創刊以来、本誌は幅広い包括的な旗印を掲げて歩んできた。「シェア・インターナショナル誌は新しい時代の思考の二つの主な方向──政治的と霊的──を統合する。現在、世界的規模で起こっている政治的、社会的、経済的、霊的な変化の底に横たわる統合を示し、この世界をより正しい、慈悲深い線にそって再建するための実際的な行動を刺激することを意図する」というものである。この統合の概念の中に、霊性の定義を見いだすことができる──あらゆる生活領域で認められる私たちの本質的な一体性であり、あらゆる構造の中で実践されるものである。大多数の人が望み、切望するグローバル社会を創造するためには、「我々は意識の転換を行い、『霊的』という定義の中に我々の存在のすべての面を含めなければならない」とベンジャミン・クレームは記している。
このサイトを定期的に訪問してくださっている方ならご存じのとおり、私たちの主要な目的の一つは、「知恵の覚者方」──苦闘する人類を助けるために来られる高度に進化した人々──と彼らの師である世界教師マイトレーヤの存在についてのベンジャミン・クレームの情報を提示することである。彼らは私たちを導き、助言を与え、私たちの問題を解決する方法を示すために来られる。マイトレーヤは、分かち合い、正義、平和に基づく新しい文明を確立する手助けをし、これを可能にするために緊急に必要とされる変革をいかに実行するかを示すために来られる。マイトレーヤには14人の覚者方が同行し、一緒に働かれる。新しい時代へと私たちが歩みを進めていく中で、覚者方は鼓舞し、教え、支え、人類の意識の成長を見守ってくださる。その時代においては、ここで挙げた原則が日常的な経験となり、協力的で、創造的で、公正な地球共同体を保証する社会規範として受け入れられるだろう。
1982年に本誌が創刊された時、シェア・インターナショナル誌は「世界人権宣言」の第25条を採用した。それは、私たちの原則を非常によく要約していたからである。それ以来、この条項を本誌の奥付に掲載してきた。世界人権宣言第25条がついに実施されるとき、私たちはどんな世界を創造するのだろうか! 私たちが選んだ本誌の名称がすべてを物語っている。「シェア(分かち合いましょう)」──それも「インターナショナル(国際的)」な規模で。
この定義を強調するため、創刊編集長のベンジャミン・クレームが1982年1月に書いた「霊性」と題する記事の一部を再掲載することにした。この概念は新しいものではないが、非常に幅広い意味合いを持っているため、いまだに世界の主流の見解として広く浸透していない。人々に霊性の定義を尋ねてみてほしい。進歩を阻む根本的な問題が何なのかを尋ねてみてほしい。おそらく、ほとんどの人の答えの中にこの概念は登場しないだろう。
霊性
「我々は誤った原理──競争、分割、分離主義、不平等──に基づいた機構を築いてしまった。これらはすべて我々の内的リアリティと完全に対立するものである。内的リアリティは人間の一体性であり、すべての人間に潜在する聖なる特質を分かち合う。内的な輝きの表現を可能にする正しい外的形態が必要である。今日の暴力の多くは、聖なる存在として内的に知覚される己自身についての知識と、その認識を外界に顕現することのできないこととの間に生まれる緊張の結果である。人間をはっきりと分割したカテゴリー ──実質上のカースト・システム──にはめ込む政治経済機構に対して、何のコントロールも持たないと感じる。そして聖なる存在としての己自身とは何の関連もない外的環境に逆らって反応する。己自身と闘い、己の延長としての社会と闘う。これが世界における現在の社会緊張と暴力の多くの根源にある。三重のリアリティ=霊と魂と肉体人間=としての人間の本当の特質について、そして再生誕の法則との関連における原因と結果の法則について、人類を再教育することによってのみ、魂としての人間の本当の表現が可能となる」
世界がやがて喜びの源として、生きた経験として知るようになることは、この惑星の霊的ハイアラキーが存在するということ、世界教師マイトレーヤと知恵の覚者方が人類と共に在るということ、人生は偶然ではなく計画──神の大計画──があるということ、この生きている惑星上のあらゆる生命と同様に、人類はそうしたリアリティ(実相)の不可欠かつ進化する一部であるということ、そして、私たちの人生には意味と目的があるということである。覚者方はその模範となり、達成する方法を示してくださる。
こうした基本的な事実を知るだけでも希望の源となり、苦しむ者たちのために希望を行動へと転換する跳躍台となる。日常生活を大計画に沿わせるのを助け、私たちの潜在的な本性である神々となるよう助けること──これがマイトレーヤと覚者方が提供する尽きることのない奉仕である。これらは、今なお存在する古代の真理であり、今日蔓延する残酷さや恐怖によって押し流されることはない。
こうした霊性の定義や、この惑星における生命の目的への理解と、現在の日常的なディストピア(暗黒郷)の惨状との鮮明な対比は、ハートと良識を持つ者すべてにとって恥ずべきことであり、深く憂慮すべきことである。私たちが来る日も来る日も目にする、意図的に人間性を奪う悪から、見て見ぬふりをして隠れることはできないし、隠れてはならない。混沌の力が私たちの生活とコミュニティーを蹂躙し、分離主義を植え付け、隣人を敵とみなすようになっても、常軌を逸した貪欲と権力に怯むことがあってはならない。「『他者』こそが問題だ」と私たちは教え込まれ、国全体が敵対的で危険なものとして提示される。外交政策と称されるプロパガンダでは、戦争が唯一の解決策として提示される。
世界がやがて知るようになることは、助けがすぐそこにあるということである。マイトレーヤは言われる。「もしあなたが、わたしに向かって一歩進むならば、わたしはあなたに向かって二歩進むだろう。あなたにわたしの強さを貸してあげよう。わたしはいつもあなたと共にいる」(1992年3月号)。現在の世界情勢がいかに恐るべきものであろうとも、人間性を取り戻し、自分たちが神聖なる全体の一部であるという感覚を取り戻し、平和に暮らし、協力し、すべての人のために正義と自由を確立するために、私たち民衆は行動を起こし、その一歩を踏み出し、力の限りを尽くす必要がある。