シェア・インターナショナル誌には、手紙の保留分が多数あり、ベンジャミン・クレームの師によって、覚者方あるいは『代弁者』との本物の出会いであると確認されたが、いまだ『編集長への手紙』に掲載されていない。
ここで掲載された他の手紙は新しいものである。覚者が関わっていたかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、その体験が希望、鼓舞、慰めを提供することで『それ自体が語る』ということがあり得る。
路上の出会い
編集長殿
2018年5月初めのある日、グループメンバーと私はアムステルダムで、交差点の歩道を渡るのを待っていました。モロッコ人の風貌の男性がすでに道路を渡って、私たちの方へ近づいていたのですが、彼が通り過ぎる時に突然振り返り、私たちに話しかけてきたのです。私は少し驚きました。彼は陽気で上機嫌な様子でした。私たちは彼が言ったことを正確には覚えていませんが、大体の意味は、彼が寂しいと感じたことがないのは、人々に話しかけているからだということ、そして彼はどこにいる人たちでも、何が必要であっても助けるのは、私たちが皆ひとつであり、兄弟姉妹だからということでした。それから彼はそのまま歩き続けて、私たちは心が軽くなるのを感じながら、信号が青に変わってから道路を渡りました。
シェア・オランダ・
インフォメーションセンターのメンバー
オランダ、アムステルダム
光のスピード
編集長殿
2018年5月10日に、私たちはアムステルダムのスピリチュアルなセンターである、ザ・ローズ(デ・ルー)で、『存在の美と生命の法則』と題した講演会を催しました。
私たちが(急な階段を上った)3階にある講演会場に到着した直後のことですが、驚いたことに松葉杖の女性が入ってきたのです。私たちがなぜ驚いたかというと、彼女は私たちと同じ停留所でトラムを降りた人で、センターまで歩く距離もあり、その後階段まで上ってきていたからでした。彼女はセンターまでの道のりも階段も、ものすごいスピードでやって来たに違いありませんでした。
講演の終わりに私たちは大宣言の日について話し、マイトレーヤが人類に一体性の体験を与えてくださることを伝えました。その時にあの女性が霊的な体験について私たちに話してくれて、彼女自身と同じく画家であるモスクワの友人が描いた、美しいマイトレーヤの絵を見ていた時に、その瞳が美しく光のようで、まさに輝く光だったそうです。私たちが弟子を通して働く覚者方についても話をすると、覚者方が例えばベンジャミン・クレーム氏やレンブラントを通して働くのを知るのは、すばらしいことだと彼女は言いました。それから彼女は他の催しに参加したいので、帰らなければならないと言いました。
伝導瞑想グループメンバー
オランダ、アムステルダム