編集長への手紙

シェア・インターナショナル誌には、未掲載手紙の保留分が多数あり、それらはベンジャミン・クレームと彼の師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたものである。その他の掲載された手紙は新しいものであり、覚者が関わっているかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、読者の考慮のために、これらの手紙は提供されている。

平和を支持し人類の味方をするとはどういうことでしょう?

 私は(デニス・クシニッチ氏によって始められた)重要な嘆願書「平和の味方をする時が来た」に署名しました。書かれていることの一部は、「もし支持するように呼びかけられたなら、平和の味方をしよう。和解の味方をしよう。復興の味方をしよう。人類の味方をしよう。どうかこの取り組みに参加してください。あなたの声を聞かせよう!  中東での戦争を終わらせ、永続する平和を築くために、どうか嘆願書に署名してください」というものです。
 識別力を使う必要があると思います。第二次世界大戦中は、何百万という人々を殺りくしていたナチスと、ファシズムの邪悪と闘った国々の、どちらにも味方しないことでうまくいったのではないでしょうか。私たちはイスラエル(ネタニヤフ)と極右政府が、イスラエル国防軍を使って、赤ん坊や子供たち、罪のない人々を殺し、水や電力を遮断し、病院や学校を空爆しているのを知っています。これは大規模な戦争犯罪です!  彼らの目標が何であるか想像がつきます。
 マイトレーヤの愛のエネルギーは、私たちにとって非常に明らかなものです!  マイトレーヤが私たちに選択するよう望まれていて、私たちは日々の生活の中で選択を行う必要があることを知っています。不正義や悲惨な戦争を、じっと座って眺めているのは間違いです。「人類の味方をする」というのは、人道に反する犯罪に対して実際に行動することです。もちろん、外交官として働く人たちは慎重である必要がありますが、私たちは不正義や犯罪が続くことへの反対に参加する必要があります。ハマスは殺人や誘拐を行い、テロによって破壊的な犯罪を行っています。けれども私たちは、マイトレーヤがおっしゃったように、何がテロの原因なのかを知ってもいるのです。
 私は自国で平和運動に加わっていますが、そのことは、ガザでの罪なき人々に対して行われているこの悲惨な戦争に抗議することの妨げにはなっていません。

匿名希望

ぴったりのアドバイス

 10月18日に水泳エアロビ教室で、身体が動かなくなっていることに気づきました。私の指がつかんでいるロープを離せない状態でした。不意に、プールから出て家に帰る必要があると悟りました。プールの階段横に立っていても、手が手すりをつかむことができませんでした。両足はへなへなになり、後ろ向きに水深90~120cm程度の水の中に倒れました。私は方向感覚をなくしてしまい、どちらが『上』なのか分からなくなりました。「これが溺れそうになるということ?」と思っていると、頭の中の声が「そのとおり」と答えました。
 両足がゼリーのようになり、もう手遅れだと感じました。するとその声が、口を開けないように、さもないとさらに水を飲みこんでしまい、死ぬことになると告げたのです。それから「助けが向かっている!」と言われました。私にはとても長い時間のように思われましたが、その後、インストラクターが私を水から持ち上げて、「息をして!」と大変力強い大きな声をかけてくれました。病院で医師たちから、もし肺にさらに液体が入っていたら、命が危なかったのは確かだと言われました。確実に肺から水を出すために、私は4日間入院しなければなりませんでした。後になって、軽い脳卒中を起こしていたことも確認されました。一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれるもので、両手両足が動かなくなり、そこに伝えられるどんな指示にも従えなくなったことが原因でした。その日にいただいた助けにとても感謝しています。1週間後、私はまだここにいて81歳の誕生日を祝ったのですから。

キャロル・ミランダ
米国、カリフォルニア州サンホセ

活動家の仲間

 2008年7月15日の土曜日にロンドンで、急遽呼びかけられたデモに参加しての帰途でのことでした。そのデモは、ジョージ・W・ブッシュの来訪と女王の歓迎、その夜の英国首相との晩餐への招待に反対するためのものでした。
 私は地下鉄のプラットホームに立っていて、「分かち合いと正義が平和をもたらす」と書かれた私の旗を見ている人々の目が少し気になっていました。やっと列車が到着し、ちょうどドアの方へ移動していたとき、私の横から声が聞こえてきました。「あなたがデモにいたのを見かけたわ」。いったん列車に乗ると、私の仲間は、中年で熱意のありそうな顔立ちの女性で、分厚いレンズの眼鏡をかけていました。彼女は黒髪で、あらゆる類の活動家のバッジで覆われたジャケットを着ていました。彼女は真面目な様子で前かがみになって、本当に短期の告知で大勢の人々が参加したことや、非常に質の高いスピーチについてコメントし始めました。
 私たちはグアンタナモ湾で囚人となっていたモザム・ベッグのスピーチについて話しました。彼は文化的で知的な人物として、刑務所内での扱いを描写し、私は感動して涙が出ました。もう一人のスピーカーはウォルター・ウォルフガングで、数年前の労働党会議で逮捕された社会主義者です。彼はデモに来た人々や共感している世界中の人々が、ブッシュと彼のパートナーたちが過去に踏み留まっている間に、未来をつくっていくのだと言いました。別のスピーカーは、メディアが西側に住む人々に対してイラクでの戦争やイスラエルによる西岸地区の占領とガザ地区の支配について報道しないことによって、ごまかしを生み出すことに共謀していると言いました。
 それから、その女性は私に尋常でないことを言いました。「アメリカで唯一成長している分野は、軍事と刑務所よ」
 私の降りる駅が来たので、お別れを言って降りなければなりませんでした。この人が覚者であったのかどうかお尋ねしたいのです。

スザンヌ・フィリップス
英国、ウェストサセックス

【ベンジャミン・クレームの師は、その『女性』がマイトレーヤであったことを確認した】(シェア・インターナショナル誌2008年11月号)