編集長への手紙

 本号に掲載された手紙は、最近起きた出会いについて述べられており、したがってベンジャミン・クレームの師によって確認されていない。手紙の書き手たち自身の直観的反応に加えて、そのような体験を熟知していることから生まれる確信が、こうした出会いは個人的に、また一般的にも重要で意義があると判断できる自信を与えるのである。
 個人に関連していると特定されるような手紙もあれば、すべての人々に希望や鼓舞をもたらすことでそれ自体が語るものもある。これらの手紙は読者の考慮のために提供されている。

増え続ける私たちへの祝福

編集長殿
 2019年12月8日の日曜日、オランダのグループは『全国の日』を開催し、少なくとも理論上は国中からグループメンバーが参加しました。アムステルダムのインフォメーションセンターを会場にして、ベンジャミン・クレーム氏との初期の研修会からのビデオ(オランダでの1988年の『グラマーの性質』についての年代物のビデオ)を見たり、『霊的エクササイズ』や祝福に参加したりする機会を提供しました。『エクササイズ』というのは「恐怖心の克服」についての研修会のビデオから私たちが抜き出した短い映像で、クレーム氏がグループに新しい時代の祈りを唱えることを指導し、自分たち自身に「私は誰か?」という問いを尋ねることを伝えている内容です。
 『エクササイズ』と私たち皆が体験した強力な祝福の直後に、立ち上がってセンターの正面のドア近くで照明を再び点けようと振り返えると、そこに彼が再びおりました──少なくとも7年間センターを訪問し続けている、(クレーム氏の師によって確認された)大変馴染みのあるイエス覚者の代弁者です。私たちは覚者方からのこの『贈り物』に感謝して、それももう一つの祝福のように感じていました。彼は最近11月4日にだけ現れていました(2020年1月号の「二人でも三人でも集まる所には……」の手紙を参照)。
 その日はグループワークへ輝かしい貢献をし、多くに愛され尊敬されていたメンバーへのお祝いとお別れの日でもあったので、私たちはとても幸福で、それでいてほろ苦いパーティーによって、その行事と一年を締めくくったのです。
グループメンバー
オランダ

励まし

編集長殿
 2019年11月18日の月曜日に、私は電話で、グループの将来について疑問を持っているメンバーと話し合いをしていました。私はこの話し合いにとてもショックを受けました。電話を切ってから長椅子に座っていた時、私の頭に圧倒されるようなエネルギーの波が来るのを感じました。それは30分以上続き、あまりに強烈だったので動くことができませんでした。
 その後、それは活動を続けていくようにという励ましであり、覚者方からの「我々はここにいる」という明確な合図であったとわかったのです。
匿名希望
フランス

バラの祝福

編集長殿
 2019年9月21日、ロンドンのフレンズハウスでのパトリシア・ピッチョンさんの講演で、メンバーが部屋に飾るために、マイトレーヤの色である美しく深いローズピンクのバラを持ってきました。彼女はその特別な色にこだわって探して、ついに花屋の角にあるのを見つけました。その日早くに彼女は和合への徴を祈っていたのです。
 パトリシアさんの講演は『生きた体験としてのマイトレーヤの教え』についてで、とりわけ神聖な愛に強調が置かれていて、マイトレーヤの出現を知らせるベンジャミン・クレーム氏の活動の初期の頃に、マイトレーヤを探した彼女の体験に聴衆はくぎ付けになりました。
 彼女の講演を聞いていた時、メンバーが演壇に置いた小さな花瓶の中のバラに私は魅了されて、まるで金色の光で輝いているように見えたのです。後になって別のメンバーがバラの周りに見えたオーラが、あまりにきれいだったと言っていたのが聞こえてきました。彼女は花瓶と花の周りにも内側にも、非常にはっきりとした輝く金色の光があったと表現していました。光があまりにも輝いていたので長く見つめることができなかったとも言っていました。私はすぐに私自身もそれを見ていたとわかりました。私たちが書き留めたメモを比べると、私たちは別々に同じものを目撃したとわかってワクワクしました。
 その日一日中が大盛況で、私たちは皆、マイトレーヤご自身がその存在によって祝福してくださったと感じていました。
アイディナ・ル・ゲイト
英国、ロンドン