A 霊的啓明を得るための道として奉仕よりも高位のものはありません。なぜなら啓明自体が奉仕の役割に目覚めることであるから。覚者方は彼らの仕事を「大いなる奉仕」と呼ばれます。われわれが進化してやがて覚者道にまでたどり着くとき、宇宙全体を通して、われわれが神性と呼ぶものの活動全体を支配している偉大な法は、実際たった一つであることを認識するようになるでしょう──それは奉仕です。神が形をとられ、顕現された宇宙を創造する。そして神の構成単位である魂は特に奉仕するために転生してくる。われわれは構成単位の反映なのです。それ以外の動機はありません。大計画に奉仕するためです。われわれはすべて、ほとんど例外なく、われわれ自身の独立した現実観である分離した自己意識によって縛られています。これは実際に異端です。神話です。それはわれわれ自身の頭脳の意識にすぎず、われわれの生活についての肉体人間の認識にすぎません。瞑想と奉仕の役割はわれわれをそのような見方から真のリアリティ(実在)へ導くことです。そこには分離は存在しません、なぜなら本質的に分離はないのですから。 唯一の超魂が存在するだけです。われわれはその超魂の個性化した部分です。われわれの分離感覚は全く誤ったものであり、それはわれわれがわれわれ自身の低位の相、すなわち肉体人間と同一認することから発します。われわれがこのことを認識するや否や、リアリティに向かって最初の本当の一歩を踏み出します。そしてそのリアリティの特性そのものが奉仕であることを発見します。 われわれの惑星のロゴスは太陽系のロゴスの大計画に仕えて、御自身の表現体、すなわちわれわれが地球と呼ぶ惑星を創造されます。この惑星上に見るすべて──人々、樹木等々──が、創造主ロゴスのマインドの想念として存在するに至ります。ロゴスはこれを太陽ロゴスのより大いなる大計画に仕えるために行います。そして太陽系のロゴスは銀河系の中心にあるさらに偉大なるロゴスヘの奉仕をより大きな規模で同様に行います。太陽ロゴスはおそらくその大計画のほんの一部のみを知るのでしょう。しかし御自身が知っておられる大計画の部分に奉仕なさいます。 ですから実際、奉仕のみがあるのです。魂としてわれわれは奉仕するためにここにいます。転生してくる仕組みは原因と結果の法則を通してカルマの引っ張りによってですが、やって来る動機は大計画への奉仕です。奉仕において最も大切なことはそれの背後にある動機です。あなたが何をするかではありません。どんな奉仕をしようと関係ないのです。すべてが奉仕であり得ます。あなたが行うすべての行為が奉仕であり得ます。 それを行う態度も大切です。奉仕は非個人的であるべきです。個人的な動機で行う奉仕は奉仕ではありません。それは自己に対する奉仕です。非個人的な奉仕──もし非個人的ならば何でも奉仕なのです──利他的な奉仕が目標であるべきです。これが奉仕の法則を導入します。そしてその結果、われわれを非自己集注化に導きます。ところが自己自身への奉仕は分離感を強調する方に導きます。ですから動機が絶対に重要です。 (シェア・インターナショナル誌1986年1・2月号)
Q なぜテロリズムがあるのですか。
A アメリカとヨーロッパ、一般に世界の開発国は、正しい質問をしません。彼らは「なぜテロリズムがあるのか」とは尋ねません。テロリズムは症状です。それは、世界の3分の1がすべてを持ち、残りの世界がほとんど何も持っていないという世界の不正義の症状です。それはまるで、あなたが食べる食料のすべてが身体の片側だけに行き、他の半分が飢えているようなものです。それは片側が肥大して他の側が死んでいる妖怪のように見えるでしょう。それが、私たちが世界に対してしていることです。私たちは妖怪を生み出しており、その結果がテロリズムです。テロリズムにはここに述べた以外の原因もありますが、大きな原因は不正義であり、生活水準の格差であり、開発国と途上国の間の考え方と生活と世界観の違いです。 もちろん私はテロを支援したり好んだりしているわけではありません。私はそれを嫌っています。しかし、それは世界の政治の無秩序の症状です。私たちは世界を再建しなければなりません。私たちが学ぶべき最も大切なことは、平和の裡に生きる方法です。そのためには世界に正義を生み出す必要があります。すべての人々にとっての正義がなければ平和は存在しないでしょう。正義を得るためには世界資源を分かち合う必要があります。 私の言うことが気に入らないのなら、あなたはマイトレーヤの言うことも気に入らないでしょう。しかし、彼はあなたに考えさせるでしょう。私があなたに考えさせたとしてもあまり重要ではありませんが、マイトレーヤが話をされるとき、あなたが彼の言うことについて考えるのは重要です。彼は、すべての人が「自分の考えに従う」機会が与えられるだろうと言われます。 (シェア・インターナショナル誌2019年6月号)