和合の重要性

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記
2013年1月12日

 人間がこの時代を振り返って見るとき、われわれの存在のすべての面を、達成と過失の両方を同時に顕した時期として見るだろう。これはもちろん驚くべきことではない、なぜなら至るところにいる人間は進化の梯子の様々な段階にあり、これらの自然な分割(それは時間自体が減少させるだろうが)を受け入れたとしても、まだ、すべての者の必要についての理解と対処の仕方に和合を欠いているからである。

 なぜそうなのか。長い間、次々に現れた宗教の教えや卓越した強力な個人の教えが進化していく人類の中に、一定の思考の統一を維持してきた。もちろん、多くの戦争や不和の時期はあったが、あるレベルにおいて偉大なる宗教の和合させる影響力が維持されていた。今日、個人性があまりにも強力で、あまりにも貴重とされ、それが報われているので、多様な達成にもかかわらず、この貴重な個人性が人間の最大の危険となった。
 本当の意味での和合は、宗教の分野においてさえも、いや、おそらく特に宗教において、ほとんど消滅した。そこに危険が横たわるのである。

 しかしながら、正義と自由という啓発されたフォース(エネルギー)が何千万の人々を彼らの生得の権利に目覚めさせつつある。少しずつ、人間の心(マインド)がすべての者の必要に向けられつつある。これは、当然、個人性への熱烈な呼びかけに対抗する。かくして、現在の途方もない緊張と混乱の世界状況がある。政治的、経済的問題は、基本的に霊的な性質のものであるが、政治、経済の分野においてのみ解決することができる。和合が追求され、顕現されなければならない。さもなければ、現在の世界の状況によって強要される緊張が人間を最も危険な行動に追いやるだろう。この理由のために、マイトレーヤは和合を、すべての者の必要についての理解を呼びかける。

 「平和」は欠くことのできないものであるが、「正義」が支配するところにのみ達成され得る。正義はその達成のために「信頼」という平穏な湖水を必要とすることが分かるだろう。「分かち合い」のみが、われわれの病に対するマイトレーヤの治療法である。「分かち合い」のみが、「正義」が達成され、「平和」が保証されるテーブルに、人間を、信頼のうちに、誘うだろう。

(シェア・インターナショナル誌2013年1・2月号) 

今月号の内容概説

 今月号の覚者の記事「和合の重要性」(2013年)を読むと、それが過去12カ月の間に書かれたものだと思うだろう。堕落、恐怖、ジェノサイド(集団殺害)の年の始まりである2023年10月からちょうど1年を迎えた。ベンジャミン・クレームの師はこう言われる。「『平和』は欠くことのできないものであるが、『正義』が支配するところにのみ達成され得る」……「政治的、経済的問題は、基本的に霊的な性質のものであるが、政治、経済の分野においてのみ解決することができる。和合が追求され、顕現されなければならない。さもなければ、現在の世界の状況によって強要される緊張が人間を最も危険な行動に追いやるだろう。この理由のために、マイトレーヤは和合を、すべての者の必要についての理解を呼びかける」
 今月号では、和合と正義という、緊急ではあるが長らく延び延びになっている必要性に焦点を当てた。また、マイトレーヤがなぜ政治と経済の分野で働くことを選ばれたのか、なぜこれらの分野がハイアラキーによって「霊的」とみなされるのかについてのベンジャミン・クレームと彼の師による説明にもスペースを割いた。
 「人類の一体性」という選集をご覧いただければ、簡潔で力強い疑問と表明が見つかる。「世界は一つであるのに、いかで二つの世界が存在し得ようか。法はすべての人間に対して同じであるのに、いかで分割があり得ようか。やがて人間は、大勢の人々の苦しみは総体の病であることを理解し、そして正義のみがその治療法であることを理解するだろう」(ベンジャミン・クレームの師、「正義は神聖なり」より)
 今月号は、政治、国際社会の正義、科学、自然の状態など、非常に多彩な内容となっている。また、いつものように、ベンジャミン・クレームの洞察は、読者の質問に対する彼の回答に浸透している。

読者質問欄

 世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けてきた。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したい。

Q:マイトレーヤのために働いているグループの内部にもそして外部の人々の中にも、あなたの師が最新号の記事の中でなさったように、覚者が一方の側の味方になってこれほど政治的な発言をするという考えは奇妙で考えられないことだと感じる人々がいます。なぜあなたの師はそれがこれほど重要なことだと思われるのですか。マイトレーヤはアメリカの選挙についてどうお考えですか。
A:今月号の記事からみても、ハイアラキーが、今度のアメリカの選挙が世界の近い将来にとって決定的であると考えていることは明らかです。
(シェア・インターナショナル誌2004年11月号)

編集長から読者へ──ベンジャミン・クレーム、2004年11月
 読者の中には本誌が11月号のアメリカ大統領選挙に関してあまりに関心を寄せ過ぎ、スペースを割き過ぎていると憂慮される向きもあるようである。政治に、特にアメリカの政治は両政党ともに腐敗していることは万人の知るところであり、両者に選択の余地などないと思われるのに、そのアメリカの政治に関心を寄せることは、霊的な基礎を持つ本誌のなすべきことではないと考えるようである。だが、決してそうではない。
 世界を数年間にわたって揺るがしてきた出来事に対するそのような反応に、私は当惑していると告白せざるを得ない。シェア・インターナショナル誌はハイアラキーの事実、その帰還、そしてその現在および将来の諸計画と関心について知らせるために存在する。来るべきアメリカの選挙に関して言えば、これに関する懸念は私の師である覚者によって、最近の本誌の記事の中にいみじくも表明されている。今月号の記事を以下に引用したい。これ以上にはっきりとした、曖昧さのない表現はないだろう。シェア・インターナショナル誌がどうして正直に、真実を伝えるのを遠慮する必要があるだろうか。
 「アメリカの市民が11月に投票に行くとき、彼らは歴史のコースを変える機会を得るだろう」
 「運命の日が近づくにつれて……」
  「「あなた方の兄たちであるわたしたちは、まさにこの世界の未来が脅威にさらされているのを傍らに立って眺めていることはできない」
 「この選挙は人事における大きな転換点である」

Q:私が知っている過去の霊的教師たちは、政治には関与せず、霊的、精神的な発達に集中していました。私はあなたが政治に集中されることに戸惑っています。説明をお願いします。
A:なぜなら私はすべての人々のための愛と正義と自由に関心があるからです。政治、経済、それがリアリティ(現実)です。それが霊的なことです。どこまでで霊的であることをやめるのですか。いつ霊的であることをやめるのですか。人間の霊性の度合いをどうやって測るのですか。生命あるあらゆるものは霊的です。私たちは霊的な宇宙に生きています。それ以外ではあり得ません。問題は、私たちがそれを霊的なものにしないことにあるのです。私たちは、これまでに考案された最も腐敗した政治を持ち、人間が考案した最も腐敗した経済構造を持っています。それらは霊的ではありませんが、霊的であるべきであり、霊的でなければなりません。
 私が話しているのは霊的な政治、霊的な経済についてであり、キリスト御自身、世界教師、主マイトレーヤ御自身は、最初は、政治と経済に焦点をおかれるでしょう。私が言っていることはマイトレーヤからのものです。これらは彼の考えであり、彼のアイディアです。政治、経済は最も霊的なものであるべきです。政治とはいかに人々が共に生きるかについてであり、経済とはいかに私たちが世界の資源を分配するかについてです。もしあなたが霊的でなければ、今日のように、政治も経済も悪いでしょう。誰が霊的なのでしょうか――あなたが言う霊的教師たちか、あるいは私か、いかに人々が生きるかに関心があるのは誰でしょうか。家族を飢えから防ぐために、1日1ドル稼ぐために1日16時間働かなければならない人々に、霊的精神的発達について話すことは無理です。今日の危機は霊的なものであり、それは政治と経済の分野に集中しており、これらの分野でのみ解決できます。
(シェア・インターナショナル誌2004年10月号)

2024年10月号目次

覚者より ベンジャミン・クレーム筆記
新しい状況の到来/新しいもののしるし /新しいもの (事) の殺到

編集部より
親愛なるアメリカへ

視点
新たな多極化時代に平和を達成する
ジェフリー・D・サックス

気候市民会議
エミリオ・ゴドイ

原因と結果の法則 ―選集
The Law of Cause and Effect - a compilation

時代の徴
世界中の奇跡

S.O.P. - われわれの惑星を救え!
核融合発電の輝かしい可能性

通貨制度を利用して気候変動を解決する-第三部
IMFの投票権と権力の分配
セバスチャン・グラーフ、 ラーズ・グラーフ

ラビ・マイケル・ラーナー (1943-2024) を偲んで
モンテ・リーチ

道徳的野心のための学校
エレン・バーナーズ

金銭
アート・ユリアーンス

聖シャルベルの癒しの奇跡

英国の路上での大きな嘘とたくさんの愛

編集長への手紙
真っ直ぐに通じる言葉 他

読者質問欄
回答 ベンジャミン・クレーム

新しい状況の到来

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記
2015年2月8日

 今まさに間近に起こる出来事は多くの人々を当惑させるだろう──政治、経済、社会に現れる変化のスピードはあまりにも速く、しかもそれは非常に頻繁に起こるだろう。
 多くの者にとって、彼らの主な反応は不安と困惑であろう。それらの変化の性質とその規模の大きさに当惑し、怯えながら、それを変容する社会の徴として見るだろう。他の者たちは新しい顕現を恐れ、憤るだろう。あらゆるところで人々は、自分たちが取るべき正しい方向に確信がなく、用心深く行動するだろう。
 しかしながら、人々がそのように行動するのもあまり長くないだろう。彼らは、自分たちがまことに変化しつつある世界に住んでいることに気づき、彼らの信念や価値観に対するより大きなチャレンジに悩まされるだろう。
 かくして、人は古いものから新しいものを確立し始め、この時代のチャレンジに応えるために彼らの能力をますます発揮し始めるだろう。

(シェア・インターナショナル誌2015年3月号)

新しいもののしるし

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

 間もなく、人々が探し求めるしるしが顕れつつあることが明確になるだろう。ある人々にとっては、それらのしるしは必然のように思え、歓迎するだろう。他の人々にとっては、それらは彼らが大事に思うすべての消失のように思えるだろう。実は、それらは新しいものを意味するのであり、現在起こっている深い変化の外的な現れにすぎない。時が経てば、現在、急速に過ぎ去りつつある古い世界において、多くが間違っていたのであり、人間の本質と業績のより良い表現のために犠牲にされなければならなかったということに、ほとんどの人々が同意するだろう。
 であるから、間もなく、これらのしるしによって先触れされた変化は、われわれが新しい、誰もが誇りに思える制度が登場しつつあることを、鋭い観察力を持つ人々に気づかせるだろう。

(シェア・インターナショナル誌2015年5月号)

新しいもの(事)の殺到

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

 ある人々にとっては、来たる何カ月かは、彼らがそれまでに経験してきた中で、最も困難な時期であるように感じ、とても対応し得ないように感じる力(フォース)からの一時的な猶予を求めて、ほんのかすかな望みをも探し求めようとするだろう。
 同時に、他の人々にとっては、彼らの独創性や創造性についてのより高まった感覚があるだろう、それがいかに非現実的なものであっても。この出来事についての“読み”が何であろうと、すべてが速やかに「新しい時代」に、そして宝瓶宮(アクエリアス)の(エネルギーの)影響の中に進んでいる。これの影響は実に強力だろう。
 では、人はどのように反応すべきか? これを「新しい時代」に向かうさらなるステップと知りなさい。そうすることで、「偉大なる主」の出現を待ちなさい。心(ハートとマインド)の扉を開きなさい、そして新しいもの(事)の殺到に備えなさい。

(シェア・インターナショナル誌2015年7・8月号)

親愛なるアメリカへ

親愛なるアメリカへ
 私たちがあなたに手紙を書いているのは、あなたには世界の未来を確実にするか、あるいはあらゆる国籍を持つあなたの惑星の兄弟姉妹である私たち全員を、想像を絶する悲劇に陥れるかを決める力があるからです。あなたが投票に行くまで、もうあまり時間は残っていません。この11月に投票に行くとき、この時期は非常に重要なので、あなたは「歴史のコースを変える機会を得るだろう」と、ベンジャミン・クレームの師である覚者は「アメリカの選択」という記事の中で書いています。民主的権利を行使するという単純な行為により、「近未来の様式と機構が大きくかかっている」決定を下すことになるのはあなたの運命なのです。
自分がそれほど重要で強力な存在であることに気づいていたでしょうか。おそらくあなたは、軍隊や武器、戦争への意欲があるからこそ強力であると思っているでしょう。まさにそこが、あなたの最も弱いところです。軍産複合体、億万長者、特別利益団体が、あなたにタカ派で軍国主義的な条件付けをして、若者を犠牲にすることを厭わなくさせているのです。誰が得をすると思いますか。亡くなった英雄たちではないことは確かです。

 あなたが世界で重要な役割を果たしているのは、それぞれの国が独自の神聖な運命を持っているのと同じように、あなたには真の英雄となり、文字どおり私たち全員を救うという素晴らしい機会が与えられているからです。
 2004年、ベンジャミン・クレームの師は、あなたの対応の重大さと潜在的な偉大さを強調しながら、あなたにこう訴えました。
  「アメリカ合衆国の市民には重大な決定を下す時が迫っている。今年の11月の彼らの決定に何百万の、アメリカ一国ではなくその他の多くの国々の未来の幸福がかかっている。この決定は難しいことではないと、その選択は平和と正しい関係を大切にする者すべてにとって必ずや明白なことだと思えた」
 それから丸20年が経った今、この極めて重要な瞬間から、歴史的に壮麗な時代を創造する機会が再び与えられています。文字どおり、すべてを賭けることになります。あなたは勝つことが好きなことを自分で知っているでしょう。正しい選択をして、「あなたの神性へと足を踏み入れてください」。歴史においてこれまであなたがしてきたことでこれに匹敵するものはほとんどありません。この11月の選挙で賢明な選択をすることは、一つの機会であり義務です。それほど重要なのです。一票一票がどれほど重要で、種族(人類)の未来に直結しているかを説明することはほとんど不可能です。一票一票が重きをなします。今度の選挙の結果は、私たちの惑星とそこに存在するすべての生命がどのように繁栄するか、あるいは衰退するかを決定するでしょう。

 あなたは、自分が金持ちで、偉大な経済を発展させ、非常に競争心が強く、何をするにも勝つために行動するから、この天与の「決定票」を持っていると思いますか。世界唯一の覇権国として圧倒的な商業帝国を築いているからこそ、重要だという感覚を抱くのでしょうか。
 そうではありません。人生の多くのことに対して厳しい姿勢を貫くにもかかわらず、協力し、助け合い、隣人として親切でありたいという生来の願望があるからこそ、あなたは真の天命を授かっているのです。寛大な精神があったからこそ、マーシャル・プランを立ち上げ、苦しむ人々の援助のために駆けつけることができたのです。今でも何百万もの人々が戦争の影響に苦しみ、飢餓(ガザでは意図的に引き起こされた飢きん)に苦しみ、気候破壊に苦しみ、あなたの同盟国によって押し付けられた殺戮に苦しんでいます。気候破壊については、あなたの政府の政策(そして世界中の私たちの政府の政策)によって変えることができます。殺戮については、あなたの同盟国はあなたの理想主義を冷笑的に操作し、それがあまりに行き過ぎたために同盟国が支配権を握り、親愛なるアメリカよ、あなたがジェノサイド(集団殺害)を起こるままにし、言語に絶する残虐行為を見て見ぬふりをすることにつながっています。 
 1941 年に連合軍に加わることができたのは、あなたの理想主義と勇気があったからです。その理想主義的な良心に後押しされ、あなたは自国の指導者や他国の指導者に、正しいことをするようたびたび訴えてきました。ベンジャミン・クレームの師はあなたを次のように評しています。覚者は知っているはずです!
「アメリカは世界に提供できる多くの良いものを持つ偉大なる国である。アメリカは今、奉仕し、平和と正義の中に生き、そして調和と協力の中ですべての国々と一緒にこの世界をつくり直すために共に働くことを請い願うアメリカの魂に目覚めなければならない」

 ですから、親愛なるアメリカよ、外の世界の集団的な苦しみに目を向けてください。内にも目を向け、あなたの偉大な魂が、あなたに対して魂の促しに従って行動し、世界を助けるようにと呼びかけている澄んだ声を聞くことができるようにしてください。私たち、世界の他の国々は、あなたの最高の力を必要としています。
 ベンジャミン・クレームの師の声をさらに付け加えることにします。覚者は普遍的な正義を広く訴えています。「もちろん、アメリカのみが世界の不公平性、すなわちわれわれの直中にある基礎的な潰瘍、われわれの困難のすべての源に対して責任があるのではない。苦闘する貧しい者たちを全く斟酌せず、横柄な扱いをするすべての先進開発国とその責任を分かち持つ。アメリカはこの緊張、そしてテロ行為の主要な原因に目覚めなければならない。
 そこに西欧世界の過失がある。これらの“成功した”国々はその富と支配力を主に歴史に負うており、また世界経済を強引な“市場のフォース”を通して彼ら自身に有利なように操る彼らの能力に負うのである。世界の哀れな極貧の者たちは、今や自分たちの分け前を要求する。もしわれわれがこの単純な正義への当然の権利に対処し改善しなければ、世界に平和はないだろう。テロリズムは嵩じて、戦争に発展し、それは地球上の人間の未来を脅かすだろう。
 あなた方の兄たちであるわたしたちは、まさにこの世界の未来が脅威にさらされているのを傍らに立って眺めていることはできない。アメリカは世界に提供できる多くの良いものを持つ偉大なる国である。アメリカは今、奉仕し、平和と正義の中に生き、そして調和と協力の中ですべての国々と一緒にこの世界をつくり直すために共に働くことを請い願うアメリカの魂に目覚めなければならない。この選挙は人事における大きな転換点である」
(「アメリカの選択」、シェア・インターナショナル誌2004年11月号)

 ベンジャミン・クレームの師は、当時[2004年]の米政権の「テロとの戦い」への対応について書き、表向きはテロと戦うための米政府の政策と行動の悲しい不条理についてこう説明している。
  「“テロ戦争”を戦うということは幻影と戦うことであり、無益で、高価な、そして危険な演習である。……このアメリカ政権は、その傲慢さと無知ゆえに、盲目的にその罠に落ちてしまった。災難を受けるのはアメリカの国民であり、アメリカの犠牲者であり、全体としての世界である。テロに対処する方法は、そしてわれわれの直中にあるこの腫瘍を永久に終わらせる方法はただ一つしかない――その原因を探すことである。
 テロリズム(テロ行為)の原因はもちろん幾つかあるが、とりわけ重要なのは、世界資源の不均衡な分配である。これが国家間に危険な溝をつくり、人々を自分たちの夢を実現するためにテロの手段に追いやる。彼らは死にもの狂いの人間であり、失うものを何も持たない者たちである。彼らが願い求める正義のために、当然のことだが彼らが自分たち自身の権利と見なす正義のために、もし必要ならば死ぬ覚悟のあるそのような死にもの狂いの人間の、膨大な、まだ活用されていない大群が存在する。
 どんな“テロ戦争”もそのような軍隊を打ち負かすことはできない。いかなる傲慢な身構えも彼らを西欧世界の要塞から追い出すことはできない。
 いかに強かろうが、一国でテロリズムを打ち負かすことはできない。それはこの世界を醜くしている不正義から生まれるものである。
 人間が分かち合うことを学ぶときにのみテロリズムの終末をみるだろう。分かち合いを通してのみ、正義と自由の目標は実現され得る。偉大なる祝福されたアメリカ合衆国の市民であるあなた方に対するわたしたちの懇請は、あなた方が投票するとき、注意深く考えなさい、そしてあなた方の本来の特性である心(ハート)から行動しなさい」
(シェア・インターナショナル誌2004年10月号)

署名済み
苦しむ地球のすべての国にいるあなたの兄弟姉妹たちより

読者質問欄

 世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けてきた。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したい。

Q:祈りと治療の基礎となる仕組みを、宗教や霊性に関心のある素人に向けて説明してくださいませんか。つまり、祈りの最初の点から始めて、実際の仕組みはどのようなものでしょうか。

A:祈りとは、喚起(呼び掛け)の偉大なる科学の一段階であり、マインドの共通の性質を通してテレパシー的な連結、あるいは導管を築くことによって機能します。メンタル的な焦点が強ければ強いほど、達成されるメンタル・コミュニケーションの度合いは大きくなります。しかし、ほとんどの祈りは、アストラル(情緒)に焦点があり、それだけ反応の「確かさ」は低くなります。
 祈りの力は、分離というものは存在しないという現実に基づいています。すべての原子、すべての宇宙はつながっています。祈りの効果は祈る人の集中した思念のレベルによって決まります。ほとんどの祈りは、祈る人のアストラル欲望性質から発する懇願であり、それゆえ範囲は限定されています。より高度な祈りは、集中したマインドによって可能となります。さらに高度な、魂の融合した弟子の愛の意図のレベルでは、魂自身がそのエージェント(祈る人)となります。
 祈りへの反応は、原因と結果の法則(東洋ではカルマの法則と呼ばれるもの)と「聖なる仲介者」としての知恵の覚者方に許された介入の度合いによって条件付けられています。かくしてイエス、聖母マリア、クリシュナ、モハメッド、あらゆる宗教の聖者たちは仲介のために祈りを向けられます。彼らは法の許す限り仲介者として働くことができ、実際にそうして働いています。

Q:祈りは一般的に通常の医学であるアロパシー(異種療法)やホメオパシー(同種療法)の有益な補助となるものと考えていいですか。
A:はい。

Q:私はクリスチャン・サイエンスの家族の中で育ちましたが、それが非科学的に思えたので10代の頃に教会を去りました。強烈な信念と否認(私にはできませんでした)が要請されているようでした。この宗教の鍵となる要素は、物質と病気は「誤謬」であるということです。その代わりに、「すべては無限のマインドであり、その無限の顕現である」といいます。治療は、すべてが神であり、したがって人は完全であるという事実の実演であるとみなされています。しかし人は「真理を知り」、「誤謬」の余地を残してはなりません。治療の実演は確かに起こります。しかし多くの場合治療は起こらず、「真理を認識する」ためのさらなる決意が後に続きます。クリスチャン・サイエンスの治療の基礎は何なのかをお聞きしてもいいでしょうか。それは実際に科学的な中身(現代科学では認知されていないもの)を持っているのでしょうか。癒される人と、そうでない人がいるのはなぜでしょうか。それに関わっている人々に知られていない追加的な要素があるのでしょうか。
A:すべての治療は原因と結果の法則(カルマの法則)に従います。クリスチャン・サイエンスは、私の考えでは、「理論的には」正しいのですが、実際には、この法則についての理解を欠いています。

Q:何年も前、私はリベラル・カトリックの礼拝式の本を使って毎週治療の会を行っていました。秘教徒でもあるその司教は、私が司祭でありその祈祷書を用いることで自動的に治療のデーヴァを集め覚者方からのエネルギーを引き付けると教えてくれました。しかしながら、私は当時そのことに気づかず、会の間、右手を治療を受けたいと思っている人々の頭の上に置き、その間マントラ的な祈りを唱えていました。その後しばらくして、人々は癒されたと私に言ってきました。しかし、最終的に、一人の方が、翌日病院で卒中で亡くなりました。言うまでもなく、私は顔色を失って治療の会を中止しました。(1)これらの効果は、良いものも悪いものも、治療の会の結果だったのか、私個人、あるいは他の要因が関わっていたのでしょうか。(2)リベラル・カトリックの治療の儀式は、デーヴァと覚者方のエネルギーを引き付けますか。(3)儀式、祈り、手を置くことなどを伴う宗教的な治療の会は、一般的に実際の有益性や効果はありますか。
A:(1)治療の会と他の要因があります。例えば、喚起されたエネルギーはしばしば顕現する段階にある状態を凝結させます。(2)デーヴァは引き付けません。しかし、覚者方がふさわしいとご覧になれば、覚者方からの特定のエネルギーを引き付けます。(3)はい。

2024年9月号目次

覚者より ベンジャミン・クレーム筆記
行動を待つ諸問題

編集部より
緊急-力強い行動が必要

視点
21世紀の永遠平和のための10原則
ジェフリー・D・サックス

フランス民主主義のための闘い -フランスの議会選挙
ルーク・ギオリー

ルトガー・ブレグマン著
『道徳的野心』 才能の無駄遣いをやめ、 意義ある遺産を築く
コルネ・クワテルによる書評

国連未来サミット:より良い明日のための多国間解決策
ポーリン・ウェルチによる概説

ロサンゼルスのベンジャミン・クレーム美術館訪問
フィリス・クレーム

S.O.P. - われわれの惑星を救え!
ストップ・エコサイド・インターナショナル

時代の徴
デーヴァ (天使) 、 ミステリー・サークル

「オーバービュー効果」- 相互連帯というビジョン
アンディ・モーガン

最近のグローバル経済の動向: 私たちの将来にとって何を意味するのか
セバスチャン・ヴィユモ

日本上空のUAPの調査のため議員連盟が設立
N.O.

愛と憎悪
アート・ユリアーンス

中央銀行とマネーサプライ―第二部
セバスチャン・グラーフ、ラーズ・グラーフ

編集長への手紙
プロパガンダはどう機能するか 他

読者質問欄
回答 ベンジャミン・クレーム

行動を待つ諸問題

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

 反駁の懸念なしに、世はすべてこともなしではないと言うことができる。例えば、大金持ちと絶望的な貧困者との間の隔たりはかつてなく大きい。極端な不均衡はいかなる社会にとっても健全ではない。確かに富裕層の中の何人かは彼らの富を貧困者に分かち合うが、しかし、一般に、大金持ちはむしろ、すべての者に不利益でも、さらに並外れた大金持ちになることを目指す。

 ますます増大する今日の生活のあらゆる面の商業化、それ自体が“時限爆弾”であり、その爆発は現在の経済機構を屈服させるだろう。その時期はあまり先のことではない。この極度の物質主義によって生じる緊張はあまりにも大きく、まさに平衡が壊れる時点に近づいている。ほとんどの人は、緊張をつくり出す方にあまりにも深く関わっているので、これらのフォース(力)に気づいていない。

 かくして、人間に彼らの唯一の自然なコースが提供される――分かち合いの原理の採択である。人類はこの認識の方にじりじりと寄りつつあるが、しかしそれを実際に顕現するには、まだほど遠い。

 同時に、世界に直面する生態系の問題はクライマックスに近づきつつある。今日、ほとんどの国家が、惑星の温暖化は最大の敵であることを認める。国々を分け隔てる問題は、それが人間の責任なのか、あるいはどの程度が人間の責任なのかということである。人間が取ることのできる最も賢明なコースは、気候の窮境のほとんどは彼らの責任であると想定して、その問題を修正するためにあらゆる実際的な手段を講じることである。ある国々は確かにそうしているが、すべてではない。わたしたちの助言は、人間の行動と非行動が問題の80%に責任があり、人間は彼ら自身、そして彼らの子供たちのために、その緩和に向けて何も惜しむべきではない。

 わたしたちが助けの手を差し伸べることは請け負うが、しかし人間自身が自分たちの役割を果たさなければならない。
 世界経済の崩壊と共に、人々は人類の一体性を認識するようになるだろう。この認識は戦争に対する彼らの態度に深遠な影響を及ぼすだろう。生存のための闘いに彼らは共に結びついていることを知るだろう。そしてマイトレーヤのことばがより一層大きく彼らの心(マインド)に響くだろう。分かち合い、正義、自由は、未来の強力なシンボルとして、すべての者の生得の権利として、正しい関係への道として、人間の心(マインド)に育っていくだろう。

 (シェア・インターナショナル誌2014年4月号)

緊急 ── 力強い行動が必要

 本誌の多くの読者は、たとえ理論上であっても、覚者方が予見したアメリカ合衆国の未来を知っており、合衆国の運命がこの惑星の未来のための神の計画の一部であることを知っている。

 そのため、そうした読者がどのような反応を示すかは完全に理解可能である。世界人口の大部分が人類のことを恥じ、悲しんでいる。無頓着で注意散漫な人々は意に介さないだろう。洗脳された人々、思想を注ぎ込まれた人々、魂を売った人々は拍手喝采を送る。物事がよく見える人々はできる限りのことをするが、しばしば口封じをされ、抗議行動は解散させられ、「大いなる不名誉」の一部となってしまった政府によって違法と判断される。私たちの集団的なカルマの記録に汚点を残すような出来事を、歴史は許すだろうか、それとも忘れるだろうか。

 世界の多くの地域における飢餓や大規模な貧困に目をつぶっていただけでも、十分にひどいことであった。政府が国際人道法や海洋法を無視し、絶望に打ちひしがれた移民たちに港や国境を閉ざしたことも、忌まわしいことであった。私たちは民間人の虐殺や子供たちの殺戮、一つの国とその国民の破壊を目の当たりにしており、事態はさらに悪化した。人道に対する気違いじみた犯罪、ジェノサイド(集団殺害)、民族浄化を目にしており、日に日に耐え難くなってきている。

 すでにそうした恐怖の重荷を背負っていたのであるが、今やまた屈辱を味わっている。人道に対する罪を犯したとみなされている過激主義者の政権の残忍な指導者が、アメリカの民主主義の中心に招き入れられたからである。政府の中枢にいただけでは十分に破壊的ではないが、彼は議会に対して嘘をついた。そして、人民の議院でのスタンディングオベーションという褒美をもらった。

 平均的なアメリカ市民にとって議会とは何か。「合衆国憲法第1条は、議会として知られる立法府を設立した。議会は、すべてのアメリカ人の日常生活に影響を与える法律を制定し、人民の声として奉仕することを意図している。その責務には、政府の機能や計画への資金提供、立法過程に関する情報を提供するための公聴会の開催、行政府の監督などが含まれる」(visitthecapitol.gov)

 あの出来事により、正義に対して、真実に対して、人民の声とその代表者たちの権威に対して、どのような害が及ぼされたのか。その光景はイスラエルに、虐殺を続け、この地域で戦争の舞台を拡大するための白紙委任状──米国の全面的な許可と後ろ盾──を与えた。このような狂気の結果がどうなるかは、推測することしかできない。ネタニヤフ首相がより広範な戦争を、可能であればイランとの戦争を望み、必要としているのは明らかである。戦争が長引けばイスラエルの現職首相の実刑判決が遅れるからといって、自分自身に「刑務所から出られる免罪符」を与えるのは、他人の生死に対する何と利己的で冷笑的なアプローチであろうか。例えば米国のような他の国で、大統領候補が高官職に就くことで実刑判決を回避できるのと同じである。

 これは民主主義の汚点である。アメリカ市民はどうなるのだろうか。アメリカの税金で賄われた爆弾が国民全体の命を奪うとき、どのような選択肢があるだろうか。蛮行を容認することは、米国と国際社会にとって代償を伴うことになるに違いない。

 マイトレーヤのエネルギーは、建設的なものと破壊的なものとの間の選択を明確にするために働いていることを私たちは知っている──創造的で平和な社会につながる、前向きで協力的な目標へと世界を前進させるものと、その反対のものとの間の選択である。そのような選択を迫られたうえで、犯罪者として裁かれるかもしれない男が、議会から世界に向けて演説することが許されたのだろうか。アメリカ国民を代表して決定を下す権力の座にある人々が、善の選択か、その反対の選択かを迫られた瞬間がここにあった。今後数カ月、選挙民はどのような選択を迫られるだろうか。

 アメリカ合衆国の初期のモットーは、「エ・プルリブス・ウヌム(多数から一つへ)」であった。その後、モットーは、「われわれは神を信ずる」となった。合衆国の秘教的なモットーは、「私は道を照らす」である。
 この目標を達成するためには、すべての国民が必要となるだろう。「プルリブス(多数)」とは、多州を指すだけでなく、多文化、多民族が混ざり合ったものを指すとも解釈することができる。それが合衆国の強みであり、運命である──すべての人がそれを受け入れさえすれば。彼らは、新しい文明と新しい人間のための、いわば、基本的な構成要素となるだろう──それは直観的な種族であり、人々は協力や調和、相乗効果という普遍的な法則に従って生き、分かち合いが当たり前になるだろう。

アメリカの運命

「世界はアメリカの魂の出現を待つ。それはかなり以前に、マーシャルプランというあの美を誕生させた。また世界は、マイトレーヤが人類に道を示すために出現されるのを待つ。マイトレーヤの教えがアメリカ合衆国の理想主義的魂を目覚めさせ、喚起させるだろう。そしてアメリカの最良の市民たちを、彼らがいつも心(ハート)に抱いてきた光に向けさせるだろう。彼らは世界中の兄弟姉妹たちと協調して、マイトレーヤに鼓舞されて、一致して、待っている世界に正義を、したがって平和をもたらすだろう」

(ベンジャミン・クレームの師、「待っている世界」、
シェア・インターナショナル誌2003年5月号)

待っている間

 世界が待っている間、そして2024年11月の米国での選挙を注視しながら、以下の挑戦的な文章を読むのも悪くはないだろう。第二次世界大戦が激化し、自由な人類の未来が脅かされる中、ジュワル・クール覚者が『ハイラーキーの出現』の中で、当時中立国であったアメリカ合衆国に連合軍への参加を促すために書いたものである。この文章の中には、覚者の次の言葉がある。平和のために祈りを捧げた後に、善の勢力があなたの代わりに戦い、神が仕事をしてくれるのを辛抱強く待つのですか。

「今日の世界危機」1940年6月30日

 「今日、死の勢力が跋扈しているが、それは自由の死、言論の自由の死、行動の自由の死、真理と高位の霊的な価値観の死である。……悪と人間の苦しみに直面してもなお消極的な姿勢をとるよう説き、何の危険も伴わない平和主義を容認する人々に対して、私は次のように言いたい。あなたは一体何をもってして、今日地球を闊歩している侵略の勢力、裏切りと悪と破壊の勢力と戦うつもりなのですかと。この戦いにどのような武器を持ち込むのですか。猛攻撃を食い止め、嵐を静めるために、どこから手をつけるのですか。平和のために祈りを捧げた後に、善の勢力があなたの代わりに戦い、神が仕事をしてくれるのを辛抱強く待つのですか。あなたの祈りや願いは、正しく力強い行動を伴わないならば役には立たないと私は告げる。象徴的に言って、あなたの祈りや懇願は神の玉座に届くかもしれないが、そのとき次のような返事が返ってくる。もしあなたが立ち上がり、自分が望むもののために戦うならば、光の勢力はあなたの腕を強め、あなたに有利なように潮流を変えるであろうと。もし善意の人々が、自分の理想主義に安んじて、自分の希望が正当であることを証明したり、望ましい理想の実現に尽力したりするために、実際的なことを全く行わないならば、誰が好戦的な利己主義の前進を食い止めるというのですか」

(ジュワル・クール覚者、『ハイラーキーの出現(上)』、AABライブラリー)

 アメリカの神聖な運命を考えると、世界の方向性と私たちが共有する運命は、物事を明確に見る善意の人々の手に委ねられていると言っても過言ではないようである。
 ジュワル・クール覚者は上記で「力強い行動」の必要性に言及している。行動していないことを嘆くだけならば、言葉は空虚である。古代からの、まだ打ち負かされていない悪が私たちの時代に再び表面に現れており、明晰に考えることや、声を上げ、適切な合法的行動を取ることが求められている。そのこと自体が希望の源である。
 怒りと憎しみからの束の間の休息を与えてくれたのは、パリ・オリンピックであった。その雰囲気は幸せで、協力的で、相互尊重の模範に満ちているようであった。フィナーレでは、善良さを分かち合う世界への明白な切望を感じさせる、示唆に富むシンボルが用意されていた。
 砂漠に降る恵みの雨のようであった──英国からの最近のニュースについてはそう感じられた。極右の人種差別主義者による暴行が何日間も続いたのを受けて、あらゆる年齢、民族、信仰を背景に持つ何千人もの英国人が決然として、国内の各都市で反ファシストの抗議デモに参加した。その善意と人間味あふれる声は、私たちの日中や不穏な夜を埋め尽くすジェノサイドと苦しみの光景とは全く対照的で、喜ばしいものであった。人種差別、ファシズム、憎悪に立ち向かうために、このような抗議行動は今後も続くだろうか。これは、団結した行動の中にこそ希望があることを改めて示す、「力強い行動」であった。私たち民衆こそが、私たちの地域社会、国家、そして未来への希望の源である。

シェア・インターナショナル誌は、新しい時代の思考の二つの主な方向――政治的と霊的――を統合する。