世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。そのいずれもこれまでシェア・インターナショナル誌に未掲載のものです。
Q 伝導瞑想グループを通してステップ・ダウンされた後で、エネルギーがどうなるのかについて少し説明していただけますか。例えばそれは、マインドベルト(想念帯)にある「高次の」想念をステップ・ダウンして、人類がより容易にそれにアクセスできるようにするのですか。
A いいえ、全くそのようなものではありません。グループを離れたエネルギーは、マイトレーヤによって1922年に形成された「世界奉仕者の新集団」にまっすぐに流れます。(彼らは必ずしもそれに気付くことなくそのエネルギーを使います)約500万人いるこれらの人々は、多くの場合、エネルギーと共に働いていることに意識的に気付くことはありませんが、世界への奉仕の仕事の中でこれらのエネルギーを用います。彼らは様々な奉仕の分野における専門家です。
(シェア・インターナショナル誌2012年5月号)
エーテル物質と現在の科学
Q 『ニューサイエンティスト』という雑誌によれば、空間は未知の放射物によって満たされていることが発見されました。その放射は、すべての既知の周波数帯内の天体を合わせたものの6倍の強さがあります。科学者たちは、ビッグ・バンのマイクロ波のこだまである宇宙背景放射の小さな変化を発見しようとしていました。その代わりに、彼らはもっと興奮させるものを見つけました。それは神秘的な放射であり、その起源は全く不明で、宇宙を満たしているように思われます。 天文学者は、新しいものを発見したと考えています。NASAの科学者を含めた科学者たちによれば、その信号は過去に発見されたことがなく、それは地球の望遠鏡が十分に敏感でなかったからだといいます。
これは何ですか。この発見についてコメントしていただけますか。
A 科学者がその発見を正確に表現しているとすれば、著名な心理分析家で後に科学者となったウィルヘルム・ライヒ(1897-1957)によってすでに発見されていたものを彼らが自分自身で発見したことになります。ライヒは、彼が‘オルゴン’と名づけた原初的エネルギーを発見しました。彼はそれを物質のあらゆる形態に浸透しているエネルギーとして見ました。彼はオルゴンを多くの方法で実験しました。治療や、必要な場所に非常に簡単な方法で雨を降らせるクラウド・バスティングなど。米国食品医薬品局が彼を逮捕し、刑務所に入れ、彼は獄中で死亡しました。
天文学者たちが発見した波動と、ウィルヘルム・ライヒの‘オルゴン’と、高次のエーテル・レベルの物質とは同一のものであると私は思います。今日の科学者は物質を固体、液体、気体と認識していますが、秘教学徒は、気体の上に第4、第3、第2、第1のエーテル物質という四つの物質層があることを知っています。ですから、三つの層ではなく、物質には実際には七つの層があるのです。すべての物質は光の凝縮したものです。ですから、物質の場とは、七つの、多かれ少なかれ物質的な界層に凝縮した光です。
(シェア・インターナショナル誌2009年1月号)
キリストの降臨と知恵の覚者方の出現は、途方もない安心感と世界の緊張緩和をもたらすだろう。肉体と感情の健全性にとってかなりのものが得られるだろう。今日の肉体の病の多くは心理的な原因を持つ。つまり、分断された社会と世界におけるストレス、緊張、恐怖心である。未来への真の希望を与えられて、人類の一般的な健康は改善されるだろう。
これとは別に、病気の原因を発見するための新しいアプローチがなされるだろう。物質のエーテル界層、すなわち気体よりも精妙で見えない物質の存在は、長年仮定されており、秘教家には定理として受け入れられてきた。これは科学者にとって次に調査すべき物質の領域である。キルリアン写真とウィルヘルム・ライヒの仕事が既に道を示している。肉体の健康は、エーテル「複体」または「対となる肉体」に完全に依存することが認識されるだろう。フォース・センター(東洋で「チャクラ」と呼ばれるもの)はエーテルの流れの焦点であり、濃密な肉体の内分泌系の大小の腺の中に対となるものを持っている。内分泌系の相互機能が健康に及ぼす影響について私たちはまだ理解し始めたばかりである。これは、それに実態を与える生きたエーテル体の適切な機能にかかっている。
(ベンジャミン・クレーム、
シェア・インターナショナル誌特別情報号)
Q 科学者たちは、四つの水準のエーテル質料を発見するのに、どれほど近くにいますか。
A 実際、かなり近いです。彼らはすでに「ダーク・マター」と呼ばれるものを仮定しています。それがあることは知っていますが、特定できません。彼らの計算は、何かが欠けていることを示しています。見ることのできない何か物質的基体があります。それが物質のエーテル界層です。エーテルについて知りたければどんな秘教雑誌にも載っています。しかし、彼らは200億ポンドもかけてサイクロトロンを作り、何年も電流を送り続け、この物質が何であるかを見いだすためにその速度を上げています。例えば、H・P・ブラヴァツキーの『シークレット・ドクトリン』を開きさえすれば、簡単に見つけることができるでしょう。
ウィルヘルム・ライヒの発見について知っている科学者もいます。彼は1939年にオルゴンと呼ばれるものを発見しました。オルゴンとは、四つのエーテル的水準の物質以外の何ものでもありません。ライヒはそれらを物質の一つの場として見ましたが、実際は、四つの界層に分けられる一つの場であり、それぞれの界層はますます微細なものになります。
彼の実験を推し進めた人々もいました。世間的な意味でそれがどのレベルまで達したかについて私は知りません。今日多くの天文学者はダーク・マターについて語っています。彼らは、すべての実験が何かの存在を示していることを知っていますが、それをまだ証明できません。ですから、ダーク・マターはオルゴンと同じであり、物質のエーテル界層と同じです。比較的間もなく科学者はそれを自力で発見するか、彼らにそれが明らかにされるでしょう。そのどちらになるか、私には分かりません。
(シェア・インターナショナル誌2010年3月号)