編集長への手紙

 本号に掲載された手紙は、最近起きた出会いについて述べられており、したがってベンジャミン・クレームの師によって確認されていない。手紙の書き手たち自身の直観的反応に加えて、そのような体験を熟知していることから生まれる確信が、こうした出会いは個人的に、また一般的にも重要で意義があると判断できる自信を与えるのである。
 個人に関連していると特定されるような手紙もあれば、すべての人々に希望や鼓舞をもたらすことでそれ自体が語るものもある。これらの手紙は読者の考慮のために提供されている。

驚異的なエネルギー

編集長殿
 2005年5月、私たちは大変楽しみにしていたあなたの講演を聞き、伝導瞑想会に参加しました。
 日曜日の朝、私たちは古代エジプトに関する展示を見るために、アラブ世界研究所に行くことにしていました。入口のホールにはツタンカーメン王の大きな像がありましたが、彼の名前が説明文のプレートの中でホレムハブと入れ替わっていました。私たちが入場していた時、突然その像から放たれた素晴らしいエネルギーに満たされ、私たちが完全にはっきりと感じ取れる類のエネルギーでした。その像は私たちには本当に生きている人物像のように見えたのです! このファラオの生と死に関連した数多くの理由のために、私たちはこの現象に驚きました。
 これが自然の現象だったのかどうか教えていただけますか。もしそうでないなら、誰からこの素晴らしいエネルギーは送られたのですか。
 さらにその訪問の間、背の高いエレガントな男性で、白髪交じりの髪に素敵な赤のコートを着た人物が、私たちのごく近くに付いて来ていたことに気づいていました。彼は見たところ、滞在中ずっと熱心にオーディオガイドに集中していたようでした。その像の現象とその男性との間に関係はありますか。
フランソワーズ・ラヴーヴ、ピエール・コシェリと彼の母クレメンス、マルク・フェリー
フランス
【ベンジャミン・クレームの師は、その『エレガントな男性』がマイトレーヤで、彼からエネルギーが送られたことを確認した】

完全無欠の天使たち

編集長殿
 私の夫は2002年8月に亡くなりました。その日以来、ノーサンバーランドのヘクサムの通りを散歩していた時に、私は三度もひどい転び方をして、つまずいただけで顔からバタンと転んで、鼻の骨を折ってしまい、とても親切な人たちが車で病院に連れていってくれたのです。
 別の時には歯が一本折れて、小さな破片が今でも下唇に入ったままです。けれどもその時には二人の男性に大変優しく助けてもらいました。一人はヘクサム修道院近くの店の人で、私は彼を知っていました。もう一人は全く見知らぬ人でしたが、私の息子が到着して車で病院に連れていってくれるまでの約15分間、私のそばに静かに座っていてくれました。彼は私の歯が唇から突き抜けていないと言って安心させてくれて、あとの時間は非常に物静かでしたが、とても慰められました。
 私の息子が到着した時、その男性は私と一緒に車まで歩いて座席に座らせてくれて、優しく車のドアを閉めて、お元気でと言ってくれました。その後二度と彼に会うことはありませんでしたが、そのお店の人にお礼を言うため訪ねた時に、彼はもう一人の男性が何者なのか全くわからないと言っていました。私は彼らが「完全無欠の天使の二人」だったと伝えましたが、時折その言葉が、物静かな人には本当だったのではないかと思っています。
ドリーン・ビスコウ
英国、ノース・ヨークシャー、ノーザラートン
【ベンジャミン・クレームの師は、その『物静かな男性』がイエス覚者であったことを確認した】