編集長への手紙

 シェア・インターナショナル誌には、未掲載手紙の保留分が多数あり、それらはベンジャミン・クレームと彼の師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたものである。その他の掲載された手紙は新しいものであり、覚者が関わっていたかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、読者の考慮のために、これらの手紙は提供されている。

覚者の魔法

編集長殿
 数年前(手紙は2006年着)、車に姉と、後部座席に横になった甥を乗せて運転をしていました。霧の多い天候で、すでに日が暮れていました。ブレステルニツァからマリボルへ向かっていました。道路の両側にコンクリートの壁かフェンスのある場所を運転していた時、前方の赤い車が別の車を追い越して、私の方へ向かっているのが見えたのです。私はブレーキを踏んで、できる限り壁の方へ寄りました。その道路は3台分の幅がなかったので、赤い車と衝突することになると思いました。すべてはほんの一瞬の出来事で、突然あの赤い車が私の背後に見えました。その車は通り過ぎていきましたが、どうやってかはわかりませんでした。
 覚者のお一人が介入されたのか、どうか教えていただけますか。
マヤ・クラインツ
スロベニア、マリボル
【ベンジャミン・クレームの師は、イエス覚者が介入されたことを確認した】

差し向けられた光

編集長殿
 昨日(2020年の冬)、午後6時半頃、友人と私は車で帰宅していました。私は窓から外を眺めていました。地平線はすでに暗くなっていましたが、突然明るい光がパッと私の顔を照らしました。けれどもそれは柔らかな光で、心地よい感覚に圧倒され、まるで一時休止ボタンが押されたかのようだったのです。どうも友人には何も見えていないようでした。私には見え続けていて、遠くの地平線近くの低い場所に何かが『ぶら下がっている』のが見えましたが、それ以上はわかりませんでした。
 数年前に私はよく似たことを体験しました。その時は朝の出来事でした。列車の客席に座って、やはり窓の外を眺めていました。同じように顔を照らした明るい光に感動しました。そしてその時にも睡眠薬と言えるような効果を私にもたらしたのです。
カリン・マイウ
ベルギー、ルーヴェン