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未来への鍵

シェア・インターナショナル誌の創刊以来、ベンジャミン・クレームの師である覚者は、毎月記事を提供してくださった。それは、書かれた時のみならず、世界の状況に応じて適切と思われるときにはいつでも掲載してよいようにである。実際これらの記事の多くは、それらが最初に掲載された時よりも今の方がより関連性があるように思われる。以下の記事は、最初2005 年11月号に掲載されたものである。

未来への鍵

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

人間が過去の古い方法で彼らの問題を解決する努力を続けるのを、わたしたちは悲しく見守る。問題は多く、これらは現在に関連するとともに将来にも関連する。主に、それらは過去の遺物であり、急速に発展する今日の社会にとって非常な重荷を意味する。市場を獲得するための猛烈な闘いに夢中になって、至るところの政府は安全と強さ、開発と革新を達成するために、そして変化の直中で安定を求めて、あらゆる常套手段を試みる。それは不可能な仕事である。彼らの問題すべてに対する答えは一つしかない。すべての問題に対する解決策は一つである。しかるに、これまで誰もその言葉を、あっと言う間に彼らをそして世界を解放するあの言葉を、思い切って囁く者はいない。それはこの世界を一気に正義(公正)と真理の新しい時代に乗り出させるであろう。

あの言葉を鳴り響かせよう。新しい文明を、新しい社会を顕示させよう。至るところにあの言葉を聞かせよう。人間に応えさせよう。その言葉は正義の響きである。真理の響きである。その言葉はすべての人間を近づけて人類同胞愛を築く。その言葉は心(ハート)の上に軽やかに座して、すべてのものに幸せをもたらす。その言葉は賢明で寛大であり、愛に満ちている。その言葉とは分かち合いであり、未来への鍵である。分かち合いが人間のすべての問題への答えである。分かち合いは神(神性)についてのもう一つの言葉である。分かち合いは人間にとって可能な最高のものを始動させる、なぜならそれは信頼への扉を開くから。分かち合いは人間を神の足元に連れて行くだろう。人が分かち合うことを学ぶとき、いのちの意味を知るだろう。分かち合うとき、人は高揚を感じ、自分たちの為すことを賛美する。分かち合いは人を全くさせるだろう。分かち合いは人類をひとつにするだろう。分かち合いの概念には限りがない。それは人間の救済になることが証明されるだろう。

人類がマイトレーヤを見るとき、これらの真理の言葉を聴くだろう。マイトレーヤの宣言を、彼らは大きく開かれた心(ハート)で聴くだろう。そしてそれに応えて、圧政と不正の終止を呼びかけるだろう。彼らはマイトレーヤの周りに集い、マイトレーヤは彼らのスポークスマンになるだろう。人類は間もなく彼の顔を見るだろう。間もなく、マイトレーヤは世界に彼のアイディア(理念)を提示し、古い時代を送り出すだろう。マイトレーヤは今、人々の近くにおられる。彼が拒絶されることはあり得ない。彼の愛がいまやすべての界に充満しており、変化を前面にもたらす。これを考慮しなさい――マイトレーヤの助けなしには、人類は破滅の運命にある。わたしたちは人類からの応えを心から待っている。

 

若いメディア作成者に力を与える

ジェイソン・フランシスによる

マリエル・ライズマさんへのインタビュー

 

ヨーロッパ・ユース・プレス(EYP)は、ベルリンを本拠とするヨーロッパの若者のメディア団体の非営利の協会であり、若者に対してメディア教育や実地研修を提供している。EYPは、若者が「公正で独立した責任のあるメディアをつくり上げ、民主主義、国際開発、持続可能な未来を育むような」社会を目指して活動している、と団体のウェブサイトには書かれている。現在では、EYPには27の加盟団体があり、6万人を超える若いジャーナリストに影響を与えている。マリエル・ライズマ氏はEYPの理事であり、外部コミュニケーションを統括しており、EYPの機関誌「Orange Magazine」の編集長でもある。ジェイソン・フランシスが、本誌のために彼女にインタビューを行った。

シェア・インターナショナル(以下SI):メディアにおいて若い人々の参加は、どのくらい大切でしょうか。

マリエル・ライズマ:まず第一に、これはバランスの問題です。すべての社会団体は、メディア・コンテンツの創造に関わるべきです。メディアの出力の試みがどの程度公平であっても、各団体は所属するジャーナリストの特定の見解を依然として持っています。このような見解は、どの話題を特集記事にするか、また記事の中で何に焦点を当てるかの選択に影響を与えます。社会団体の代表者は、その団体の関心事や、彼らが直面している課題や問題に対して、よリ敏感です。

若い人々の見解は、物事の成り立ちの歴史的理由に関して、社会観がより広く、メディア論理の理解がより発達している年長で経験豊富なジャーナリストの見解よりも優れています。若い人々は、思いも寄らない刺激的なアイディアや見解で、新鮮なエネルギーを持ち込みます。

人は関係を持つ誰かの目を通して世界を見ようとすることが多いため、バランスもまた大切です。したがって、メディアの設立に参加する若い人々は、自分たちが扱う主題や、自分たちが議論する疑問、問題、アイディアに、他の若い人々が興味を持てるように援助します。

若い人々が、読んだり見たりすることができ、良いメディア習慣を育めるような高品質なメディア・コンテンツを持つことは重要です。そのような習慣には、複数のソースから情報を確認すること、コンテンツに対する高い標準を持つこと、著者と共に考え、議論されている問題を分析することなどがあります。それはまた、コンテンツが高い標準に合致する限り、著者に同意しなくても、同意しないコンテンツを依然として読む勇気を持つことなどです。これは、若い人々が広い視野を持ち社会や世界で起こることを気にかけるような市民に成長できるようにするためです。若い人々が参加した良いメディア・コンテンツは、社会に貢献したいという気持ちを育て、その改善を助けられるようにします。それは、若い人々が他者に刺激を与える方法を見つける助けになります。

すべての人が、生涯のプロのジャーナリストになる必要はありませんが、若い時期にメディアに参加することは、若いジャーナリストが最終的にジャーナリストとなる機会を与えます。その長い経験は、熱望を持つ次世代のジャーナリストや、一般的にメディアに関心を持つ若い人に援助とアドバイスを提供するのです。

公正で責任のあるメディア

SI:EYPでは、どのような種類の教育や実地研修を提供していますか。

ライズマ: EYPは、独立した公正で責任あるメディアを発展させる能力を持てるようなトレーニング・プログラムやワークショップを、若いジャーナリストが利用できるようなプラットホームを目指しています。また、私たちのネットワークには多くの若い人たちが参加していて、彼らもメディア・トレーニングを提供することができ、そのようなトレーニングに興味を持つ団体に彼らを推薦しています。私もまた、活発にメディア・トレーニングを行っています。

さらにEYPは、加盟団体と共に多くのトレーニング・プログラムを企画しています。例えば、最近では、データ・ジャーナリズムとメディア・リテラシーに焦点を当てたプログラムを提供しました。このようなプログラムは、他国の同業者に会い、協力のための人脈や機会をつくり出し、仕事に適用できる新しい技術を学ぶ機会を提供します。

私は、特にEYPの機関紙「Orange Magazine」をご紹介したいと思います。ここでは、ヨーロッパのトップ・メディアの会議を特集しており、国際的な指導者とメディア界で出会い、人生が変わるような人脈をつくれる機会を若いジャーナリストに提供しています。

例えば、私たちの長年のパートナーであるドイチェ・ヴェレ(ドイツの国際放送局)が毎年主催している世界メディア・フォーラム(Global Media Forum)は、国際的なフィールドで最高のものから学ぶまたとない機会を提供します。

異文化間の理解を促進する

SI:あなた方の中東および北アフリカ委員会(Middle East and North Africa Committee=MENAC)の活動についてお話しいただけますか。

ライズマ:MENACはEYPのブログ・プラットホームであり、寄稿者はそれぞれの地域に関連した話題について、定期的に投稿しています。またMENACは、2015年から、ヨーロッパや中東、北アフリカ地域の若いジャーナリストやメディア設立者のためのプロジェクトやイベントの企画にも携わっています。

MENACは、メディア関連のプロジェクトやイベントを通して、異文化間の理解を促進し、ヨーロッパや中東、北アフリカの若いメディア設立者の持続可能なネットワークの強化を目指しています。MENACは、中東および北アフリカ地域の若い人の声がヨーロッパで聞かれるようにすること、両方の地域に関連した問題がメディアでより深い理解を得られるようにすることが使命だと考えています。MENACは、型にはまった思考を避け、多様性をより深く理解するだけではなく、異文化間の対話を奨励するなど、良いメディア慣行の意識を推進することを目指しています。

SI:人権支援や様々な背景を持つ人々の間で一体感をつくり上げる上で、メディアはどのような役割を持っているのでしょうか。そして、このような目的を、メディアはどのようにして最もうまく達成できるのでしょうか。

ライズマ:メディアは、社会で価値を創造し守ることに貢献するという基本的な役割を持っています。うまく機能する民主主義社会では、これは人権を保護し共通の基盤を提供することを意味します。メディアが社会の進歩を助けるという価値の姿を失うべきではないことは重要です。メディアは『4番目の権力』(政府の立法、行政、司法の各部門の次)であり、強調されたものに影響を与える能力を持っています。メディアは、気づかれなくなった主題に光を当て、それを最も必要としている人々に声を与えることができます。

すべての人が大切で受け入れられていると感じられるようにする上で、メディアは重要な役割を持っています。他の人があなたを気にかけていると、あなたが感じれば感じるほど、より気分が良くより安全に感じます。もしメディアが特定の価値に取り組み、このような価値に基づいてストーリーを創造すれば、メディアはこれらすべてをより良く行うことができると、私は思います。そして、このようにして、何としても注目する必要のある社会の特定の側面に光を当てることができます。

メディアの道具は注目です。注目は誰もが望むものです。もし別の背景を持つ人々がメディアで取り上げられ、彼らにとって重要な主題が注目を受けるなら、彼らは社会の重要な部分であると感じられることでしょう。

私は、個人的なストーリーが最も効果的だと思っています。なぜなら、私たちは多くの場合、記事に登場する人と共感しようとするからです。そのような個人的なストーリーは、その数によって強調され、一般的にならなければなりません。その良い例は、タイム誌の、シリア人の難民家族、タイマアとモハンマドのストーリー、「Finding Home」です。彼らには、亡命中にヘルムという娘が生まれました。このストーリーは多くの注目を集め、その中心にいる人々を無視したり軽視したりしていた問題について人道的な観点を提供しています。また、タイム誌は、ストーリーを語るために様々な媒体を使用しており、特にWhatsappというアプリケーションでのメッセージを視覚化しています。これにより、読者は直ちにストーリーに共感できます。

メディアには相当な権力があり、共感、平和、連帯感を重んじる社会に貢献するような方法でストーリーを報道する責任を持っています。将来は、価値を基盤としたジャーナリズムがさらに重要になると、私は信じています。

 

メディア・リテラシー

――鍵となる21世紀のスキル

SI:メディア・リテラシーとは何でしょうか。もしそれが大衆に欠けている場合、その結果はどのようなもので、EYPは、それをどのようにして高める活動をしていますか。

ライズマ:メディア・リテラシーとは、(マス)メディアに関して、それを利用し、発言し、批判的に評価し、創造し、参加する能力のことです。これらの能力は、21世紀の鍵となるスキルです。メディア・リテラシーは、正直で独立した責任感のあるメディアを支持する人々の世代をつくり出す助けとなります。なぜなら、その世代はそのようなメディアの価値を理解するからです。

もし、若い人々が、たとえ短期間であってもメディアに参加すれば、彼らは情報の検証手段に関して、ずっと詳しくなるでしょう。このことは、特にインターネットで受信した情報が健全な懐疑主義で見られる状況をつくる助けとなり、虚偽の情報の拡散を止めます。読者が教育され、メディア意識を持てば持つほど、彼らが真実だと確信できる情報だけを発信する機会が増えます。なぜなら、彼らは信頼できる情報源を見つける能力を持っているからです。

反対に、人々にメディア・リテラシーが欠けている場合には、社会で不信や疑念の雰囲気がつくられます。これは、誰を信頼するのかを決める機会が少なくなり、疑念を解消するために使える手段が少なくなることが理由です

EYPは、プロジェクトの企画や参加によって、メディア・リテラシーを高める活動をしています。例えば、メディアや政治に関心を持つ約8千人の若者がフランス、ストラスブールの欧州議会に集まった昨年のヨーロッパ・ユース・イベントに、EYPは参加しました。そこで、EYPは三つのセッションと一つのパネル・ディスカッションを企画しました。それに加えて、EYPは欧州議会と共に、11回目の、ヨーロッパで最大の若いジャーナリストのためのイベントの一つ、ユース・メディア・デイを企画しました。会議では、今度の欧州議会選挙や、メディア・リテラシー、虚偽情報と闘うことの重要性に焦点を当てました。さらに、問い合わせを受けた団体に対するトレーニング・プログラムを運営しました。

SI:アメリカの大統領は、ストーリーが彼や彼の政権に好意的ではないような場合に、メディアが「フェイク・ニュース」を製造しているとしばしば非難しています。この攻撃は、もし影響があるとしたら、ヨーロッパや世界中のフリーもしくは独立系のメディアに対して、どのような影響を与えているのでしょうか。

ライズマ: そうした攻撃は、主にメディアの評判に対して影響があります。ジャーナリズムの信頼が過去数十年間でかなり低下したので、現在では、メディアの評判は特に重要です。人々がジャーナリズムの信頼性を疑えば疑う程、社会で疑念が高まります。これは不信感をつくり出し、安心感を低下させます。メディアは、重要な主題を議論するフォーラムであり、もし人々がこのフォーラムの真面目さを信じなければ、彼らは議論に本格的に参加しようとはしないでしょう。これは、人々を社会から遠ざける方向にあります。健全な懐疑主義は大切ですが、信頼できる情報源に関しては、それでもその情報に信頼を置くべきなのです。

 

詳しくは次を参照:

youthpress.org および orangemagazine.eu

 

編集長への手紙

本号に掲載された手紙は、最近起きた出会いについて述べられており、したがってベンジャミン・クレームの師によって確認されていない。手紙の書き手たち自身の直観的反応に加えて、そのような体験を熟知していることから生まれる確信が、こうした出会いは個人的に、また一般的にも重要で意義があると判断できる自信を与えるのである。

個人に関連していると特定されるような手紙もあれば、すべての人々に希望や鼓舞をもたらすことでそれ自体が語るものもある。私たちは読者の考慮のためにこれらを提供している。

 

消えた人

編集長殿

(2003年)4月2日に私は朝6時35分に家を出て、散歩に出かけました。気持ち良く歩いていて、別の道へ曲がった時も私だけで、その時は誰も見かけませんでした。その後突然に一人の女性が私の方へ近づいてきたのです。彼女とすれ違う時に、私が「おはようございます」と言うと、彼女も「おはようございます」と言い、とても静かな声でほとんど聞こえないくらいでした。そのまま歩いていって振り返ると、彼女はいなくなっていました。その女性は誰でしたか。

モーリーン・サドラー

ニュージーランド、ワイララパ

【ベンジャミン・クレームの師は、その『女性』がイエス覚者であったことを確認した】

 

本当に近い!

編集長殿

2000年9月20日の午後、私は仕事で意気消沈していて、不思議な体験をしました。私は地下鉄に乗っていました。車両は混み合っていました。これ以上人は乗れないと思われた時、ある駅でさらに数人が乗り込んできました。その中に盲目の男性が二人いて、盲目の人用の特製の杖を持っていました。少し経つと、二人の男性はその状況について若い人たちと冗談を言っていました。私はドアの近くで内側を向いていました。

幾つかの駅を過ぎて、体の向きを変えると30代の女性が本を読んでいるのが見えました。その表紙に「イエスに近づいて」というタイトルが黄色の地に白い大きな文字で(あるいはその反対の白地に黄色の文字かもしれません)書かれていたのです。本で女性の顔は隠れていましたが、私はそのタイトルに惹きつけられていました。最初には、それ以前に彼女に気づいていなかったのはおかしいと思いました(私はそれまでにも体の向きを変えていましたが、彼女を見かけなかったし、彼女が乗り込むのも気づきませんでした)。彼女はこざっぱりとして見えましたが、たくさんの人が乗っていたこともあって、ほとんど顔が見えませんでした。彼女はとても美しいように思えて、その顔には気品と優しさがありました。数秒間彼女を見ていましたが、彼女は読み続けていました。

私は次の駅で列車を降りなければなりませんでした。降りるために出口の方に向いて、その女性のいる方向に目をやりました。彼女はもはやそこにいなかったので、自分の目が信じられませんでした。ほんの数秒過ぎただけで、これほどたくさんの人々に囲まれていて遠くに行けたはずがありません。彼女が空いた席を見つけたかもしれないとも思い、全体を見回しました。列車を降りてから、壁際に寄って車両から降りてくる人たち全部を見ていました。けれども、彼女を再び見かけることはありませんでした。彼女がどうやってそのように姿を消したのか理解できなかったので、完全に困惑しながらもそのまま歩き出しました。

後になって考えてみて、本のタイトルに意味があると気づきました。その女性が目の前で消えたのは単なる偶然だったのか、あるいは彼女は特別な方でしたか。

ラファル・ボーロ

スペイン、マドリード

【ベンジャミン・クレームの師は、その『女性』がイエス覚者であったことを確認した】

馴染みの顔

編集長殿

2年かおそらく3年前に(手紙は2001年に書かれた)、私はオックスフォード郊外の地元のショッピングセンターにいました。一人の男性がセンター内を横切って私の近くにやって来ました。彼は180cmを越える身長で、体格が良く全身白い装いで、ナイロビに現れた時のマイトレーヤの着ていたものととてもよく似ていました。ターバンは同じでしたが、長いローブではなく、彼が着ていたのは長いシャツとズボンのパキスタンのスタイルでした。よく似ていたのは膝上までで、というのもズボンが少し短すぎたことと、大きなスリップオン式の靴が何となく不作法な感じでした。

彼は30代前半で黒っぽいあごひげのある感じの良い顔で、彼の体格に似合っていました。彼は風変わりで、とりわけこのような場所では目立っていました。

1週間ほど経ってから、彼が再び同じ場所で同じ様子で通り過ぎていきました。それ以来、彼を見かけていません。

その人がマイトレーヤだと思ったことはありませんが、最近その人が普通の人なのか、とてつもない人物なのかを見分けることを促されているように思いました。

お手数ですが、覚者はお教えくださるでしょうか。

ヘザー・スミス

英国、オックスフォード

【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がマイトレーヤであったことを確認した】

 

読者質問欄

Q マイトレーヤが知られるとき、何の愛も感じられない人々に対して、信じる人々にとってはどのような未来になるのでしょうか。(サンフランシスコでの講演、2005年8月)

A 同じであり、それ以上でしょう。世界は変わりますが、マイトレーヤがそれを行うのではありません。あなたがそれを行うのです。私たち皆がそれを行うのです。人類がそれを行うのです。マイトレーヤはずっと以前に言われました。「人間の手によって、人間の足によって、新しい世界はつくられ、時代の寺院は建てられるだろう」。「時代の寺院」とは正しい仕組みのことです。政治、経済、宗教、社会、科学などの。これらが未来の道です。そしてそれらは人々によってつくられるでしょう。※

 

Q マイトレーヤの臨在によって、私たちの生活はどう変わるでしょうか。

A 彼は時代の終わりのアバターとして新しい時代への道を開くために来られ、新しい時代のエネルギーを解放し、私たちを新しい時代へと導きます。それは、彼が言われるところの「誰も窮乏することなく、同じ日が二度と繰り返されることがない」(マイトレーヤのメッセージ 第3信)新しい時代です。

想像できますか。同じ日が二度と繰り返されることがないのです。私は、それを知って、「いや、それには耐えられない。毎日違うことをしなければならないなんて」と思う人々を知っています。まあ残念ながら、すべての人を喜ばせることはできません。

同じ日が二度と繰り返されないとき、すべては創造的で興味深く、すべてが新しくなり、あなた方はその創造性に関わります。どの日も同じようには感じられず、同じようには見えません。あなたはこんな風には思わないでしょう。「今日は何をしようか? 私は昨日あれをしたしその前の日はあれをした。仕事に行かないといけないし、それは同じことの繰り返しで、去年と同じことだ」。それが人類を殺しているものであり、単調な骨折り仕事が、人間をオフィスを運営する機械に変え、世界の企業を経営し、大企業のために金を稼ぐ機械に変えるのです。そのためにすべてが行われています。人々が単調な仕事を好んでいるからではありません。ただ生計を得るために行っているのです。

 

Q では、どうやってその「単調な仕事」から抜け出せばいいのですか。

A それは全く間違って組織されており、覚者方は答えをお持ちです。分かち合いが正義を生み出し、正義が平和を生み出し、その平和の中で私たちは国と国との関係、人と産業との関係のために働き、余暇の必要性を知ることができます。人生とは何かを体験するための余暇です。

 

Q その意味は何ですか。より多くの余暇と転生――その目的は何ですか。

A 私たちは物質を霊化するためにここにいます。それが私たちの役割であり、まず私たち自身の肉体の霊化を通してそれを行います。何度も何度も転生する中で、私たちは魂のエネルギーを引き付けます。それは光です。それはこのエネルギーをつくるものです。それを見れば光と呼びます。見なければそれを何と呼んでよいか分かりません。その光は原子的ですが、その光よりも高次の光があります。亜原子の光があり、人体を完成された覚者の身体に変えるのはそれです。転生するにつれて私たちはますます多くの亜原子の光を身体の中に引き付けます。それで私たちの身体は微妙に変化します。他の人々には同じに見えますが、微妙に変化しています。

レオナルド・ダヴィンチやイエスのような第四段階のイニシエートになるまでに、肉体は普通に見えても、実際にはその4分の3は光で、4分の1だけが実際の物質的素材です。第五イニシエーションは、復活と呼ばれます。聖書の物語は、この復活についてのものです。物質的な身体が覚者の身体に復活し、それは壊すことのできない身体です。死は克服され、その身体の中で自己の本性を知ります。あなたはあなたであるものです。あなたはあなたであるもの――すなわち神の息子として振る舞います。この部屋にいるすべての人が神の息子です。イエスだけが神の子なのではありません。誰もが例外なく神の息子です。私たちとイエスの唯一の違いは、彼は私たちよりも前に始め、私たちよりもずっと先に行っているということだけです。しかし、いつか、誰もが意識的に神の子となる日が来るでしょう。私たちは自分が誰かを知りませんが、実際には私たち自身なのです。覚者方は彼らの本性を知り、それを表現することができます。それが違いです。

 

※ 新しい時代の建設

ベンジャミン・クレームはマイトレーヤがずっと以前にこう述べたと引用している。「人間の手によって、人間の足によって、新しい世界はつくられ、時代の寺院は建てられるだろう」

次の引用文は、アグニ・ヨガの教えである『モリヤの庭の葉㈵(召命)』からのものであるが、これは実際にはマイトレーヤによって与えられたものである。「あなた自身の手によって未来の力は築かれるだろう」。そして「私たちによって、そしてあなた方によって、共に、霊的文化は築かれるだろう」。

『モリヤの庭の葉㈼(啓明)』:

「夜の行進の間に、道案内が道に迷った。しばらくすると、月光あふれる砂を見つめながら、土手に腰掛けておられるキリストを私は見つけた。私はキリストに言った。『私たちは道に迷ってしまいました。星の指図を待たねばなりません』

『ロスル・モリヤよ、全世界が私たちを待っているというのに、道に迷ったくらい何だというのか?』

それから、竹の杖をとり、自分の足あとのまわりに四角を書かれた。そして言われた。『まことに人間の足で』

それから手のひらのあとをつけ、それもまた四角で囲み、『まことに、人間の手で』

四角と四角の間に弧状のものをのせた柱のようなものを書かれた。そして言われた。『おお、アウムは何と人間の意識に浸透することか! ここに私はめしべとその上に弧状のものを描き、四つの方向に土台を置いた。私が用意しためしべが花開く寺院が、人類の足と手によって建てられる時には、建設者たちに我が道を通って行かせよう。道は私たちの前にあるのに、なぜ、道の示されるのを待たねばならないのか?』

それから立ち上がりながら、画を杖で全部消された」

(アグニ・ヨガ協会、1923、1924)

ベンジャミン・クレームも同様の言及を行っている(2001年の研修会基調講話『和合』)。「ずいぶん前に、アグニ・ヨガの教えの最初の本で、マイトレーヤはこう述べました。『人間の手によって、人間の足によって、新しい時代は築かれねばならない』。一つ一つの石が、一つ一つの煉瓦が、一歩一歩が、人間自身によってつくられねばなりません」

そしてキリスト・マイトレーヤからのメッセージの中で、マトレーヤご自身が人類の未来の仕事のこの側面について述べている。「わたしの到来はこの世を変換させる。しかし復興の主な仕事は、あなたがたによってなされねばならない。わたしは、計画の設計者にすぎない。わが友よ、兄弟たちよ、あなたがたが、輝ける真理の宮殿を喜んで築く者たちである」

(メッセージ第65信、1979年3月13日)

 

2019年2月号目次

 

覚者より
新しい始まり
ベンジャミン・クレーム筆記

視点
世界への明瞭な呼びかけ――クリスティアナ・フィゲラスから

ジェレミー・レント著『パターン化する本能』
「重大な転換期」にある人類
フィリス・パワーによる書評

英国のホームレス危機
グラハム・ピーブルズ

S.O.P. (Save Our Planet)-われわれの感星を救え!
希望を抱く理由

移民女性が他の人々の救助者になる
エル・マハディ・ハンナン

国連が世界の難民を支援する
歴史に残るグローバル・コンパクトを採択する

時代の徴
空の徴
奇跡的な回復

新しい世界を築く
―選集Building a New World― a compilation

ピエール・ラビ氏と「ハチドリ」
ミシェル・マルミヨン

先住民:ブラジルの極右新政権の最初の犠牲者
マリオ・オサバ

編集長への手紙
沈黙のメッセージ 他

読者質問欄
回答 ベンジャミン・クレーム

 

新しい始まり

シェア・インターナショナル誌の創刊以来、ベンジャミン・クレームの師である覚者は、毎月記事を提供してくださった。それは、書かれた時のみならず、世界の状況に応じて適切と思われるときにはいつでも掲載してよいようにである。実際これらの記事の多くは、それらが最初に掲載された時よりも今の方がより関連性があるように思われる。以下の記事は、最初は2000年12月に掲載されたものである。

新しい始まり

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

人間が、自分たちが転落してきたその深さに気づくとき、彼らは自分自身を吟味して、正気と安全への帰途の旅路を始めるだろう。もちろんこれには時間がかかるだろう、なぜなら、神の恩寵から現在の腐敗と混乱への転落は長い歴史のあることだから。何千年もの間、人間はかつてその人生を秩序立てていた霊的基盤から着実に逸脱してきた。暗黒の時代が人間の記憶をぼやけさせ、心(ハート)の反応を途中で抑えたために、人は自分の本源と目的を忘れてしまった。物質と時間という双子のグラマー(眩惑)の中で迷っていた人間は、やっと今、長い夢とイリュージョン(錯覚)から目覚めつつある。
言うまでもなく個々の人間の中には、群れから抜きん出て無知の霧を抜け出し、ある程度の光の中へと奮闘してきた人々が存在した。彼らは自分の魂の知識と目的に信を持ち続けた輝ける星々であり、他の者たちのための道しるべとして働く。これらのひときわ優れた男女を通して、人間の認識は絶えず拡大し続ける永遠の旅路をたどるのだという真理は、最も暗黒の日々の中でも消えずに生き続け、育まれてきた。

今や、われわれがアクエリアス(宝瓶宮)の摂理に入るにつれて、新しい章が開かれ、新しい始まりが人類種族に保証される。
何千年もの間、人類は、暗闇の中で苦闘しながら、彼らの途切れ途切れの進歩を見守り、彼ら自身がつくり出した問題や危険を無事に通り越えるように導いてきた「兄たち」の一団について無頓着であった。
ついに今、兄たちは明かりの中に進み出て、彼ら自身を人類に示すことができる。
ついに今、彼らは公に教え導くことができる。
「兄たち」として覚者たちは、人間同士の中に存在する本当の関係について新しい理解をもたらす。
覚者としての兄たちは、人間にいつの日か、彼ら自身のものとなる智恵と知識を示すだろう。そうすることで人間の志向を燃え上がらせる。
友として、案内人として、覚者たちは人間が遂にはなるであろうその姿を写す鏡を彼らの前に置いて、人類種族のために彼らの旅路の速度を早めるだろう。
覚者たちは、教え、導くために、そしてすべての者たちに彼らの救助の手を差し伸べるためにやって来る。
覚者たちの偉大なるリーダーであるマイトレーヤは、かつて類を見ない旅に今まさに乗り出そうとしておられる。それは彼を公に日の光の中に招き入れ、人間の心(ハートとマインド)によりいっそう近づける。
マイトレーヤの教えは、人間を鼓舞し、変容させ、そして彼らの生活をより良いものに再建し、(神の)大計画によりいっそう類似するような未来を形づくっていくだろう。

そのようにして、人類は再び 蘇り、彼らが遠い過去に降りてきたあの高みによりいっそう近づくだろう。
人間自身の意志以外に、その蘇りを阻むものは何もない。
そのようにして、人間は試練の時に立つ――彼らの長い歴史の中で一度も出会ったことのないような試練である。しかし、覚者たちの先陣は彼らの中にあり、彼らの未来は保証されている。
マイトレーヤご自身は舞台の袖に立ち、今まさに公に出現して、この時代の無知に直面しようとしておられる。マイトレーヤは彼の周りにすべての国々から、あらゆる人種、信条の男女から成るヘルパーたち(援助者)を集められた。彼らは共に、無知と貪欲さ、利己主義と残酷さに闘いを挑もうとしている。彼らは勝利を確信している。

 

新しい世界を築く──選集

Building a New World – a compilation

「新しい世界を築く」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

マイトレーヤの到来は世界の変化を意味します。この惑星、生態系の必要についての理解の変化、すべての人々が十分に養われるような経済システムの変化、あらゆる場所の人々の間の関係の変化です。人類は一つであるということを真に理解することが、この深遠な変容の絶対的な必要性を示すでしょう。それは新しい世界をつくることです。
(ベンジャミン・クレーム著『人類の目覚め』)

世界の民衆は自由、正義、平和についてのビジョンをつかまえた、そしてそれを放さないだろう。指導者たちではなく、彼ら民衆が未来の輪郭を描き、彼らの必要に合わせてそれを形づくるだろう。そのようになるだろう。世界にあるこの新しいフォース――民衆の声――は急速にその力と結合力を増しており、今後の世界の出来事に主要な役割を果たすだろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 2』ーマイトレーヤのお導きーより)

今後の仕事は、すべての人間が未来の社会の創造に声を添えることができる条件を、世界的規模で創造することである。このようにしてのみ、現在の分裂は解決されるだろう。これは見かけほどむずかしいことではない。その鍵は人間の手のうちにあるのだから。その鍵とは、いつも言うとおり、分かち合いの原則である。この原則が実施されるや否や、異なった社会的・国家的集団の間の協力を阻む障害は取り除かれ、このようにしてより協調的な形態と道が整えられ、それを通して人類は自分自身を表現することができるだろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ー新しい機構の創造ーより)

人間の真の役割と目的に適った世界を再建するために、残された時は短い。わたしの役割は、あなたがたに道を示し、可能性を描くことのみである。新しい世界は、人間自身によって作りあげられねばならない。
今日、変化の必要を認めてはいても、まだそれに抵抗する者が多い。古き使いふるされた過去の世界がくずれていくのに気づいていながら、なお古い形態にしがみついている者が多い。
しかし国々に新しい声が聞こえる――希望と約束をはらんだ真理の声が、新しい時代の声が。この声は人々の心に刻みつけられていく、次第に強さを増しながら。なぜならこの声は、人間を通して語る神の声であるから。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第12信より)

今日、リーダーたちの先を行くのは民衆であり、彼らの理解と必要を大きな声に出している。次から次へと続く諸国家において、民衆の声はより焦点が絞られて明確になっている。何千万の人々が今や教育があり、彼らの必要――平和、仕事、将来への希望――について確信を持つ。ますます大きくなる和合への感覚もまた彼らの期待と要求を告げ始めている。彼らは自分たちが世界の中で孤立していないことを、至るところに同じ問題と必要を抱える多くの兄弟姉妹たちがいることを知っている。
このようにして、マイトレーヤの臨在と教えに気づかなくても、彼らはマイトレーヤのエネルギーと影響に反応しつつあり、将来の枠組みを築きつつある。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 2』ー和合へ向けた変化ーより)

その第一歩が世界資源の分かち合いです。もしそれをしなければ、私たちは自分自身を滅ぼすでしょう。それは自明の理です。私たちは自由意志を持ちます。マイトレーヤは私たちに干渉して、私たちが自分たちを破壊しないようになさるわけではありません。彼は私たちに二つの選択肢を提示されます。一つは、過去の古い貪欲と利己的競争に基づいたやり方を続けて自滅する道。もう一つは、私たちが一体であることを、分かち合いの原則を受け入れてそれを実践し、正義を、そしてそれゆえに平和を世界に確立し、マイトレーヤのインスピレーションの下に、私たちがいまだかつて経験したことのないような最も輝かしい素晴らしい文明の建設を始める道です。
(ベンジャミン・クレーム著『マイトレーヤの使命 第3巻』)

新しい声が人事の中に聞こえはじめており、国家のリーダーたちの中で敏感な心(マインド)を持つ数人によって明確に表現される。この声はわれわれの時代の最も必要とされることをますます表現していくだろう――平和、寛容、過去の過ちの許し、すべての者の利益のための協力と分かち合いである。その声は、人間同胞を愛する者すべてのハートとマインドから発せられるだろう。そして世界の再建と再生への打ち破られることのない要求が出されるだろう。その声は新しい時代の声である。それはマイトレーヤの声である。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る1』ーマイトレーヤの声ーより)

わたしの到来は、人の心に変化への願いを、より良きものへの願いを喚び起こす――それがどのようなかたちで表現されようとも。わたしのエネルギーは、人の心に崇高なる不満を生み出す。我々の機構の中で役に立たないものは、すべて捨て去られねばならない。今日の人間に相応しくない機構が、多く存在する。
人は、生まれつつある神である。したがってこの神が栄えることができるような生活形態を創らねばならない。現在のような生き方に、あなたがたはいかで満足していられようか。何百万の人間が貧困の中に飢え死にしているかたわら、金持は富を貧乏人の前で彼らの富をみせびらかす。人はお互いの隣人の敵であり、誰も兄弟を信用しない。あなたがたはいつまでそのようにして生きねばならないのか、我が友よ、いつまでそのような堕落を支持するのか。
わたしの計画、そしてわたしの義務は、あなたがたに新しい道を、人の裡なる霊性を輝き出させる前進への道を、示すことである。だからわたしは真剣に語る、我が友よ、兄弟たちよ。わたしの言によく耳を傾けなさい。人は変わらねばならない、あるいは死滅するか、それ以外の道はない。これを理解するとき、あなたがたは喜んでわたしの大義を受け入れるであろう、そして人間には光に包まれた未来があることを、示すであろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第81信より)

非常に強力な国際銀行、金融機関は、世界の金融経済の在り方の完全な変革が必要欠くべからざるものであるという事実を、最後まで受け入れないであろう。この障害に備えて、ハイアラキーはすでにプランを持っており、いつでも実行する用意ができている。これは世界の金融・経済秩序の再建設を伴う。高度なイニシエートのグループで、各々、豊かな経験と業績を持った経済学者・産業人・金融関係の専門家でもある人々が、ハイアラキーと共に仕事をし、一連の青写真、すなわち内部的に関連性を持つ代わりの計画、現在の世界危機の根本である再分配の問題を解決するプランを練り上げた。必要が生じ、受け入れられ次第、これは直ちに実行に移されるであろう。事実をしっかりとわきまえた世論の力が、団結した世界の諸国にこれを実行させるであろう。
(ベンジャミン・クレーム著『世界教師と覚者方の降臨』)

間もなく今、降りつつある未来の青写真から、新しい文明の形態が形を取るだろう。各国がそれぞれに演じる役を持ち、世界全体の機構に各国独自の声を持ち込む。この中で国際連合が重要な役割を演じ、再建設と再分配のための計画を整合するだろう。今でさえ、大国によってその仕事に制限が加えられているにもかかわらず、国際連合が世界平和に貢献する役割は多大である。国連の機関は多くの地の何百万の人々に教育と援助をもたらす。世界的討論の場として、その地位はユニークであり、かけがえのないものである。神の大計画の成就にあたって中心的な存在である国際連合に対して、諸国家が信を失うならば、それは人類にとって悲しい日であり、大いなる損失であろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ー大いなる奉仕者の出現ーより)

わたしの覚者たちも、各々の拠点地で仕事をしている。彼らを通して大計画は進められる。わたしの仕事は、その大計画を統合し、分裂を最小限にすることである。多くの愛されてきたものが捨て去られねばならない。古い形にしがみついていてはならない。役に立たなくなった機構を放棄し、新しい、より単純な世界を創造していく人間の能力に、多くのことがかかっている。これをよく記憶しておきなさい。忘れてはならない──わたしは、すべてのものを変えるためにやってくるのだということを。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第74信より)

来るべき時代は「母性の原理」が花開く時代です。マイトレーヤの時代はターラ、つまり「世界の母」の時代です。母は子供を育み、家族を育み、そして女性の原理は文明を育成します。その理由のためだけでも、女性の原理が完全に表現されなければなりません。ということは、すべての女性が男性と完全なる平等の人権を持たなければならないということです。……真の民主主義(今日どこにも真の民主主義は存在しませんが)とは実際にグループのメンバーのすべての参加を意味します。完全なる参加がすべての国家の将来の目標です。この方法においてのみ、すべての人間が自分自身の潜在力を完全に発揮することができ、意識の変化を通して世界を変換するために、決議決定と行動に参加することを学びます。
(ベンジャミン・クレーム著『マイトレーヤの使命 第2巻』)2010年版

わたしに「新しい時代」への道を示させてください。もし望むならばあなたがたのものとなすことの出来る栄光の輪郭を示してあげよう。人間は神と人とに奉仕するために創られており、正しい奉仕を通してのみ、神への道を歩むことが出来るのである。再教育、再建設、そして変革の仕事を、あなたがた自身の任務としなさい。
人間一人ひとりが燈台であり、その灯りを同胞のために遠くまで照らすのである。あなたのランプの灯りを明るくともし、輝かし、道を示しなさい。一人ひとり、すべてが必要である。この世界を救済し、復旧するためのこの偉大な計画に参加するのに、小さすぎる者も、若すぎる者もいない。これをなす決意をしなさい、そしてわたしの援助があることを確信しなさい。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第13信より)

多くの者が自由を求めて闘うのだが、それを他の者に対しては否定する。自由そのものが、正義と同様に、分割できないものであることを忘れている。多くの者が自分自身が必要と感じるものに対する解決を求めるが、相互依存を通してのみ、すべての者の必要が満たされ得ることを忘れている。マイトレーヤの呼びかけが人間の耳に響くだろう──分かち合って世界を救いなさい、協力して真の自由を知りなさい。「あなたの兄弟の手をとって、彼をあなた自身として知りなさい」。そのようになるだろう。そのようにして、偉大なる主は世界にとって、古きものと新しきものの間で苦闘しながら呻いている世界にとって、非常に必要とされる変化を鼓舞するだろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 2』ー変化の中にある世界ーより)

統合の大聖のエネルギーは、実際に国連総会を通して働きかけています。ゆっくりと、しかし確実に、各国を統合していかれます。国連は、エネルギーが流れ出ずる主要な集団の一つです。われわれは国連の限界を見ていますが、国連の様々な機関は、世界中で素晴らしい働きをしています。国連の開設以来、あらゆる分野において、経済的・生態系的・医療的・社会的分野で、再建と再組織の素晴らしい働きをしてきました。世界の困窮に応えるために、各国が共同して成してきた貢献を、過小評価すべきではありません。このように関心を持つということは、世界情勢の中で全く新しいことであり、大計画が実行されているということの確実な徴です。
(ベンジャミン・クレーム著『世界教師と覚者方の降臨』)

もうすぐ多くの者がわたしを見るであろう。そして、わたしの容貌を見て驚くかもしれない、わたしが昔の伝道者ではないから。わたしはただ道を指し示すために、いのちの本源にかえり、調和と美と正義へ辿りつくために歩まねばらない道を示すためにやってきたのである。
わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第15信より) 

マイトレーヤはすべての人間に彼の救援隊に加わることを呼びかけるだろう──環境を維持し、浄化し、人々を彼ら自身のために行動へと活気づけ、惑星を汚染する毒素を浄化し、そして諸国家の間に融和を再確立するためである。マイトレーヤの任務は小さなものではないが、彼は現在の悪と戦い、そして征服しようとしている。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ーその時は来たーより)

民衆の力は特定の国の経済体制を「倒す」ためのものではなく、その国の人々のための自由、正義、平和を勝ち取るためのものです。最終目標は常に頭に置いておかねばなりません。それは世界中に自由、正義、平和を確立することです。これを達成するためには、世界の経済体制が根本的に再組織されることが必要であることは明らかです。分かち合いはこれを達成するための最も重要な仕組みです。
(ベンジャミン・クレーム著『多様性の中の和合』)

我が友よ、わたしの手を取りなさい、川の向こう岸にお連れしよう。狭い橋を渡るのを手伝おう、向こう岸にある美を見せてあげよう。その美は、我が友よ、あなたがたの真我である。我が友よ、あなたがたを援助させてください。そして共にこの世を変換しよう。
(ベンジャミン・クレーム伝『いのちの水を運ぶ者』第130信より)

一歩一歩、人間は将来の必要条件を始動させるだろう。それらはすべての人間の運命と自由意志を尊重しなければならない。人生の基本的必要に対する権利、すなわち食物、住居、医療、教育がすべての施政活動の方向を条件づけなければならない。環境──そしてそれに必然的に伴うところのものすべて──の保護が、神聖なる義務とならなければならない。そしてそれは、人間がやがてこの惑星を健康に戻すために手当てをすることを可能にするだろう。もし人間が彼らの生得の遺産を受け継いで、再び神への道を見つけようとするならば、そうでなければならない。
(ベンジャミン・クレーム伝『覚者は語る 1』ー将来の必要条件ーより)

編集長への手紙

シェア・インターナショナル誌には、ベンジャミン・クレームの師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたが、いまだ「編集長への手紙」に掲載されていない手紙の保留分が非常に多数あり、それらを掲載していく。
また、掲載された他の手紙は新しいものであり、覚者が関わっていたかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、その体験が希望、鼓舞、慰めを提供することで「それ自体が語る」ということがあり得る。これらの手紙は読者の考慮のために提供されている。

沈黙のメッセージ

編集長殿
1990年代の半ば以来、クオピオのダウンタウンでのある記憶が、時折私に付きまとっていました。私が市場の隣の通りを歩いていた時、全身白い装いでターバンを着けた一人の男性が市場を横切っていくのを見かけました。彼は普通のスーツを着た数人の男性を連れていました。私は内心この人はどんな「シャィフ(アラブの族長)」なのかと思っていました。私が驚いたことには、彼が私に近づいて来たのです。
その「シャィフ」は私にフィンランド語で話しかけてきて、私が覚えているのは将来私たちが協力するようになると言ったことです。フィンランド語で話し続けながら、私は彼に何かを尋ねましたが、返事はありませんでした。スーツ姿の男性の一人が楽しげな人で、私に英語で話しかけてきて、「シャィフ」は声に出して話をしないけれども、声がテレパシーによって変換されて私の心にフィンランド語で聞こえるのだと言われました。そのスーツの男性はさらに「シャィフ」に認められたことは、誇りに思えることだろうと言いました。私は急いでどこかへ出かけるところだったので、その出来事をただ放っておいて、一体何者だろうと不思議に思いながら、そのまま立ち去りました。
後になってやっと、全身白の「シャィフ」のいでたちのマイトレーヤの写真を見て、すぐにクオピオで会った「シャィフ」だとわかったのです。私は年も日付も覚えていませんでしたけれども、マイトレーヤがその頃(1996年9月29日〈注〉)にクオピオにいたという言及があり、私が覚えている限りでは秋の初めの夕方から夕暮れの頃で、日付が一致するようです。
それ以来「シャィフ」に会っていませんし、いつが「後で」になるのかの説明もないようなのですが。このことについてこれまで誰にも話したことはありませんでした。
H.K.
フィンランド、イーサルミ

注:1996年9月29日、マイトレーヤはフィンランドのクオピオで、約200人のキリスト教徒に現れた。魅了されて注目する人々に17分間話をした。ほとんどは神から遣わされた天使だと思った。その地域の水が磁化された。(本誌1996年11月号)

高揚させる訪問

編集長殿
私には慢性の持病があり、薬が効かなくなっていましたが、痛みはひどくなっていったのです。2018年10月31日、私は痛みで前屈みの姿勢になり、歩くこともできないほどでした。食料品の買い物から帰ったところで、ベッドに横になると、すぐに温かなエネルギーに包まれるのを感じました。それを期待したわけではありませんでしたが、独り言で「ひどすぎる、洗い物も片付けもできない」と言いました。起き上がってカーテンを閉め、歯を磨いて服を脱いだのがやっとでした。
数時間後、40代の黒い髪に真っ青な瞳で、胸元が少し開いた白い麻のチュニックを着た男性が、私をベッドから持ち上げていたのです。私はベッドで裸でしたが、その時には白いチュニックを着ているのがわかりました。それは麻のチュニックのようで、2000年前に人々が着ていたと思われるようなものでした! 彼はやすやすと私を抱えていて、まるで私が簡単に持ち上がるかのようでした。彼に抱えられていても私には痛みがあり、彼が言うには「ギブス包帯で覆われているかのように、動作しなさい」ということでした。私が彼にイエスから遣わされたのか尋ねると、彼は「それだけではない」と返事をしました。彼の仕草の一つひとつが身体を通して感じられて、今でも私の意識に刻まれているのです。私は気分が良くなり始めましたが、幾つもの手術を受けなければならないだろうとはっきり言われました。その後数日間は、アパートの部屋の中でイエスのエネルギーを感じていました。
匿名希望
フランス

『ミスター・ピース』

編集長殿
2018年11月18日に、アムステルダムのシェア・オランダ・インフォメーションセンターは、「スピリチュアル・カフェ」という公開のイベントを「内なる冒険」という副題を付けて開催しました。センターをどうにか(パブにあるような)高いカウンターとスツールがあり、カフェテーブルを空間の周りに配置したカフェに変身させました。これは、いつものように一般の人々の関心を、私たちの基本の情報へと惹きつけるもう一つのやり方で、私たちは15分から20分の4つのインタビューを通して情報を提示しました。『インタビュアー』がスピーカーを一人ずつ招いて、そこでマイトレーヤ出現の『お話』と覚者方の存在、マイトレーヤの優先順位や、意識の変化の必要性と新しい教育の目的といった話題が、カフェのゲストたちに語られていったのです。
全員が楽しくくつろいだ雰囲気を喜んでいて、それが人々に私たちの情報を何らかの形で『伝えて』くれているようでした。イベントが始まると即座に参加した、代弁者方であると私たちが信じる二人の人物の存在によって、喜びはさらに大きくなったのです。
彼らにはすぐに印象に残るようなところがありました。彼らは(中年の異人種のカップルで男性と女性)やって来るなり、進行手順の一部となって、うなずいたり、微笑んだり、聞いている内容に賛同するとはっきりと発言したりして、彼ら自身も楽しんでいました。
イベント後の彼らとの会話(彼らはセンターに数時間いました)で、彼らが代弁者であるという私たちの考えは確かなものとなりました。午後の終わりには男性の名前がフリーデで、英語では『ミスター・ピース(平和)』という意味だということまでわかりました。彼の連れはもの静かで口数も少なく控えめで、彼の方はおしゃべりで社交的でした。休憩時間中やその後で、何人ものグループメンバーに彼らと話す機会がありました。以下はメンバーたちが見聞きした内容のリストです。
ミスター・ピースは「あらゆることが起きようとしている、ただいつかを知らないだけだ」と言いました。彼は聖杯の発見のことを話していました。
彼がグループに対してコメントして、彼は私たちがいかに注意深くスピーカーに耳を傾けていたかに気づいていました。彼は他の人々に耳を傾けることの必要性を強調して、聴く資質という言葉を使いました。彼は騒々しいイベントは避けているそうで、特にグループがとても幸福そうで生き生きしていることに注目していて、私たちを「心温まる」人々と言いました。
ある時には彼は立ち上がり、「行動。行動が必要だ!」と言いました。彼は規律の必要性を力説しました。
彼はより一般的なことについて話をして、「アムステルダムの地方自治体(推測すると、行政全般と思われる)は、避難民や移民を適切に面倒見ていないのです。彼らから金もうけをしています。避難民が一つのコミュニティーに統合されていることに対処していません」と言い、彼は他にも実際的な物事について話をしました。何かにサインする前に、きれいな印刷のものに常に目を通すこと、目が覚めたら、その日に感謝して、夜再び帰宅できたら、ありがたく思うこと、必ず家の中にきれいな空気を入れることなどです。
彼らが帰って行く時、彼はもう一度、ありとあらゆる素晴らしい物事が起きようとしている、ただいつなのか知らないだけだと言いました。
グループメンバー 一同
オランダ

読者質問欄

Q 神であることを認識できる人々もいることは理解できますが、どうやってすべての人類がそのことを知るのですか。

A 人類に必要なのは、自分が何であり誰であるのかを教えてくれる存在です。私たちは自分が誰かを知りません。私たちはなぜここにいるのかを知りません。自分の人生の目的を知りません。死ぬときに何が起こるのかを知りません。世界の最も深い問題について実際のところ何の答えも知りません。

私たちは他の比較的重要でない、小賢しいことはよく知っています。私たちはどうやってお金を稼ぐかを知っています。アメリカ人はお金を稼ぐのがとても上手です。多くのアメリカ人は何百万ドルものお金を稼ぎます。今でもそうかどうかは分かりませんが、アメリカの子供の最優先の目標は、将来大統領か億万長者(望ましくはその両方)になることでした。誰が億万長者になりたがるのでしょうか。実際、今アメリカや世界にはあまりにも多くの億万長者がいて、少し行き過ぎになっています。今日では腐敗が進んでいるので億万長者になることはより簡単です。完全に腐敗していなくとも、金持ちになれる程度にずる賢ければ金持ちになることができます。

この国(アメリカ)や世界の何千もの人々がそうしており、金持ちになり圧倒的な富を持つことが世界の最も偉大な野心の一つになっています。私たちはあまりに物質主義、深い物質性に偏っており、それが主要な野心となっています。

私たちは自分がなぜここにいるのを気にしません。それを知っていると思っています。金持ちになるためにいるのだと思っています。しかし、物質主義についての話を聞いたこともなく、百万ドルとはどんなものなのかを知らない何百万もの人々についてはどうでしょうか。百万ドルどころか、日々の食べ物も知らず、アフリカの砂漠の太陽の下で飢え死にしている人々にとってはどうでしょうか。

Q 競争は間違っているとおっしゃるのですか。競争が世界を動かし、経済を助けると考える人々もいます。

A これが私たちの生きている世界であり、そこではすべての国が狂ったように互いに競争し、地球上につくられたケーキのより多くの取り分を得ようと争っています。幾つかの国、G8諸国がそのトップにあり、競争を勝ち抜いています。アメリカは最高の競争者です。彼らが競争のゲームを発明しました。だから得意なのです。今では七つの国だけが物質主義の地位においてアメリカと競争できるというほどそれを完成させました。最も豊かな八つの国々、G8諸国は、世界の問題を集約しています。彼らは市場のフォースを狂ったように盲目に追いかけることによって豊かになりました。経済学に市場のフォースの法則を適用すると狂気になりますが、それは正気と呼ばれています。世界の問題は、生態系のバランスと世界資源の持続可能性を維持することです。それが主要な問題です。安定した世界、持続可能な世界なしには、出口がありません。私たちは絶滅に向かって進んでいるのです。

私たちにはその力があります。核戦争を起こすこともできます。公にあるいは秘密に、24の国が核兵器を開発しています。28の国が何らかの大量殺戮兵器を持っています。そのうちの一部が用いられるだけでも、地球上のすべての生命、人間も人間以下の生命も含めて、何度も絶滅させることができます。私たちはそのような自滅のための力を持っており、それは私たちが平和に生きる力を持たず、生きる術を知らず、生存のためには自由と正義と平和が必要であることを知らないからです。私たちはどうすればいいか知りません。

私たちがそれをするのを助けるために、途方もない出来事が起こっています。世界教師マイトレーヤと彼のグループ、知恵の覚者方の出現です。

Q 正義と平和の関係は何ですか。

A 何よりも必要なのは平和です。なぜなら平和なしには世界に未来はないからです。そして平和のために必要なのは、とりわけ正義です。正義なしには平和はあり得ません。もしあなたが先進国でもG7諸国でもない3分の2の世界に住んでいたら、自分が正義の中で生きているとは思わないでしょう。世界人口の3分の2にとって正義は存在しません。G7諸国に住み、世界は自分たちのものだと思っているわずかの割合の人々以外には、正義は存在しません。しかし、世界の民衆は世界が彼らのものではないことを示すでしょう。世界は私たち皆のものであり、皆に平等に属しています。私は世界のすべてのものが完全に平等に分割されるべきだと言っているのではなく、必要に応じて分配されるべきです。

2019年1月号目次

 

-覚者より
新しい始まり
ベンジャミン・クレーム筆記

論説
光の仲間

チャールズ・アイゼンシュタインが語る(第1部)
新しい物語と相互のつながり一政治的な行為
フェリシティ・エリオットによるインタビュー

視点
若い活動家が国連気候変動会議で演説する

グループ - アクエリアス時代の前方への道
オカルトの沈黙の法則(第2部)
カルメン・フォント

時代の徴
空の徴
イエスの絵が奇跡的に火を乗り切る

アヤさんに会うーブログで継続的にアフリカの人々を励ます
シェーリン・アブデル-ハディ・テイルスによるアヤ・チェビさんへのインタビュー

日本におけるエネルギー革命の兆し
B.R.による河合弘之氏へのインタビュー

グリーン・ニューディール一未来のビジョンを持とう
ノラ・ボーター

グリーン・ガールズ
マイケル・テイルズ

編集長への手紙
完璧なタイミング 他

読者質問欄
回答 ベンジャミン・クレーム