、アグニヨガの教えの最初の本で、マイトレーヤはこう述べました。「人間の手によって、人間の足によって、新しい時代は築かれねばならない」。一つ一つの石が、一つ一つの煉瓦が、一歩一歩が、人間自身によって作られねばなりません。しかしそれは覚者方が世界に戻って来なければ起こらないでしょう。マイトレーヤが御自身を公に示すのみならず、分かち合いと正義と平和につながる条件を創造するために人類を鼓舞することが可能にならなければ、それは起こらないでしょう。それをできるだけ早く起こすためには肉体のすべての筋肉を整え、すべての神経を研ぎ澄ますことが要求されます。
マイトレーヤは予定よりも早く出て来られます。株式市場の崩壊を待っていません。崩壊が明日にでも起こって、彼がそれに合わせて出て来られればよいと私は思いますが、しかし彼はそれを待ちません。世界における問題、特に人間がつくり出した生態系の不均衡があまりにも大きいのです。
(『協力の術』p.296~297)

もはや人は傍らに立って、出来事がしばしば悲劇的なコースをたどるままに任せていてはならない。いまこそ和合といのちのために、良識と平和のために誇らかに立つ時である。マイトレーヤは途上にあり、あなた方の選択を、彼の嘆願に対するあなた方の答えを要求するだろう。
あなたはまさにそのような時のためにここにいることを知りなさい。そして今日のあなたの決断の力を疑ってはならない。正義と平和を求めるあなたの選択を知らせて、マイトレーヤが頼ることのできる者たちの隊列に加わりなさい。
今日、多くの人々が何か容易ならざることがまさに起ころうとしていることを感じている。その性質を知らずに、しばしばその前兆を恐れる。彼らは、たとえその名前を知らなくても、マイトレーヤのエネルギーに反応する。間もなく、非常に間もなく、彼らはマイトレーヤを見るだろう。各人が自分の選択をすることができ、しなければならない──疑い、拒絶し、限りなく苦しむか、あるいは未来を再創造して真理の領域に入るか、を。
(『覚者は語る』―真理の領域―p.424)

あなたがたが、わたしを見る時までの時間は非常に残り少ない。この短い時間を最も有効に使い、わたしの道を整え、あなたが出会うすべての者たちにわたしの送る真理の言を教えなさい。わたしの帰還が世界にもたらす光と約束の道程に、彼らをも導いてあげなさい。完全なる視界の中にわたしが出現する時が差し迫っている。目覚めて待ちなさい、眠っていてはいけない。
(『いのちの水を運ぶ者』第65信、p.191)

成すべきことはたくさんある、なぜなら世界全体がその変容を待っているのだから。たくさんの手が必要とされる、なぜなら変化はすべての人間に関わるから。マイトレーヤが現代の人間の舞台に公に入られるとき、彼は喜んで手を貸す助力者の軍勢を傍らに招くだろう。
マイトレーヤの御顔が見られ、彼の臨在が知られ、彼の勧告に注意深く耳が傾けられるようになるまでの時間は今や本当に短い。マイトレーヤの助言は現在の病の全領域を網羅し、それらの緩和と治癒の方法を指し示すだろう。
(『覚者は語る』―神への道―p.369)

私たちの仕事は、マイトレーヤが(人類の自由意志を侵すことなしに)前面に出てきて、少なくとも大多数の認容が存在する舞台で公に自らを宣言することを可能にする希望と期待の風潮をつくることです。何百万という人々がこの話を耳にしました。もちろん、彼らのすべてがそれを信じているわけではありません。しかし何万人、あるいは何十万人がある程度信じているのです。その可能性に対しては心を開いているのです。これはとても良いことです。そして──どのくらいいるのか私は知りませんが──何千何百人もの人々が本当に身を挺してこの仕事のために積極的に活動しています。そのような人々、つまり私たちの仕事はマイトレーヤの出現の可能性に対して人類の心を一層開かせることです。そうすることで、彼が公に出てくるのを可能にする開かれた窓をつくる助けとなるのです。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅲ巻』p.561~562)

あなたがたが、わたしの姿を完全な視界のうちに見るのも、そんなに長い先のことではない。人類は、もうすぐわたしを見るであろう。そして、もしわたしに従いてくるならば、彼らを待っているあの未来へ、真理と和と愛の光にあふれる未来へ、連れていこう。
我が友よ、わたしを援けて、準備の労苦を分かち合ってほしい。もしも、わたしがここに居る事実を受け入れることができるならば、聞く耳を持つすべてに、このことを告げなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第6信、p.34~35)

マイトレーヤご自身が門口に立たれ、扉を叩くために手を掲げておられる。認知されるのを待っている間に、彼の臨在を表す徴は急速に増加している。マイトレーヤをあなたの心(ハート)に喜んで迎え入れて、彼が世界に入るのを容易にしなさい。彼に、あなたを通して働きかけさせなさい。あなたの兄弟姉妹もまた、この大いなるニュースを知る価値があることを覚えておきなさい。そして彼らを闇の中に放置しないようにしなさい。
(『覚者は語る』―マイトレーヤは門口に―p.585)

私の仕事の性質上、私は、人間の反応と希望と期待を高めるような最も希望的画面を描きがちですが。彼の問題は、私が想像するよりもずっと大きいのかもしれませんが、世界への宣言が遅れることが我々の反応の速度に影響するとは思いません。マイトレーヤ御自身が言っています。「すべてが失敗すれば、機は熟しているのだが、わたしを迎える心の準備のできていない世界に顕れることになるだろう。わたしがあなた方の中に居ることを、まだ知らない世界に。しかし期待される者としてあなたがたの前に現れることの方がどれだけ良いことか」。ですから、マイトレーヤは、人類は用意があることを知っておられます。
(『マイトレーヤの使命 第Ⅰ巻』p.33)

もうすぐわたしを見る覚悟をしなさい。わたしを認知し、信頼し、わたしを愛し、わたしと共に働く用意をしなさい。わたしはあなたがたの存在の本源へ、あなたがたの本質に至る道を、教えるためにやってきたのである。あなたがたがわたしを識るとき、わたしはいつもあなたがたの心の裡に存在していたことを識るであろう。長い間あなたがたは、わたしの呼びかけを聞いていた、そしてその呼びかけに応えてあなたがたはここに居るのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第104信、p.311~312)

非常に多くの人々は自分たちが大切にするものすべての終わりを感じ、恐れる。さらに多くの人々は新しい人生の可能性に希望を抱いて待っており、より公正な世界における新しい自由を切に待望する。変化、すなわち新しいものの先触れはすべての人間の扉を強く叩き、そして人間が現在、恥を感じているものよりもずっと良い律法を知り、新しい世界を建設するために用意を整えることを、彼らに呼びかける。各人が自分なりの方法でその呼びかけに応える──地位や所有物や誇りを失うことを渋りそして恐れながら、あるいはこれまでの限界や分割に終わりがくることを歓迎しながら。
マイトレーヤは、出現の用意ができている。彼の公の出現のみで、変化の雪崩れを引き起こすだろう。勢いをつけながら、現代生活の風景を変容させるだろう。
(『覚者は語る』―変化の中にある世界―p.373)

世界はマイトレーヤのテレビでの発言の影響で変わりました。彼は何百万もの人々に語っています。彼は途方もない影響を与えています。それを認識している人はほとんどいませんが、これは真実です。それは起こっています。そして世界は変わっています。世界は同じではありません。それは毎日変化しており、マイトレーヤは変化に注目しているだけではなく、変化に調子を合わせ、それによって彼が以前に考えていたよりも早く現れることが可能になったのです。
(『シェア・インターナショナル』2015年1月号、p.14
2014年ヨーロッパ研修会──質疑応答)

わたしの計画は進み、まもなく、完全な肉体的事実として、あなたがたはわたしを知り、信頼して、わたしに従いてくるであろう。わたしの言が、耳に聞き覚えのあるものであっても驚くことはない。以前に何度もあなたがたは愛の必要を聞いた。にもかかわらず、今日多くの者がこの聖なる神の様相の恩恵を受け得ず、何百万という数の人間が死んでいく。だから、我が友よ、わたしの言は、再び、あなたがたの耳に響くだろう。「あなたの兄弟を愛しなさい。彼らの窮乏に心を留めなさい。あなたが豊かに持つものを与えなさい、そして世界に喜びを復興しなさい」
(『いのちの水を運ぶ者』第52信、p.157~158)

マイトレーヤが提供するリーダーシップは人類を失望させないだろう。彼はすべての者の希望と志向を高め、そして人々の持つ最高のものを解き放たせるだろう──たとえそれが今は隠され、恐怖心と無知のためにその存在が表現されていなくても。彼は人間の恐怖を征服し、そして本当にひとつの新しい人類を確立するだろう。……
マイトレーヤは今まさに自由と正義と平和につながる扉を強くノックしようとしている。よく耳を傾け、彼のノックを認知しなさい。そして彼の先導のもとで、大胆にそして賢明に行動する覚悟をしなさい。
(『覚者は語る』―新しいミレニアムが始まる―p.515~516)

世界にわたしが姿を現す日が間近いことを知らせるために、わたしはここに居る。もうすぐ、全世界がわたしを見、わたしを知り、わたしを兄弟と呼ぶであろう。本当にわたしはあなたがたの兄弟である。あなたがたの裡なる神の存在の真理を宣言し、あなたがたの歩みを未来へと導き、神の愛と意志とをあなたがたに解き放つために、戻ってきた兄弟である。
(『いのちの水を運ぶ者』第138信、p.415)

もうすぐ世界中の男女は、主キリストを、マイトレーヤ如来を見、その声を聞くためにラジオやテレビの周りに集うだろう。その言葉は沈黙のうちに一人ひとりの心の裡へ、それぞれの母国語で伝えられていくのを体験するであろう。この体験によって、人はこの方こそ真のキリストであり如来であり世界教師であることを知る。そしてこれによって2,000年前のペンテコスタの出来事が、世界的な規模で繰り返されるのを知る。やがてこの出来事を記念して、ペンテコスタが新しい世界宗教の大きな祝祭日になるだろう。……
マイトレーヤとその弟子である覚者方は、理性の時代、同胞愛の時代、愛の時代の幕開けをなさり、人間が、唯一の聖なる大生命の欠くべからざる一部であることを、はっきりと自覚できるように導いていかれるのである。
(『世界教師と覚者方の降臨』p.50~51)

わたしの計画は、直ちに出現し、すべての人間が理解できる言葉で、人々に平易に語りかけることである。兄弟として、彼らに語りかけ、彼らの歩みを神の方向へ導く。
神は多くの名前で知られている。わたしは神を愛と呼ぶ、また正義とも呼ぶ。愛と正義はどちらも我々の生活の礎である。わたしを探し求め、昔の兄を知りなさい。わたしのメッセージに耳を傾けなさい、我が友よ、そして共に喜びのうちにこの世を変えていこう。
(『いのちの水を運ぶ者』第38信、p.123)

一日一日と過ぎるごとに、マイトレーヤが全世界に公に出現される大宣言の日が、近づいてくる。そのうれしい日に、あらゆる地に住む男女の分かち合う歓びが、現在の不安と恐怖に曇った状況を変容させるだろう。
現在の混乱と脅威は、過去の悪を正し、諸国家の間に正義を創り、古い論争を解決し、国際法規を支持するための新しい平和的な協力の時代の前奏曲にすぎない。
人々は将来、この時を振り返って見るとき、それが最も輝かしい夜明けの前の暗い夜であったことを知るだろう。そしてこの波乱の多い時期に生きてきたことを喜ぶだろう。
世界は偉大なる教師を待つ。その教師は、出現して、すべての者の完全な視野の中で教え、奉仕する機会を待っておられる。
(『覚者は語る』―夜明け前の暗闇―p.287~288)

もうすぐあなたがたはわたしを見るであろう。だから、今なすべき行動は一つしかない。あなたがたの意志と心のすべての力を動員して、わたしの降臨の事実を知らせなさい。我が友よ、あなたがたは、人の子が再び地上を歩いていることを信じる、と伝えなさい。神の法の伝達者があなたがたの中に居り、真理の光が人の心を新たに招き、新しい時代への移行は想像されたよりもずっと順調に行われる。わたしの法は栄え、わたしの出現は進んでいる。これらのことを、あなたがたは信じるのだと、人々に伝えなさい。我が友よ、あなたの兄弟たちにこの真理を伝えて、彼らをあなたの喜びの中に入れてあげなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第131信、p.395~396)

われわれが世界の資源を公平に分かち合うとき、瞬く間に戦争やテロは過去のものとなり、信頼の状況が生まれるだろう。信頼があるとき、人類は共に座して、あらゆる問題に対する答えを徹底的に検討することができるようになる。
マイトレーヤはこのようなことを、より雄弁に、しかもより単純に語るだろう。そのような方を探しなさい。そしてもし彼が真実を語っていると思うならば、彼に従い、先頭に立って自分を変え、犠牲を行う者になりなさい。
十分に大勢の人々が、マイトレーヤにではなく、マイトレーヤの考え方に、アイディアに、助言に従うとき、彼は全世界に向けて話をするだろう──その日を「大宣言の日」と呼ぶ。
(『人類の目覚め』p.13~14)

グループ体験

編集長殿
2016年春にドイツで、私は講演者として瞑想と気付きについての会議に参加しました。私の話題は瞑想研究と、幼稚園や学校、大学での瞑想の活用でした。300人以上が集まり、そのほとんどが教育の分野で働いている人々が講演に来ました。私の講演の途中で、思いやりの瞑想について実演しました。人々が皆目を閉じていました。瞑想の間聴衆を導いていた時、会場内の強力なエネルギーに気づきました。瞑想後、人々は瞑想が大変効果的だと言いました。一人の女性は後日になって、瞑想の最中に自然と涙が流れたと言っていました。
今私は不思議に思うのです。直接再臨について語っていなかったにもかかわらず、おそらくマイトレーヤか覚者方のエネルギーが、この思いやりの瞑想の間に流れていたのでしょうか。
匿名希望
【ベンジャミン・クレームの師は、そのエネルギーがイエス覚者から送られたことを確認した】

光の出現

編集長殿
2016年5月28日はどんよりとした曇りの日で、私が瞑想をしていた時、突然まるで頭上の屋根が開け放たれたように感じ、強烈な陽の光が注ぎ込んできたのです。目を閉じていたのに、それが見えていました。あまりに明るい光だったので、日光が分厚い雲を突き破って差し込んだのか、目を開けてみましたが、そうではありませんでした。目を閉じると、再び同じことが起こり、さらに何度か続いて起こりました。あまりにはっきりとしたことだったのでお尋ねしたいと思います。それは想像にすぎませんでしたか。その光は魂からのものでしたか。
匿名希望
【ベンジャミン・クレームの師は、それが想像ではなく、覚者方の一人によって意図的に与えられた体験であったことを確認した】

先見の明

編集長殿
仙台での石川道子氏講演会の数日前に、郵便受けにあった私たちのチラシを見つけた女性から、電話がかかりました。その方の名前もみち子さんで、みち(名前の前部分)は同じ歩く「道」という字です。その女性はとても元気でパワフルな人で、東北弁の訛りのある大きな声で話をしました。
彼女は私に、チラシがあまりにも難しく、分かりにくくて理解できなかったので、どのような講演をするのか尋ねてきました。私は現在の困難な社会情勢と、私たちを導く偉大な教師の到来について説明しようとしました。その女性はしばらく話を聞いていましたが、さっと話題を切り替えて、自分のことについて話し始めたのです。その女性は、私たちというのは、私たちのこの体が神の宿るところだから、皆が愛と感謝を持って生きるべきだと言っていました。
そして石川さんがいくつなのか尋ねてきたので、答えると彼女は驚き、「難しくて込み入ったことを話す若い人だと思ったが。若くて、きれいで、前向きな人だ。自分は70だけど、青春だ」と言っていました。その女性から石川さんに、まだまだ青春だから、長生きするように伝えて欲しいと頼まれました。
その女性から私の名前と年を尋ねられました。彼女の夫は彼女が55歳の時に亡くなり、それからは、自分の人生だと思って自分らしく生きていると言いました。彼女から「M(私の名前)は良い名前だし、あなたも素晴らしい人だ」と言われました。彼女は私に素晴らしいボランティアの仕事を続けるように励ましてくれました。最後に彼女がまるで予言でもするように、「(講演会の日を指して)きっと良い日になりますよ」と言ってくれました。
私たちは20分間話をして、会話の間、心の中にこみ上げるものを感じていました。東北地方のどこにでもいる田舎の年配の女性が、自分のことについて話しているのに、私や石川道子さんのことをとても良く知っているという感じがして、私に励ましと講演会の日への祝福を伝えてくれたようでした。彼女の声がまだ私の耳に残り、彼女を思い出すと胸がいっぱいになるのです。
講演会当日は本当に良い日になりました! この女性は特別な方だったのでしょうか。
ありがとうございます。
M.M.
日本、宮城県
【ベンジャミン・クレームの師は、その女性がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】

読者質問

Q デモや「人民の力」は重要ですか。

A それは重要であるだけでなく必要不可欠です。人類が目覚め、自らの発展と未来に対する責任を担うべき時が来ています。人類は目覚めつつあります。人類が一体性の感覚を持つや否や、そしてそれは世界中で増大しつつありますが、意識の大きな跳躍が起こるでしょう。それは意識の問題です。私たちは潜在的な神々ですが、それを知りません。神性以外のものは存在しません。しかし、その神性は神の計画に沿った仕組みを必要としています。私たちが現在その中で生きている経済、政治、社会、教育の仕組みは、私たちの裡なる神性と進歩に反するものです。マイトレーヤと覚者方が世界に存在することによって、私たちは意識の発達における大きな前進を果たすでしょう。

Q イニシエートのリストの中で、各人のその生涯における霊的達成の度合いが示されており、それは0よりも大きな数字です。私の理解では、0から1の間の数は「見習い」のレベル、第1イニシエーションの前の段階です。ジュワル・クール覚者によれば、第1イニシエーションの前に幾つかのレベルがあり、それには「見習いの道」と「弟子道」が含まれます。これらの達成レベルに対応する数字は何ですか。例えば、0.6はその人が見習いの道にあることを意味するのか、または弟子道にあることを意味するのですか。霊的達成の観点から、0と1の間の様々な数は何を意味するのか教えていただけますか。

A それを言うことは不可能です――それは個人的な問題であり、多くの要因によっています。


Q 2016年4月26日、私は伝導瞑想の最中に足に強い感覚を覚えました。この感覚は何だったのですか。

A それはエネルギーの影響でした。

Q あなたの師が最新の記事を寄稿してからしばらく経ちます。これには理由があるのですか。とりわけ私たちがそれを最も必要としているときに? あなたのお仕事に感謝しています。

A 私たちはとても幸運にもわたしの師である覚者から長年にわたり記事を受け取ってきました。シェア・インターナショナル誌で説明されているように、これらのメッセージはすべての時期のために与えられたものであり、一時期のためのものではありません。ですから毎月掲載し続ける必要はありません。マイトレーヤご自身が最近この雑誌のために重要なメッセージを与えられたことを心に留めてください(2016年5月号)。

Q すべてのUFO(その乗組員)は高度に進化しているのですか。

A 現時点ですべてのUFOと、この惑星における霊的使命に参加することを許された人々は高度に進化した人々です。彼らが金星人であれば、彼らは神々のような存在です。火星からの人々であれば、神々のような人々と、非常に進化した人々です。いずれにせよ彼らは、皆この惑星と太陽系全体に仕える偉大な愛と志向に満たされています。彼らは私たちの姉妹惑星からの兄弟姉妹です。

Q 私たちはどうやって分かち合うのですか。

A たくさんの方法があります。世界には14名の覚者方がおられます。彼らは長年おられ、弟子たちをお持ちです。世界にいる男女で、彼らを通して覚者方は様々な内的に関連する計画を実行します。その計画は世界資源の分かち合いと共に行うもので、それを計画する正しいやり方を見いだすことに関わっています。分かち合いは実際にはそんなに難しくはなく、配分と再配分の問題です。
1977年の出現のあと最初にマイトレーヤが取られた政治的行動は、元ドイツ首相ウィリー・ブラント氏にアプローチして、委員会をつくるよう要請することでした。それはブラント委員会として知られるようになりました。ウィリー・ブラントは第三段階のイニシエートであり、彼は世界の様々な国から、世界経済に関するあらゆる政治的見解を代表する約40名の男女を集合させました。彼らは極左から極右まであらゆる政治的立場にありました。彼らはこれらすべての様々な意見やアプローチをもって共に働き、次第に結論に達しました。それはメキシコのカンクン会議で発表されました。誰もが同意し、ひとつの固まった結論に達しました。世界資源の配分を扱う唯一の方法が存在し、それは分かち合いであるということです。食料と資源の配分の手段として分かち合いが名づけられたのはそれが初めてでした。それまでは誰もそれを思いつきませんでした。しかし、彼らはその結論に達したのです。地球を救う唯一の方法として過半数が決定したのです。彼らはその成果を『北と南:生存のための戦略』として出版しました。すべての政府がカンクンで会合し、それについて語り、開発途上国の国々は皆そのアイディアを受け入れることに好意的でした。二つの国が反対しました――アメリカとイギリスです。そして二つの強国がそれに反対したため、カンクン会議を救うことはできず、すべては自然死しました。
覚者方によって最良の方法と考えられている方法は単純であり、美しく効果的です――各国の余剰資源を共通のプールに蓄え、そこから各国が必要に応じて引き出すというものです。
これが覚者方によって示唆される方法であり、最も可能な方法です。もちろん、これは理想ですが、理想に向けてこの制度の多くの変化や度合いはあり得るでしょう。

Q 大宣言の日にマイトレーヤが話している間、大半の人々が自分の魂を感じるのですか。

A 大半の人々が彼ら自身の魂を感じるでしょう――たとえそれが彼らの人生で初めてのことであっても。それは人類の途方もない体験となるでしょう。彼らは小さな子供のように感じるでしょう。ハートからこれらの素晴らしい言葉に耳を傾け、彼らが忘れていた生命の質を体験し、彼らが信頼と愛と幸福に満ちていた素朴な子供の頃にさかのぼるでしょう。

2016年6月号目次

sj201606hyousi001sj201606ura001

-覚者より-
マイトレーヤのお導き
ベンジャミン・クレーム筆記 2005年9月

視点
人類を選びなさい、不可能な選択を可能にしなさい!
エルベ・フェルフーセル

環境活動家たちにゴールドマン環境賞が贈られる

助けは身近にある一選集
Help is at hand-a compllation

世界情勢
過半数の人々が自分たちを世界市民だと考えている
バングラデシュの若者の報道機関/血液がんに対する驚異的な治療成果/日本の神官たちが気候を
700年間記録し続ける

なぜわれわれは政府の弾圧に対抗して団結する必要があるのか
ダニー・スリスカンダラヤ

時代の徴
溢れる徴

S.O.P. (Save Our Planet) -われわれの惑星を救え!
アース・デー
ブレイク・フリー2016/フィリピンで拒絶された石炭プロジェクト

民衆の声
民衆の力がEU・アメリカ間の貿易協定を頓挫(とんざ)させる

覚者の言葉
「耐え難い非人道」:難民への敵意に対するシェイクスピアの言葉

編集長への手紙
もう一頑張り 他

読者質問欄
回答ベンジャミン・クレーム

マイトレーヤのお導き

―覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記 2005年9月

政治家や指導者たちは、どのように試みようとも、さまざまな出来事をコントロールし、彼らの‘国家という船’を水平に保たせておくことがますます困難になることを知るだろう。彼らの熟練の技にもかかわらず、それはあたかも何か目に見えない手に導かれているかのように、抑えがきかずにひとりでに疾走することを知るだろう。その見えざる手とは、もちろん変化の論理である。彼らが用いるルールや方法は過去のものであり、今日の問題や必要にほとんど適応しないということを、彼らは理解しない。彼らは会合し、これらの問題を討議するが、常に実際行動から尻込みする――行動のみが問題を解決するのだが。その間に、民衆はさまざまに苦しんでおり、彼らの貧苦を緩和するための思慮と洞察を待つ。彼らは心(ハート)のうちで、救いが可能なことを知っている。そのような貧苦から解放される権利を持つことを知るのだが、それを可能にさせる制度も力もまだ持たない。人々は永久に待ってはいないだろう。すでに、世界中に衝突と苛立ちのしるしが現われており、指導者たちに彼らの必要と苦悩に対処するよう迫る。指導者たち、ビジョンを持たない男たちは、公正さと正義への増大する要求を停止させるための約束や弁解を探す。それは無駄である。世界の民衆は、自由、正義、平和についてのビジョンをつかまえた、そしてそれを放さないだろう。指導者たちではなく、彼ら民衆が未来の輪郭を描き、彼らの必要にあわせてそれを形作るだろう。そのようになるだろう。世界にあるこの新しいフォース――民衆の声――は急速にその力と結合力を増しており、今後の世界の出来事に主要な役割を果たすだろう。マイトレーヤは民衆の声の力と影響を増大させて、そのコースの舵を取る機会を待っておられる。そのコースを形成する要素は多く、それらの目標は本質的に異なる。だからその道を見失い力を放散させないように、その導きは賢明でなければならない。であるから、民衆の要求は単一かつ単純でなければならない。彼らの問題は多くそして多様である、しかし彼らの必要は万民共通である――正義と自由を通しての平和はすべての人間の必要である。分かち合いが信頼の創造にとってのカギであることをマイトレーヤは勧告なされるだろう。信頼がなければ何もできない。分かち合って、ありがたい信頼を築きなさい、そして正義と平和のしあわせを知りなさい、とマイトレーヤは世界に告げられるだろう。それ以外の方法は彼らが心(ハート)のうちで切望する平和をもたらさないということを、マイトレーヤは厳粛に諸国家に気付かせるだろう。そのようになるだろう。そのようにして、民衆は分かち合いを、したがって平和を呼びかけるだろう。新しい、強力な世界の世論がその力をはっきりと顕示し、今日の権力者の操作や策略を時代遅れのものにするだろう。そのとき、マイトレーヤはすべての人間に御自身を公に宣言されるだろう。そして来るべき(アクエリアスの)時代全期間を通じて、人類への奉仕に御自身を捧げられるだろう。(2005年9月)

助けは身近にある──選集

Help is at hand ──a compilation

「助けは身近にある」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』と『シェア・インターナショナル』)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

わたしたちを、あなた方を助けたいと思っている兄たちとして考えなさい。未来への案内人として見なしなさい。なぜならわたしたちはその道をよく知る者であるから。わたしたち同胞団(ブラザーフッド)が背後にいるので、あなた方は失敗することはあり得ない。わたしたちのインスピレーション(鼓舞)はあなた方のものである。そしてその力の源から、あなた方の夢をかなえる知識と力(パワー)が流れ出る。
(『覚者は語る』―覚者たちは落胆していない―p.63)

御父とわたしの一体性を、あなたがたに伝えさせてください。御父の特性をあなたがたに明かし、御父の足下にあなたがたを導かせてください。わたしの道が、単純なる愛の道が、あなたがたを御父の腕の中に連れていく。我が友よ、神の特性について知るべきことがまだまだたくさんある。あなたがたが知っているのは、ほんの小さな一片に過ぎない。わたしの助けで、あなたがたすべてをその裡に宿しておられるあの実在の栄光を識ることになるだろう、あなたがたはその実在の一つの反映なのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第139信、p.419~420)

マイトレーヤは人類を愛しているからやって来られるのです。これが再臨の根本的な理由です。それが神の意志であるから、そしてマイトレーヤが人類を愛するからなのです。マイトレーヤは、人類が助けを求める叫びに応えられたのです。戦争中もその後も、そしていまだに盛り上がっている、助けを呼ぶ声に応えられたのです。しかも、このお方は、非常に素朴な男としてやって来られたのです。しかし、彼はキリストなので、われわれの小さな困難などすべてを見通され、それにもかかわらずわれわれを愛するのです。
(『世界教師と覚者方の降臨』p.185~186)

人類はその長い歴史の中で、道に迷ったときが幾度もあったが、今ほど大きく運命られた道から逸れたことはかつてなかった。今ほど人類が救助を必要としたことはかつてなかった。そして今まで、その助けがこれほどまでに入手可能であったときはかつてなかった。長い長い間、人類に与えられる援助の程度は法によって制約されてきた。人間の自由意志は神聖であり、侵されてはならないものである。今日、数え切れない何世紀もの間で初めて、かつてないほどに多くの援助が自由に提供され得るのである。今日、人類の必要と絶望感が最大のときに、彼らの兄たちの豊かな援助の手が開かれ、そして彼らが切望する援助を提供する。要求されることは人間自身からの要請のみである。必要とされることは同胞団の助言と智恵を喜んで受け入れて、方向を変える用意ができていることである。
(『シェア・インターナショナル』2004年7月号、
「覚者より」─教える者たちと教えられる者たち─)

世界中のもろもろの民は、わたしを呼び、わたしの帰還を請い願っている。わたしは彼らの嘆願に応える。さらに多くの者は飢え、無意味に消えていく──世界の倉庫の中では腐敗しているその食物を欠くために。また別の意味でわたしの助けを必要とする者も多い──教師として、守護者として、友として、案内人として。これらすべてを総合する者として、わたしはやってくる。
(『いのちの水を運ぶ者』第2信 p.24)

人類が助けを求める叫びを──より多くの光を、より多くの情報を、テクノロジーを、より一層の認識を、一言で言えば、人間自身の特性と目的を求める叫びを──発するや否や、それは与えられます。その叫びはハイアラキーによって聞かれ、そして言が鳴り響きます。「門を開けよ」──光と知識とインスピレーションとガイダンス(導き)の水門を開けよと。叫びに応えて、それらすべてが覚者方から注がれます。それが1875年に『秘密の教義』と『暴かれたイシス』の出版で起こったところのことです。それが大戦前に、アグニ・ヨガの教えとアリス・ベイリーの教えを通して起こったところのことです。新しい光と知識と認識が、それを吸収し、反応し、そして大計画に仕えるためにそれについて何かをなす用意のある者たちの探究心に富むマインドのために、提供されたのです。
(『大いなる接近』p.348)

人間は、すべての人間は、潜在的に神であり、彼らすべてが栄える条件をぜひともつくらなければならない。これをなすために、あなた方がその方向へ最初の小さなステップを踏み出すとき、わたしたちは喜んであなた方を助けるだろう。その最初のステップは難しくもないし、危険をはらむことでもない。失うものは何もなく、得るものはあなた方の神性である。その最初のステップは「分かち合い」と呼ばれる。
(『シェア・インターナショナル』2006年9月号、
「覚者より」ー助けが必要とされる─そして提供されるー)

わたしの計画は遂行されていく。わたしの心はわたしを知る者たちすべてを包み、助けを求めてくる者たちすべてを包む。いつもそのようになるだろう。兄弟姉妹たちよ、わたしの助けはいつでもあなたがたの意のままである。ただ求めればよいのである。わたしの手を取りなさい、我が友よ、あなたがたを、あの栄光の中にお連れしよう。
(『いのちの水を運ぶ者』第49信 p.149)

このようにして、マイトレーヤは現在の状況に、すべての人間を取り囲む問題──飢えや争い、惑星の平衡、分かち合いと正義、平和と戦争の道程──に対処する。彼が人類を助けるために来られることは疑いないが、主に教えに来られるのである。であるから、彼の教えをよく聞きなさい。なぜなら、それにはいのちの本質が含まれているのだから。そしてその導きとインスピレーション(鼓舞)によって、あなた方はあの星々にたどり着くのである。
(『覚者は語る』―扉を叩く者― p.343)

マイトレーヤは、助言し、指導し、教えるためにここにおられます。私たちの行動を指示したり禁止したりするためにおられるのではありません。彼は教師です。彼の直近の弟子たちである覚者方は、マイトレーヤと同じように、援助と助言を行うための高度な知識と経験をお持ちです。しかし私たちは、自分たちがしなければならないことを欲しなければなりません。
マイトレーヤは私たちの思考の全体的な方向性を示されるでしょう。つまり、人類の一体性の感覚、世界資源を分かち合うことの絶対的な必要性、国際問題解決のために戦争とテロリズムを終わらせることです。私たちがそれを理解したことを示すならば、最大限の援助と助言が与えられるでしょう。しかし私たちは、自分自身で進んで喜んで変化を起こすことを求めなければなりません。
(『人類の目覚め』p.104~105)

もしわたしを受け入れるならば、人は神の真理の中に入り、その真理の輝かしい衣の中で、あなたがたの神としての本性が明かされる。わたしは、厳粛にこれを約束する。あなたがたのためにこの仕事をなすわたしに助力してほしい、我が友よ。あなたがたの裡にすでに輝いている神の霊を顕しなさい、そして真理のうちに結ばれて、共にこの世界を創り直していこうではないか。
(『いのちの水を運ぶ者』第54信 p.162~163)

マイトレーヤはすでに世界におられますが、彼が公に出現すれば、私たちが正しい方向──すべての人の一体性、正義、自由──に向かって行うあらゆる行動は、彼の援助とエネルギーを呼び起こすでしょう。彼は私たちの行動を強力にしてくださり、変化は途方もないスピードと正しい順序で進行するでしょう。
(『人類の目覚め』p.153)

人間は恐怖を感じるとき、いつでも神や天使に助けと確証を求める。かくして、人間がますます深まる危機の直中にある今日もまた然りである。すべての側から助けを求める叫びが起こる。そしてその叫びに神の代行者たちは応える。新しい時代の建築技師であるわたしたちは、すべての人間の心(ハート)の奥深くに、より高位の助けと導きに対する確固とした信があることを知っている。それらを提供することがわたしたちの歓びであり、大昔からの義務である。……
間もなく、人間はわたしたちを大勢見るだろう、そして本来のわたしたちを知るだろう。わたしたちはあなた方の兄であり、あなた方の前に先へ進んだ者であり、あなた方の心からなる案内人であり、助力者である。あなた方のより高位の仲介者であり、あなた方のメントール(賢明な顧問)であり、教師である。あなた方のミューズ(守護神)であり、鼓舞者である。あなた方の忠実なる下僕であり、永遠の愛人である。わたしたちは援助を求める呼びかけに応えて、あなた方の領域に入って行く。
(『覚者は語る』
―覚者たちは人間の領域に入っていく― p.417)

わたしに手伝わせてください。道を示させてください──誰も窮乏することのない、より簡素な生活に至る道を。そこでは、同じ日が二度と繰り返されることなく、同胞愛の喜びがすべての人間を通して顕されるのである。
(『いのちの水を運ぶ者』第3信 p.28)

あなた方の生活の骨組みをつくり直すのに、新しい材料と新しい手腕が必要だろう。古く廃れた形態を新しいエネルギーで置き換えなさい。そして喜びと愛の中に固められる関係をつくっていくことを学びなさい。
わたしたちが案内者としているから、すべてが可能である。すべてが美と真理の中につくり直されるだろう。あなた方を助けるための手が喜んで差し延べられており、何ものもこの新しい始まりを遅らせることはできない。
(『覚者は語る』―変化の時― p.60)

宇宙の兄弟たちは援助するためにここにいます。彼らの援助によって悪のフォース(勢力)は破滅させられるでしょう。悪のフォースは、至るところの人々が平和と正義と正しい関係で生きようとするのを阻止します。正しい人間関係は、人類が次に目指すべき運命づけられたステップです。そして、宇宙の兄弟たちの援助とこの惑星の覚者方のハイアラキーの出現によって、それは速やかに成就するでしょう。
(『光の勢力は集合する』p.43)

わたしはただ、あなたがたの兄として、友として、人類の愛人として、すべての人間の教師としてやってきた。わたしの覚者たちのグループのリーダーとして、わたしはあなたがたの中に居る。人の子としてあなたがたの前に現れる。あなたがたを導いて新しい時代の創造をする。これらのすべての方法で、わたしはあなたがたを助ける。
(『いのちの水を運ぶ者』第138信 p.415~416)

人間一人ひとりが潜在的な神であるゆえ、各人が己の神性を顕すのは当然である。わたしたちの任務は、あなた方がもっとも短いルートでこれを成し遂げるのを、助けることである。わたしたちの経験は長く、そして試されたものであり、わたしたちの叡知は確かである。わたしたちが勝ち得た知識は、あなた方の役に立つだろう。だから、新しい時代の門口に立つにあたって、あなた方が恐れるものは何もない。
(『覚者は語る』―真理の瞬間― p.161)

あなたがたがわたしを見るとき、一人の友を、助力者を見るのであり、神を見るのではない。このことを知りなさい、我が兄弟たちよ、そして同輩としてわたしと共に働きなさい。恐怖心が、わたしたちの間にある絆を曇らせることのないように、友として、兄弟として共に大計画に仕えようではないか。
(『いのちの水を運ぶ者』第88信 p.259)

その計画はマイトレーヤと覚者方が世界に戻って来られることを含み、人類を通して新しい文明を創っていくための彼らのインスピレーションを含みます。自分がどこに位置し、自分が誰であるか、そして自分がなすことを評価するとき、これをいつも尺度とするならば、あまり大きく間違うことはないでしょう。そうすると、あなたは大計画そのものの方向に向かって働きます。マイトレーヤの助けを喚起しなさい。あなたの仕事にマイトレーヤのインスピレーションと導きを呼びかけなさい。彼は言われています。「わたしの助けはいつでもあなたがたの意のままにある。ただ求めればよいのである」
(『マイトレーヤの使命 第Ⅱ巻』p.557)

わたしたちの助けがあること、わたしたちの助言はあなたがたが求めるならばいつでも提供されることを確信しなさい。わたしたちは人類の本当の必要を知っている。しかし人間は自分たちの自由意志で選択し、喜んで受け入れなければならない。
もし人間が正しい選択をするならば、つまり資源の公平な分割を選ぶならば、わたしたちの手は解放され、さらに多くの助けを提供することができる。わたしたちの体験と知識はふんだんに与えられ、わたしたちの智恵と愛はすべての人々のために供される。わたしたちは確信をもって人間の嘆願を待つ。そうして、わたしたちは信頼される兄たちとして、友として、あなたがたの生活の中に公に入っていくだろう。
(『覚者は語る』―新しい現実感― p.362~363)

人間一人ひとりが燈台であり、その灯りを同胞のために遠くまで照らすのである。あなたのランプの灯りを明るくともし、輝かせ、道を示しなさい。一人ひとり、すべてが必要である。この世界を救済し、復旧するためのこの偉大な計画に参加するのに、小さすぎる者も、若すぎる者もいない。これをなす決意をしなさい、そしてわたしの援助があることを確信しなさい。
(『いのちの水を運ぶ者』第13信 p.57)

もう一頑張り

編集長殿
2016年4月25日、ちょうど(アムステルダムの)インフォメーションセンターを閉めようとした時、二人の中年の紳士が入ってきました。私たちは何かお手伝いできることがあるかを尋ねました。彼らの一人が笑みを浮かべながら、「そう、だぶん僕たちがお手伝いできるかもしれないね!」と言いました。彼らは「光の勢力の集合」について、どこかでチラシに書いていたのを読んでいて、実際的な事柄としての意味を尋ねてきたのです。
彼らには静けさと愛ある威光というような雰囲気がありました。彼らは「光の勢力の集合」が何を意味するのか、どのように実際的なものになるのか、そしてこのグループの活動の意味について尋ねてきました。彼らの一人はさらに、チラシにあった「暗黒」という言葉と、多くの人々にとっての困難な時期であることを引き合いに出し、もう一人の男性はこのグループの仕事がどのように助けになっているのか尋ねてきました。私たちは30分ほども話をし、彼らはマイトレーヤの優先順位と、今日の世界の問題を解決する方法をよく知り、賛同しているかのようにずっとうなずいていました。
私たちは人類の分離性と強い個人性に対して、関係における魂の質としての和合について話をしました。男性の一人は変化への抵抗もあると言ったので、私は続けて「無知のために(それが私たちの仕事の一部であることを伝えながら)、人々は個人性と自由を失うことを恐れていますから」と言いました。覚者方の例が頭に浮かんだので、「覚者方はいまでも個人性を持っています」と言うと、それに対して一人が微笑んで「おお、やっと注目の発言が出ましたね」と言いました。また男性の一人は一滴が大海の一部になるという例えを話してくれましたが、これに対しては私が「でも(ある人たちには)やはり個人性を失う恐れを思い起こさせますね」と言うと、彼は答えて「ああ、私はそれで大丈夫だけどね」と言ったので、私たちは笑いました。彼は「緑の鳥が緑の木の中を飛んでいるという喩えもあるよ。それはまるで木と一つに見えるけれども、やはり鳥なのだから」と言いました。個人性の喪失(という恐怖)は必ずしも意識の喪失を意味するわけではないことを、絵に描いているような表現でした。
彼らは伝導瞑想についても知りたがって、背景となる情報を伝え終わると、短い瞑想をしてもらえるかと尋ねてきて、それが終わると心からのお礼を言って帰っていきました。
(1)この男性たちは、以前の場合と同じく、ちょうど帰ろうとしていた時にやって来たのですが、「特別な」方々でしたか。(2)最近多くの代弁者の方たちが、講演やワークショップの終了や開始直後にセンターに来られるという事実に、何かメッセージがあるのでしょうか。それは現在のこの途方もない時期に、私たちにより多くが求められている、ただほんの少しでも多く、より一層のエネルギーや努力を、これまでにないほど注いで仕事をする必要があるということへのヒントなのでしょうか。
インフォメーションセンターのメンバー 一同
オランダ、アムステルダム
【ベンジャミン・クレームの師は、(1)彼らがイエス覚者の代弁者であったことを確認した。(2)そのとおり!】

次の2通は同じ人物からのものです。

帰郷

編集長殿
(1)大体20年以上前に、私はフランス南部のニースとその後のムージャンで、数年間、非常に困難な状況にありました。ついにはその地域を離れて、健康を取り戻すために父親の家に帰りました。私がペリグーで列車から降りるとすぐに、一人の年配の女性が通路で近づいてきました。当たり前のように、彼女が私に向かって、治療のために自然療法医を訪ねるように言ってくれたのです。彼女は並外れた存在だという気がして、すんなり聞き入れられました。彼女は覚者でしたか。
【ベンジャミン・クレームの師は、その『年配の女性』がイエス覚者の代弁者であったことを確認した】

クリスマスの出会い

編集長殿
(2)20年以上前に、私はガールフレンドに招待されて、フランスのオブジャで彼女の家族とクリスマス休暇を過ごしました。私たちが通りを散歩していた時、子供のための回転木馬の前を通り過ぎました。一人の男性が立ち止り、人々が行き交うのを眺めていました。
私はほとんど彼を見る暇がなかったのですが、突然、不思議な興奮を感じたのです。まさしく並外れた人物に出会ったのではないかと考えました。彼はほんの二言三言、おそらく「こんばんは」とかを話したようで、私はその状況にあまりに気持ちが動転していて、わかっていませんでした。友人たちは何も気づいていませんでした。彼は覚者でしたか。
パスカル・ブラシェ
フランス、トゥールーズ
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性が覚者方のお一人の弟子であったことを確認した】

読者質問

Q 地球温暖化のために、極付近の氷床が変化し、NASAの科学者によれば、地球の動きに変化が起こっているといいます。NASAのジェット推進研究所の調査員は、2000年以来「劇的なシフト」が起こっており、危険とは見なされないものの、このシフトは「疑いなく、気候変動によるもの」であると述べています。溶ける氷河が地球の自転の仕方を変化させているというのは正しいですか。
A はい。


Q 覚者方の霊的ハイアラキーは、まださらなる世界的経済金融崩壊を予想していますか。

A はい。

Q 生活のあらゆる分野で、最近多くの腐敗が表面に浮かび上がっているようです。これほど多くの腐敗が今、暴露されていることに理由はありますか。新しいエネルギーに関係しているのですか。
A はい、これは新しいエネルギーの浄化のプロセスです。


Q 近年、さまざまな形で民衆の力が高まっているのを見ます──「占拠せよ」運動、スペインのポデモス、スペインの「インディグナドス」(怒れる者)、そして現在のフランスの「ニュイ・ドゥブー」運動などは、近隣諸国にも広がりを見せています。これらの民衆運動はしばらくして立ち消えになるものもあります──ピーク時には力強く確固として見えたのに、どうしてでしょうか。それらを維持するには何が必要なのでしょうか。

A 働き、働き、働く能力、そしてそれを続ける能力です。


Q ベルギーの建築家ビンセント・カレボー(Vincent Callebaut)氏は、海中や水中に都市を建設する方法を発見しました。(1)将来、都市は地上と海中に建設されるでしょうか。(2)もしそれが可能なら、これは気候難民問題への解決になり得るでしょうか。

A (1)はい。(2)はい、一つの選択肢です。

Q シェア・インターナショナル誌2013年7・8月号で、1959年にフィデル・カストロの演壇に降りた鳩についての質問がありました。2016年3月25日、オレゴン州ポートランドで、アメリカの代議士で大統領候補のバーニー・サンダースが1万1千人の聴衆に話しているとき、聴衆が驚いたことに小鳥が演壇の上に停まりました。この鳥は覚者方によって導かれたのですか。
A はい。

Q (1)現在われわれはヒンズーのカリ・ユガ(鉄の時代)の最末期にいると思われますか。(2)今は新しい黄金時代の始まりであることに同意されますか。(3)地球上の大半の人々が愛よりも恐怖に基づいて選択しているときに、このことがどうして起こり得ますか。
A (1)はい。(2)はい。(3)すべては変わるでしょう。

Q 2016年4月にフランスのアルジャントゥイユで展示されたイエス・キリストの外衣は本物ですか。
A はい。

Q 私がアルジャントゥイユのサン=ドニ大聖堂を訪れたとき、疑いようのないエネルギーを感じました。それはイエスのエネルギーでしたか。イエスは肉体的にそこにおられたのですか、それとも衣から放たれるエネルギーでしたか。
A 彼のエネルギーが衣から放たれていました。

Q 「代弁者(スポークスマン)」とは何ですか。この背後にどんなプロセスがあるのですか。
A 代弁者とは誰か他の人のために話す人です。覚者が誰かに何を知ってほしいとか、何かを話したいと思うとき、彼は自分で創造する肉体(マヤヴィルーパ)で直接話しかけることもできます。そのようなやり方にエネルギーを費やしたくない場合は、誰か──必ずしも彼に近くないあるレベルの弟子──に頼んで、彼のためにその人に話してもらうこともできます。覚者方は情報を発信する多くの方法を利用されるので、後になって正確にどの方法が使われたのかを言うのはしばしば困難です。


Q 私が出会った「代弁者」は常に「代弁者」とは限らないと思っています。彼は時には「代弁者」で、時には彼自身で、アリス・ベイリーやあなたの本を勉強している、というのは正しいですか。

A そうかもしれません。それはどんな「代弁者」が使われたのかによります。彼は覚者の近くにいるかもしれないし遠くにいるかもしれません。私が知っているある場合には、覚者は、グループの人々がよく知っている人を使います。その人は、いわば彼自身ですが、それでも時々ある情報を知らせるのを直接または間接に頼まれます。これらの弟子たちの中には、秘教の教えに詳しい人もいれば、比較的初期の段階で代弁者の役割を演じている人もいるかもしれません。

Q イエス覚者はなぜ代弁者を使うのですか。なぜご自身で来られないのですか。
A それは彼の時間とエネルギーを節約します。平均的なグループ・ワーカーにとっては大きな問題のすべてが、覚者のエネルギーを大いに費やすに値するとは限りません。期待を控えめにしておきなさい! 選ぶのは彼なのです。

Q 「代弁者」はかなり発達した人物ですか、それとも誰もが「代弁者」になれますか。
A 代弁者は覚者によって選ばれます。彼らのレベルは様々です。


Q 「代弁者」は覚者とテレパシー的接触がありますか。

A 時にはそうですが、常にではありません。彼らは覚者が彼らを通して話していることに気づいているかもしれませんし、そうでないかもしれません。

Q 以前パトリシア・ピッチョンがマイトレーヤの「代弁者」に話していました。これらの「代弁者」とは違うのですか。
A 非常に違います。「側近」と呼ばれていたロンドンの人物は、マイトレーヤが知らせたいと思っていたことを伝えるために使われました。彼は「代弁者」であると同時に、マイトレーヤの近しい側近でした。