funa tsu のすべての投稿

人類の選択──選集

Humanity’s choice – a compilation

「人類の選択」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第1巻と第2巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

すべての側において古い体制が崩壊しつつある形跡がある。往古の憎悪が人々を分割し、無法がはびこる。しかし、至るところで新しい精神が人間の中に目覚め、あらゆる形態の生命に対する新しい責任感と新たな敬意が目覚めつつある徴が見られる。この新しい美の顕現は無数にある。人類の前に開かれる未来のビジョンは多く、驚くべきものである。人間は未だ新しい始まりの門口に立っているにすぎない。しかし、見る目を持つ者には、すでに進歩の徴が見える。われわれはいま両極化を目撃しており、それが人類に選択を強いる。現在の生活の様式の中にある危険があまりにも恐るべきものであるゆえに、人間の霊性はこれに反抗し、新しいものを探求する。このようにして、人は神の意志を認識するようになる。すべての背後に「大計画」があり、神の「意志」を包含している。人間は、知ろうが知るまいが、今やその大計画を実施する用意ができている。新しいものを顕現するために、すべての分野において、人々はグループを形成している。愛と必要の精神に鼓舞されて、彼らはより簡素な、より健全な世界を心に描く。現在の不均衡と緊張の中から正義と融和が育たなければならないことを知る。自分たちが聖なる存在であり、変化の奇跡を行うことができるのを知っている。彼らは時の危急を知覚し、奉仕のために己を捧げる。彼らはすべての地において「善」を代表する。
(『覚者は語る 1』ー勝利は保証されているーより)

今ではわたしの周りに、わたしをリーダーとして、未来への案内人としてみる兄弟姉妹たちの集団が存在する。わたしは、人間の苦悩について、人間の不完全さについて、変化の必要について、彼らに語る。同時にまた、人間は神であり、神聖なる光の存在であり、いつの日かそのようなものとしてこぞって立つであろうということも語る。選択は人間のみがなすのである。もしわたしの指す道を選べば、人間の霊性はまことに輝き出でるであろう。さもなくば、我が兄弟姉妹たちよ、人間の未来はきわめて致命的である。しかし我が友よ、あなたがたの答えと選択をわたしは前もって知っている。恐れるでない、わたしの愛しき者たちよ。あなたがたの愛を通して──あなたがたの心に宿る兄弟たちへの愛を通して───あなたがたは正しく選択するであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第78信より)

金持ちの国と貧乏な国の生活水準の間にある大きな隔たりを許容する余裕を、世界はもう持ちません。その不均衡が今日の政治的、経済的問題の中核です。基本的にそれは精神的霊的な問題です。一方に物質主義と分離、そして他方に霊的な分かち合いと正義と同胞愛、この間の選択です。われわれの選択が人類の運命を決定するでしょう。
(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

わたしはあなたがたの友であり、兄である。しかし神ではない。御父が、再びわたしをあなたがたのもとに遣わされたのは事実である。わたしは、兄弟であるあなたがたのところへやってきた。あなたがたが望むならば、祝福された未来に案内し導くために、やってきたのである。わたしの役割は、道が岐れていることを人類に示すことである。道標は置かれた、そしてこの地球の未来はあなたがたの決定にかかっている。正しい道を、神につながる唯一の道を、人類が選ぶのを確実にするために、我々は(あなたがたとわたしとは)ここに集うている。
(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第19信より)

間もなく世界は、人類種族の長老たち、覚者たち、神の子たちが世界に戻るのを知るだろう。予言はわたしたちの再臨を告げ、弟子たちの期待を活気づかせてきたが、彼らの多くは、今のこの時の出来事に気づかずに眠りこけている。わたしたちの到来を熱望して待つ者は多いが、それを遠い未来のことと心に思い描いている。わたしたちの手が今、扉を叩いているのを彼らは知らないのか。目覚めなさい、友よ! 目を覚ましなさい、善意の働き手たちよ! 世界を変容させるために、わたしたちと共に働く者すべてを必要とする。あなた方の希望と信頼をわたしたちは慈しむ。わたしたちを見、あなた方の生活の中にわたしたちを歓迎する用意をしなさい。……今、世界の救済計画が進行中である。これは、世界に奉仕することを願う者すべての協力を必要とする。奉仕することは、今日、むずかしくない。なぜなら、奉仕の方法は手近にあり、地球そのものが救済を求めて叫んでいるのだから。あなたの奉仕の分野を選び、熱意を込めて行いなさい。あなたがそうすると、あなたの魂は、その仕事のために必要なことをあなたに授けることを知りなさい。さらに、わたしたちの手があなたがたの手を強め、重荷を分かち合うことを知りなさい。多くのことが変わらねばならないことは確かだが、その変化の速度はあなた方にかかっている。計画の詳細を実施するために、わたしたちはあなた方の協力に頼っている。奉仕が、新しい文明の先兵に向かって、明日のより良い世界の基礎を築くことを呼びかける。その点呼の列の中にあなたの位置を占め、わたしたちを助けて救済の仕事をしなさい。時刻の合図が鳴るときに、これを逃がさないように。
(『覚者は語る 1』ー奉仕への召集ーより)

過去の長い間には、気候の変化の結果、人類の大部分が生存をかけて動物と戦っていたときがあった。今日とは比較にならない規模で、彼らは飢餓を体験した。テクノロジー(科学技術)と科学と急速なコミュニケーション手段が、今日、大多数の人間にとって、大規模の飢餓の災難を除去した。問題は、それだけの遺産に恵まれた世界に、なぜ、あのような規模の飢えが存在するのか、ということである。すべての人間のために十分過ぎる食糧が存在しながら、なぜいまだに何百万の人間が悲しくも飢えており、人間の神性に恥辱をもたらすのか。人間は、誰が生き、誰が死なねばならないかを決める権利を、どの法によってわがものにするのか。自己満足感のどれほどの深みから、そのような審判が下せるのか。どのようなイニシアチブによって、どのような新しく見いだした恩寵によって、人間はこの不正行為の潮を堰き止めることができるか。間もなく、一連の出来事が人間に自分たちの人生の目的を再考させ、共通の遺産を認知することを強いるだろう。間もなく、新しい平等化が金持ちと貧乏人の両方に、彼らの自然な同胞愛を教えるだろう。程なく、偉大なる教師自らが、あらゆるグループ、あらゆる種類の人間との連帯を実演なさるだろう。そして大師に負けまいとして、今日の分割は癒されるだろう。これらの時をよく銘記しなさい。古き時代の終わりの始まりであり、新しきものの誕生の日である。今日、世界の指導者たちは統御することのできない出来事に苦悶している。彼らがまったく知らないフォースが、彼らを計画していなかったしばしばヒステリックな反応へと押しやる。彼らは自分たちの独断的教義に導かれて、混沌から混沌へと逃げる。その間、わたしたちは忍耐強く待つ。人間の現在のジレンマの結果をわたしたちは知っている。そしてカルマ(因果)の法の許す範囲内で、最大限に援助する。また、わたしたちは、人間が自分たちの自由意志で未来の栄光への道を選ばなければならないことを知っている。それは人類同胞愛と愛と正義と分かち合いの道である。わたしたちは人類の必要にはせ参じる。わたしたちは教え、そして仕えることに励む。人間自身が行動しなければならない。そして体験の厳しい試練の中で、自分の神性を試さなければならない。徴はすべての者に見ることができる──新しい時、もはや飢えがなくなる時の徴である。
(『覚者は語る 1』ー飢餓の終わりーより)

いま転生している私たちは尋常ならざる責任を担っている。私たちがいま世界にいるのはそのためである。すべての世代がその時代の問題を解決する知識と経験を携えた人々(魂)を転生へともたらす。私たちは将来の問題を解決するために、人類が存続し続けるかしないかを──正義、分かち合い、正しい関係、平和への選択をするか、すべての生命を破壊するかを──決定するために転生して来た。マイトレーヤは人類が正しい選択をすることを疑わない。
(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第2巻』)

わたしに手伝わせてください。道を示させてください──誰も窮乏することのない、より簡素な生活に至る道を。そこでは、同じ日が二度と繰り返されることなく、同胞愛の喜びがすべての人間を通して顕されるのである。わたしの仕事は、導き、案内することである。しかし、あなたがたは喜んで従いてこなければならない。そうでなければ、わたしは何をすることもできない、わたしの両手は「法」によってしばられている。それを決めるのは人類なのだ。
(『いのちの水を運ぶ者』メッセージ第3信より)

[大宣言の日の]この経験を通して、人類は自分たちの魂としての本来の姿に目覚め、そして新しいより良い正しい線に沿った文明を創造していくためのビジョンを得るでしょう。その体験に対する人類の反応が、この惑星の未来を決定します。マイトレーヤは二つの選択を人類に提供します。一つは、私たちがこれまでと同じように、古い貪欲で利己主義な自己満足感に満ちた過去の生活を続けて、自分たち自身を破壊するか、あるいは分かち合いの原則を受け入れ、人類が一体であることを受け入れて、これまで知られたことのない素晴らしい文明を創造するか。
(ベンジャミン・クレーム『マイトレーヤの使命 第3巻』)

これから、人生は今までとは異なったものになるに違いないし、またそうなるだろうという事実に、多くの人々が目覚めつつある。新しい方向が招いており、過去のあり方に飽き飽きし、新しい道を試みる用意とあいまって、人々は人間の事態の中に一つの頂点を感知している。外的な出来事がこの体験の現実感を確認させてくれる──メディアは日ごとに、最新の発明や医学的洞察や、予期し得なかった妥協や長いあいだ疎遠だった人々の間の歩み寄りなどについて、世界中に一瞬のうちに通信し、報道する。不安や疑いが多くの領域にあるにもかかわらず、新しい希望が勢いを集めている。ひどい欠乏や恐怖だろうが、豊穣だろうが、永遠に続くものは何も存在しないことを人々は知っている。……人々は彼らを抑制する教義やイデオロギーから解放されて、かつては不可能と思われた合意に達することができる。不可能という言葉そのものが、様々な出来事がその逆を証明するにつれて、その意味を急速に失いつつある。これはいずれも偶然に起こるのではない。各々の成果の背後には、多くの働きと長い間練られた計画がある。人類がこの変化の唯一の誘発者であると考えるのは思い違いである。数え切れない長い長い間、人間は、彼らのために設置され、他者によって監督された道をたどってきたのである。「道の管理者」であるわたしたちは、その道を人間がたどるように示し、途上の多くの障害を無事にくぐり抜けられるように導くことを求める。……人類は道案内がいないことを恐れる必要はない。人類種族の兄たちであるわたしたちは、各々の必然性を予見してきており、人間の窮状に対する答えを熟知している。わたしたちの助けがあることを、わたしたちの助言はあなたがたが求めるならばいつでも提供されることを確信しなさい。わたしたちは人類の本当の必要を知っている。しかし人間は自分たちの自由意志で選択し、喜んで受け入れなければならない。もし人間が正しい選択をするならば、つまり資源の公平な分割を選ぶならば、わたしたちの手は解放され、さらに多くの助けを提供することができる。わたしたちの体験と知識はふんだんに与えられ、わたしたちの智恵と愛はすべての人々のために供される。わたしたちは確信をもって人間の嘆願を待つ。そうして、わたしたちは信頼される兄として、友として、あなたがたの生活の中に公に入っていくだろう。わたしたちの教師であり、あなたがたの教師である偉大なる主マイトレーヤが、ご自身の使命を始めるために舞台の袖に立って待っておられる。あなたがたからの呼びかけがわたしたちを前面に連れ出すだろう。
(『覚者は語る 1』ー新しい現実感ーより)

編集長への手紙

シェア・インターナショナル誌には、手紙の保留分が非常に多数あり、それらはベンジャミン・クレームの師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたが、いまだ掲載されていない。掲載されたその他の手紙は新しいものである。覚者が関わっていたかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、その体験が希望、鼓舞、慰めを提供することで「それ自体が語る」ということがあり得る。これらの手紙は読者の考慮のために提供されている。

幻の衝突事故

編集長殿
私が妊娠8カ月だった時(手紙は2004年2月に書かれた)、医師の健診を終え、車で帰宅途中のことでした。反対方向から来ていた1台の車が、突然店の入り口の車道目がけて、私の真ん前を横切ったのです。衝突は避けられないと思いました。私は思い切りブレーキを踏んだので、車は横滑りして、他の車のキィーッというブレーキ音が私の背後で聞こえていました。私は衝突を覚悟していましたが、まさにぶつかる瞬間が目前だったにもかかわらず、あの車のちょうど後ろをかすり傷ひとつなく通過して、それはまるで幽霊のような車だったのです! その時に私は心の中で、誰かが私と生まれていない赤ん坊を、本当に見守ってくださっていると強く感じていました。何が起こったのですか。どなたが私たちを助けてくださったのですか。
サラ・ボスバーグ
米国、ウェストバージニア州アイランド・ラン
【ベンジャミン・クレームの師は、それが『マイトレーヤによる奇跡の救出』であったことを確認した】

度重なる出会い

編集長殿
何年にもわたる長い間、私の姉と離れて暮らしていたので、姉と数日過ごす計画を立てました。2003年8月に私たちはパラマタにある、混み合ったショッピングモールにいました。姉は少しの間別のお店に行ってしまい、私は彼女が帰ってくるのを待ちながら、店のウィンドウを眺めていました。一人の女性が背後から私に近づいてきて、良い美容師がいるところを知っているか尋ねてきて、その女性は髪を切りたかったのです。彼女は背が高くほっそりとした、凛とした感じの人で、ツイードのジャケットとスラックス姿で、ブロンドがかった髪をきれいにセットしていました。私は力になれないけれども、姉は地元の人なのでお手伝いできるかもしれないと説明しました。その女性は私と一緒に待ってもよいか尋ねてきて、その時彼女が杖を持っていることに気づいたので、座って待つことにしました。待っていた間、彼女は最近の膝の手術のことを話して、庭の手入れをするのが難しいと言っていました。彼女は長年その地域が地元だったことがあると言いました。会話は快く、楽しめるものでした。私の姉が戻ってきて、彼女に別の郊外にいる美容師の名前と、そこまでの道順を教えました。その女性はその地域のことは良く知っていると言い、教えてもらえたことにお礼を言いながら去っていきました。翌日私たちは母を連れて別の町に出かけ、母の誕生日のために靴を買いに行きました。店にいた間、私は母の前で膝をついて靴をフィッティングして、サイズ感や履き心地を確かめるために歩いてみるよう母に言いました。母が歩こうと立ち上がり、私が見上げると、前日会った同じ女性がいるのに気づいて驚きました。彼女は横向きに立って棚の方を見ていました。そして同じ服を着ていました。この時には彼女は私たちのことがわからないようでしたが、母が近づいていくと、母の方を向いて静かな声で「とても素敵ですよ」と声をかけてくれて、それから歩いて店を出ていきました。姉と私はお互い顔を見合わせて、偶然ということはないと思いますが、彼女の存在にはどこか私たちの理解できる以上のものがあるように感じられ、彼女には特別な何かを感じていました。その数日間は私たちにとってとても特別で、私たちが離れていた長い年月の後で、再び愛情深いつながりと共有するものを体験したのです。その女性に実際に特別なものがあったかどうか、もし教えていただけるなら大変感謝いたします。私たちは天使の訪問を受けたと感じていました。
ロレイン・ヴァン・ダー・リンデン
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州ビューティーポイント
【ベンジャミン・クレームの師は、その『女性』がマイトレーヤであったことを確認した】

次の2通は同じ人物からのものです。

応えられた祈り
編集長殿
(1)2003年9月15日の早朝、広島県にある禅の道場へ向かう友人を見送るために、東京の羽田空港に行きました。それから品川区荏原の別の友人の所へ向かう途中に、その人とは同じ禅の道場で出会ったのですが、その時私はまさにこの瞬間に目覚めていることができるようにマイトレーヤに祈り、それがその道場で実践した生きる技でした。祈りの後すぐに、歩道の陰になった場所に光のサークルを見つけました。その光のサークルはマイトレーヤによって現わされたのですか。

中道

(2)2003年9月28日の午後、私は千葉市の神社に友人と出かけましたが、その友人は伝導瞑想グループのメンバーです。神社でお参りした後、境内の外で羽織袴の日本の昔ながらの装束姿の白人の男性を見かけました。彼は20代か30代で、短い金髪に黒いサングラスをしていて、それがそのような改まった格好にそぐわないものでした。彼は歩道の真ん中を堂々とした様子で歩いていました。私はその人が結婚式の披露宴を終えて家に帰る途中だと思いましたが、しわくちゃの茶色の紙袋を二つ提げているのが、とても不思議でした。彼は一度私たちを見ましたが、そのまま歩いていきました。私たちは彼がマイトレーヤだと思っています。彼は本当にマイトレーヤでしたか。
匿名希望
日本【ベンジャミン・クレームの師は、(1)そのとおり、(2)そのとおりであったことを確認した】

読者質問欄

Q 人間は本来、善ですか悪ですか。環境によって人間は変わりますか。

A もちろん、比較的少数の非常に邪悪な男女は存在しますが、人間は概して本質的には神であり、本来は善です。世界には悪への力があります。悪とは単に光の欠如であり、惑星の下降する力と共に働く力が存在します。私たちは進化の道におり、私たちにとってその仕事は悪です。退化の道はそれ自体が悪ではありません。マイトレーヤを長とする光の力が物質性の力に対処しています。

Q 分かち合いが人類を援助する唯一最高の道であることは理解します。その助けに何をすべきですか。祈ったり寄付したりすべきですか。

A 私が話している分かち合いとは地球的な概念です。分かち合いを実践したいなら、たくさんの機会があります。日本には大勢の、定期的な収入がなく、食事がなく公園や公園のベンチで暮らす人々がいます。これは世界のどの国でもそうであり、ますます広まっています。国が豊かになればなるほど豊かな人々と貧しい人々、持てる者と持たざる者の間の違いは広がります。なぜならあまりにも多くのものを持つと人々は自己満足するからです。他の人々の苦しみを本当に理解するためには、人は苦しまなければならないのかもしれません。非常にしばしば、マイトレーヤが使いの精として誰かに現れるとき、彼は乞食の姿を取ります。彼が現れる最もよくある方法の一つは、アメリカやヨーロッパや日本でも、物乞いのホームレスの人々だと私は思います。しかし、あなたがホームレスの人々にお金をあげたくないと思うなら、遠く離れた国々のホームレスの人々に与えようとは思わないでしょう。
私は原則として乞食にお金を決してあげない人々を知っています。なぜでしょうか。なぜなら、彼らはお金を賢く使うことをせず、お酒やその他のことに浪費すると思っているからです。単にお金をあげるよりも、食べ物を買って彼らに与えるほうが、望ましい使い方だと考えます。つまり、全くお金を与えないということです。食べ物に使うという条件でお金を与えるのです。与えるのなら、ただ与えるべきです。彼らの使いたいように使えばいいのです。この国(日本)では何千ものホームレス、失業者、野宿者がいます。彼らには誇りがあるのでお金を乞わないのです。

Q 私たちが貪欲さを放棄して他者と分かち合うことなど本当に可能なのでしょうか。

A それは可能というだけではなく、可能でなければなりません。それは選択肢ではありません。私たちが今のままのやり方を続けるならば、競争はますます激しくなり、そのプロセス全体が破壊的な世界戦争となって爆発し、それは地上のすべての生命を破壊するでしょう。
開発途上国の人々が、現在のような生活状態にいつまで我慢できると思いますか。彼らは世界の他の人々がどんな風に生きているかを知らないと思いますか。日本やヨーロッパやアメリカの人々の暮らしを知らないと思いますか。彼らは永久に我慢するだろうと私たちは思っています。しかしそうではありません。彼らは、今もそうしているように、世界資源への権利を要求するでしょう。資源は人類に属するのであり、日本やアメリカに属するのではありません。私たちは一つの人類として新しい時代に入るのであり、そうでなければ全く入ることはできないでしょう。私たちは脳をつくり直して競争という概念を生活から追い出さなければなりません。競争は生きる意味に反しています。未来は協力を通して知られ築かれるのです。私たちが協力することに失敗すれば、未来に達することはできないでしょう。私たちに選択の余地はないのです。

Q 私は人生をすべてやり直したいと思います! 自殺が減らないのはなぜでしょうか。

A 自殺者の数は世界中で増加しています。ストレスが増大しているからです。私たちは、宇宙的な周期で一つの時代の終わりに達し、このことが真実であると体験し、未来に直面できないと感じる人々がいます。時代の終わりには物事はとても恐ろしく、多くのストレス、多くの競争、多くの憎しみ、暴力、不調和を感じます。こうした人々や、人生をすべてやり直したいと思う人々に、一つ解決法があります。耳を傾けるすべての人々に、マイトレーヤがこの世におられ、覚者方が日常世界に戻られ、世界はつくり直されると伝えることです。もし私がハラキリ(切腹)する寸前で、マイトレーヤと覚者方がこの世におられることを誰かが私に告げれば、私は「やった! 腹を切らなくて済む!」と言うでしょう。自殺の問題は、次の瞬間、何が起こるかは決して分からないということです。あらゆる可能性を調べるまでは自殺を企てるべきではありません。

「興味深い質問……」

私の師である覚者はかつて自殺しようと思っていた男性についての話をしてくれました。彼の人生はむなしく、妻は亡くなり、子供は成長して彼から去り、老いて働くこともできず、彼は不滅の魂を傷つけることなしに自殺することを欲しました。彼は町に出かけ、賢そうな顔をした老人が石のベンチに座っているのを見ました。「すみませんが、私の不滅の魂を傷つけることなしに自殺するにはどうすればよいか教えていただけますか」と彼は尋ねました。賢者はこう言いました。「なんと面白い質問でしょう! 方法はあります。そんなことを一瞬でも考えたことはありませんでしたが、その方法があることは確かです。3カ月してここに戻ってきたら、あなたの問題への答えを与えましょう」。男性は3カ月後に戻ってきて、「答えを教えてください」と言いました。「いいえ、確かにあるのですが、忘れてしまいました。6カ月したら戻ってきてください。そのときには分かっているでしょう」。6カ月後、彼は老人を見つけました。「ご老人、あなたは私が魂を傷つけずに自殺する方法を尋ねたことを覚えていらっしゃいますか?」「はい、覚えています。面白い質問です」彼は再び、1年後に戻ってくるよう言われ、彼はそうしました。戻ってきたとき、彼は質問についてすべて忘れてしまい、老賢者を見たとき、こう言いました。「こんにちは、ご機嫌はいかがですか」「上々です、あなたはいかがですか」「私ですか、上々ですよ」そして彼らは座って話をし、素敵な会話をしました。もちろん、その賢者は彼の師である覚者だったのです。
(2005年5月、大阪での講演会より)

2019年9月号目次

 

覚者より
一歩一歩
ベンジャミン・クレーム筆記

視点
極端な気候関連の出来事は氷山の一角
ロアントニオ・グテーレス

霊的発達
アート・ユリアーンス

鼓舞と指導:意識の移行 —選集
Inspiration and guidance: a shift in consciousness — a compilation

憎しみと不寛容の連鎖を断ち切る
グラハム・ピーブルス

現状を把握し、適応していく
フェリシティ・エリオット

なぜ良い政府が必要なのか?

いかに労働運動が資本主義の制約を超えていくか
セリーナ・デッラ・クロース

時代の徴
世界中の徴
スイスの畑のミステリーサークル、他

砂漠化や干ばつと闘う
土地の保全:危険な仕事
タランガ・ヤクピティエゲ

S.O.P. (Save Our Planet) われわれの惑星を救え!
気候変動危機への対処に重要な次の18カ月

「プエルトリコの民衆革命」が知事を辞任に追い込む

議会に挑戦しよう(庶民はとてつもないことを行える)
ドミニク・アブデルヌール

世界情勢
プラスチック廃棄物から水素エネルギーをつくり出す
肉の消費が将来大きく減少するという予測/ノルウェー政府の大規模な投資引き揚げ/モザン ビークで和平協定が調印される/大衆の抗議活動が、スーダンで政権交代をもたらす

編集長への手紙
冬の奇跡 他

読者質問欄
回答 ベンジャミン・クレーム

一歩一歩

ベンジャミン・クレームの師である覚者は、シェア・インターナショナル誌の創刊以来、毎月記事を提供してくださった。それは、書かれた時のみならず、世界の状況に応じて適切と思われるときにはいつでも掲載してよいようにである。実際これらの記事の多くは、それらが最初に掲載された時よりも今の方がより関連性があるように思われる。以下の記事は、2007年10月に最初に掲載された。

一歩一歩

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

 あなた方の長兄であるわたしたちは、すべての人間が、知ってか知らずか、没頭しているところの進化の過程について、折に触れて、彼らに理解させようと試みる。この目的のために、特定の時期に、人間の心(マインド)を拡大させて、彼らの旅路を軽くする知識を与えるのに有用だと判断される教えを、弟子たちに、部分的にあるいはその全体を、伝達するのである。
 今後もこの教え方は続けられるが、他方、マイトレーヤと彼のグループ(の覚者たち)は、一般大衆とますます直接に関わっていくだろう。このようにして、人類は、多かれ少なかれ秘教的な特質を持つ進化の過程についての教えと、一瞬一瞬の彼らの人生の環境との間のつながりをより明確に知り、より完全に評価するだろう。人生の意味と目的について、そして彼らを支配する偉大な法について、より深い理解がこのようにして確立されるだろう。かくして、全体としての人類による前進への大きな歩みが期待される。
 弟子たちやイニシエートたちにとって、その教えは通常の方法で進められるだろう――すなわち睡眠中の時間に、あるいは特定の弟子たちを通して伝達され、出版された教えを通して伝えられる。それ以外に、覚者たちが公に働くようになるので、ますます多くの教えが直接に伝えられるだろう。これはもちろん学びの過程を速めるだろう、そして弟子たちにとってはその旅路はかなり短縮されるだろう。さらに、覚者たちの臨在は、弟子たちと世界の“一般の”人間との間に今日存在する大きな隔たりを除去する助けとなるだろう。多かれ少なかれ、すべての人間が、いろいろなレベルで、意識的に発見の旅路をたどり、人生の重要性についてますます認識していくようになるだろう。そのようになるだろう。今のところ、わたしたちが使う教えの提供の方法をどのように変えていくかについて、まだ青写真しか存在しないが、徐々にこの青写真は生きた形態に変わっていくだろう。それからすべてのものが恩恵を受け、成長するだろう。
 人間が彼らの世界をつくり直し、正しい人間関係を確立するために取るステップの一つ一つが、彼らを完成に導く旅路における前進のステップであることを、マイトレーヤは人間に示されるだろう。そして弟子たちにとっての内的なステップは、いまだイニシエーションの過程に従事していない人間の外的なステップによって調和されなければならないことを、すべてが相互に関連しており、統合された全体であることを、示されるだろう。一歩一歩、人は各々のペースで自分の行路を歩む。一歩一歩、人は無知から知識へ、不正義から正義へ、隷属から自由へと動く。
 そのような努力の中で、進歩は遅々として、あり得ないように見える時があるだろう。しかし人間は自信と信頼を増し、そして「一歩一歩」の方法を学ぶだろう。人間の天賦の神聖は、今は物質主義と商業主義の中に見失われているが、マイトレーヤと彼のグループの教えの下で新たに開花するだろう。人間は、彼のすべての必要の創造的源として自分自身を知るようになるだろう。

鼓舞と指導: 意識の移行──選集

Inspiration and guidance: a shift in consciousness – a compilation

「鼓舞(インスピレーション)と指導(ガイダンス)」というテーマに関する引用文の選集を掲載する。これはマイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』と『いのちの法則』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第㈵巻と第㈼巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

間もなく、新しいエネルギーがわれわれの生活の中に入り、人々を創造的行動へ鼓舞するだろう。新しい調和の取れた刺激が芸術および生きる技に与えられるだろう。以前には見られたことのない美が人間のあり方を変え、神の特性を照らし出すだろう。人は、今や啓示を受ける用意ができている。人の心(ハートとマインド)は用意ができており、未来に向けられている。そして人は、用意を整えたことによって喚起したあの栄光を待つ。
(『覚者は語る』第1巻、「生きる技」より)

わたしの教えは、単純なるも、本源へのまっすぐの径を示すであろう。そしてその輝ける径には、道をよく知っている歩哨や守護者がいる。覚者たちとわたしとが、その道をあなたがたに示すだろう、あなたがたは信頼のうちに神を見るであろう。わたしの道、真理と光と単純な同胞愛の道こそ、すべての人のための径である。あなたがた一人ひとりが、神への、この開かれた道を歩むことができる。そしてわたしの案内のもとに神を知る。
(『いのちの水を運ぶ者』第84信より)

アクエリアスのエネルギーの特質は統合です。それは人類を和合の体験へと融合するでしょう。マイトレーヤと覚者方のグループが私たちの中に肉体で実際に臨在するのですから、彼らの鼓舞と指導の下で、私たちの神聖な起源に値する文明を築くであろうことを私は疑いません──黄金の時代は築かれようとしているのです。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

あなたがたがわたしを見るとき、素朴なる神の男があなたがたの中に居ることを知るであろう。他の人間と変わらないような男であるが、長い長い間、ある特定の道を歩み、その道をよく知る者であり、それ故にあなたがたを導くことができる者である。その道は、我が友よ、わたしがあなたがたのために持っている宝である。この可能性に、あなたがたの心を目覚めさせ、目標に到達しなさい。道は単純であり、道は確かである。わたしの教えが、あなたがたをそこへ導くであろう。
(『いのちの水を運ぶ者』第93信より)

人類が助けを求める叫びを──より多くの光を、より多くの情報を、テクノロジーを、より一層の認識を、一言で言えば、人間自身の特性と目的を求める叫びを──発するや否や、それは与えられます。その叫びはハイアラキーによって聞かれ、そして言が鳴り響きます、「門を開けよ」──光と知識とインスピレーションとガイダンス(導き)の水門を開けよと。叫びに応えて、それらすべてが覚者方から注がれます。それが1875年に『秘密の教義』と『暴かれたイシス』の出版で起こったところのことです。それが大戦前に、アグニ・ヨガの教えとアリス・ベイリーの教えを通して起こったところのことです。新しい光と知識と認識が、それを吸収し、反応し、そして大計画に仕えるためにそれについて何かをなす用意のある者たちの探究心に富むマインドのために、提供されたのです。
(『大いなる接近』)

人間の意識の変化は遅々としていたことは確かですが、今日の人類大衆の一般的な意識を、中世期の時代と、またはパレスチナにおけるイエスの時代と比較してみれば、われわれが非常に前進したことに気付くと思います。過去200年の間に、世界的な教育と通信の普及が人類を変容させ、今、訪れなければならない変化のために人類を準備させました。また、人間の性質を改善するためにマイトレーヤが携えてこられるのは、単なる「宗教的」プログラムだけではありません。われわれの生活のすべての面──政治、経済、宗教、社会──に呼び掛ける霊的インスピレーションです。何にもまして、来るべき時代には、偉大なる模範であるマイトレーヤと覚者方が公に我々の中に住み、すべての者が各人の最高の志向と可能性に到達するように鼓舞し、導き、刺激されるでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第1巻』)

多くの者が、もうすぐわたしを見、わたしの言に耳を傾け、わたしの先導に従う。あなたがたは、まっさきにこれをなす者たちの中にいるように、そうすることでわたしの共働者となれるのだ。そのような者たちをわたしは非常に必要とする。この世界の復興を願うわたしの望みを分かち合う者は大勢いる。その人々を探して、一緒に働きなさい。共に光の要塞を築き、兄弟たちのために道を照らしなさい。じっと座していることなく行動しなさい、そして真理の時を復興しなさい。わたしの覚者たちがあなたがたのために道を指し示すだろう、彼らの指導のもとに、大きな成果をあげることができよう。
(『いのちの水を運ぶ者』第33信より)

間もなく、人間は独りではないことが明らかになるだろう。人類が、彼らよりも先に歩み、人間がついて来られるようにその経路を精密に示してくれた者たちの指導を受けられなかった時は、その長い歴史の中で一度もなかった。今また、螺旋曲線が回るにつれて、わたしたちは再びあなた方の中に位置を占め、わたしたちが達成してきたことの恩恵をあなた方に提供する。わたしたちを、あなた方を助けたいと思っている兄たちとして考えなさい。未来への案内人として見なしなさい。なぜならわたしたちはその道をよく知る者であるから。わたしたち同砲団(ブラザーフッド)が背後にいるので、あなた方は失敗することはあり得ない。わたしたちのインスピレーション(鼓舞)はあなた方のものである。そしてその力の源から、あなた方の夢をかなえる知識と力(パワー)が流れ出る。
これまでわたしたちの指導は、いのちの内的次元に限られていたので進歩は当然遅々としていた。これからは、わたしたちがあなた方の直中に住むことによって、変化の新しいダイナミックなリズムが顕れて、新しい文明の創造を速めるだろう。わたしたちの任務はあなた方に可能性を示し、そのようにしてあなた方があなた方の潜在力を実現するのを助けることである。
明らかに、将来の進歩はすべて、人類がわたしたちの刺激にどれだけ応えられるかにかかっている。人間自身によって、道の各ステップが踏まれねばならず、新しい機構を築く石は一つ一つ敷かれねばならない。そのようにしてのみ、あなた方は成長し、あなた方の完全な力量を達成するだろう。あなた方がこの目標に到達することを、わたしたちは疑わない。達成するタイミングのみがあなた方の手中にある。新しい時代が明けるにつれて、神性を達成し、神の大計画を成就するというこの目標を、あなた方の目の前に掲げておきなさい。
(『覚者は語る』第1巻、「覚者たちは落胆していない」より)

新しい時代、「光の時代」は、われわれの頭上にある。そしてこの来るべき時に、人間は、彼らの祖先が持ち得なかった、あるいは無視したインスピレーション(鼓舞)と導きを見つけるだろう。今やついに、人間とハイアラキーの覚者たちは、兄弟同胞愛と信頼という共通の絆で結ばれて、一緒に働き、前進するだろう。わたしたちの示す模範によって、人間は鼓舞され、超人間的な努力で達成をなし遂げ、光がすべての者の心(ハートとマインド)にもたらされるだろう。そのようになるだろう。そのようにして、創造の偉大なる秘密は明かされるだろう。そのようにして人間は創造者となり、自分自身の運命の調整者となり、「神のような存在」となり、「人間」の名にふさわしい存在となるだろう。
(『覚者は語る』第1巻、「光の時代」より)

前方の道を見、真理の光を人の前に掲げ、分かち合い、愛し、いつくしみ、信頼することを教えている者が、現在、大勢いる。多くの者がこの神の様相に目覚め、世界の再構成を呼びかけている。わたしの力が彼らの背後にある。わたしの愛が彼らを鼓舞する。わたしの意志が彼らを導く。このようにして、わたしはあなたがたを新しい時代に導く。
(『いのちの水を運ぶ者』第137信より)

個人は、それが誰であろうと、重要ではないことを覚えておきなさい。個人よりもグループのほうが大切です。そして全体としてのグループのほうが個々のグループよりも大切です。そしていかなる個人よりも、いかなるグループよりも重要なものは大計画であり、すべてのグループがそのために働いています。
その計画はマイトレーヤと覚者方が世界に戻って来られることを含み、人類を通して新しい文明を創っていくための彼らのインスピレーションを含みます。自分がどこに位置し、自分が誰であるか、そして自分がなすことを評価するとき、これをいつも尺度とするならば、あまり大きく間違うことはないでしょう。そうすると、あなたは大計画そのものの方向に向かって働きます。マイトレーヤの助けを喚起しなさい。あなたの仕事にマイトレーヤのインスピレーションと導きを呼びかけなさい。彼は言われています。「わたしの助けはいつでもあなたがたの意のままである。ただ求めればよいのである」
(『マイトレーヤの使命 第2巻』)

マイトレーヤと覚者たちの一団のインスピレーション(鼓舞)と導きのもとで、人間は、正しい決断を行う能力、大計画との関係の中で正しく行動する能力が増大することを知るだろう。これが必然的に同胞愛についての感覚の増大につながり、人間は共に行動することによってのみ前進があるという理解につながるだろう。
(『覚者は語る』第1巻、「同胞愛の夢」より)

わたしの任務は単純である。あなたがたに道を示すことである。我が友よ、あなたがたは困難な仕事をなさねばならない、新しい世界を、新しい国を、新しい真理を築きあげる仕事を。しかし我らは共に勝利するであろう。
この道を知っており、かつてこの同じ道を歩んだ者たちが、それゆえに、助け導くことの出来る者たちが、あなたがたの中に居るのである。わたしの弟たち、知恵の覚者たちは、あなたがたの友であり案内者である。彼らはあなたがたの中に住み、あなたがたに仕え、あなたがたが偉大にして勇敢なる行動をなすように鼓舞するだろう。そして、彼らは、貴重な贈物をあなたがたの足下に置く、知恵と愛の贈物を。
(『いのちの水を運ぶ者』第15信より)

マイトレーヤが世界から飢餓を追い払うのではなく、私たち自身でそうするよう私たちを鼓舞するでしょう。マイトレーヤは、私たちがキリスト意識と呼ぶもの──愛のエネルギー ──を体現しています。このエネルギーが私たちを通して顕現するとき、それは世界を変えるでしょう。マイトレーヤは世界に正義を──それゆえに平和を──創造するために、私たちの心(ハート)の変化を鼓舞するでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

マイトレーヤが世界の前に姿を現すとき、新しい時代の始まりを布告するであろう。来るべき時代に人間は、いま転生している者には夢見ることもできないような高みに上昇するだろう。新しい教えは新しい知識を生み、新しいインスピレーションは新しい啓発を生む。そしてすべてが秩序正しく、順を追って起こるだろう。希望は確かなものとなり、恐怖は信に、無知は智恵に道を譲るだろう。
人間が己の存在の事実、すなわち三重の特性、物質界への誕生の繰り返し、偉大で公正なカルマ(因果)の法則とその働きによって人間の生と死が進行するということ、これらの事実を把握するとき、人間は「存在(Being)」の状態の中に入るだろう、その中ではすべてが可能となる。その時、すべての人間の裡に潜む力(パワー)が発揮されるだろう。それが明らかにされるとき、人間の聖なる起源が実際に顕されるだろう。人間は神である。ただそれを知りさえすればよいのである。無知のみが人間を盲目の中に迷わせており、それゆえに自分たちの栄光を知り得ない。
(『覚者は語る』第1巻、「来るべき時」より)

ハイアラキーの目標は人類を鼓舞することであり、いかなる種類の組織も政府も経済制度もつくらないでしょう。それは私たち人類次第です。彼らは助言し、導くでしょう。彼らの弟子たちの中には、最高の結果をもたらす最善の方法を教えられた人々がいます。そして通常の民主的な過程を通して、これらの人々は権威と力の地位に選ばれるでしょう。ですから変化は人類を通して起こるでしょう。しかしもともとの概念は、これらの弟子たちを通して、ハイアラキーから来たものでしょう。このようにして、人類の自由意志は侵されないでしょう。
(『マイトレーヤの使命 第3巻』)

わたしの準備はよくなされている。わたしの奉仕者たちは用意が整っている。わたしの真理が人の中に新しい光を燃やす。わたしのねらいは確実である。わたしの心は愉快である。わたしの覚者たちは陽気に働く。わたしの指導をあなたがたはいつでも求めることができる。
我が友よ、わたしの手を取りなさい、川の向こう岸にお連れしよう。狭い橋を渡るのを手伝おう、向こう岸にある美を見せてあげよう。その美は、我が友よ、あなたがたの真我である。我が友よ、あなたがたを援助させてください。そして共にこの世を変換しよう。
(『いのちの水を運ぶ者』第130信より)

編集長への手紙

シェア・インターナショナル誌には、手紙の保留分が非常に多数あり、それらはベンジャミン・クレームの師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたが、いまだ掲載されていない。掲載されたその他の手紙は新しいものである。覚者が関わっていたかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、その体験が希望、鼓舞、慰めを提供することで「それ自体が語る」ということがあり得る。これらの手紙は読者の考慮のために提供されている。

冬の奇跡

編集長殿
1991年に訪問看護師としての仕事をしていました。朝6時30分頃にある患者の農場の家から出て、自分の車に乗り込みました。季節は冬で、何もかも凍り付いていて、田舎の道はスリップ防止のための塩や砂が、まだ撒かれていませんでした。私は運転してアスファルトではない道へ戻り、別の患者の所へ向かって道を下っていると、深い谷に隣り合った道に急カーブがありました。カーブした所を通っていた時、凍結したために車が回らなくなり、数メートルの深さのある谷に向かって真っ直ぐ突っ込んでいったのです。その瞬間、車が突然回転して、坂道をバックで下り出しました。その直前に私は自分の姿をバックミラーで見て、数秒の内に目の前で私の人生が終わるのを見ることになり、それで死ぬことになるのだと自分自身に言い聞かせました。けれども私の車はバックして丘を下り、私は救われたとわかりました。
私は起こったことについて、何人もの人たちに言わずにいられませんでしたが、その時、機械的には絶対に不可能なことだと言われました。だから、今2019年に、この証言を送ることに決めたのです。
匿名希望
ベルギー

次の2通は同じ人物からのものです。

肯定的な反応
編集長殿
(1)最近(手紙は2008年12月に書かれた)私たちはミュンヘンのフェアでブースを出しました。私はブースの前に立ってチラシを渡していました。突然、二人の若い男性が私の方へ歩いてきました。二人共が黒い服を着て、それぞれが大きなカメラを首に掛けていました。彼らの内の一人は、もう一人より少し背が高い人でした。冊子を差し上げるのはどうかと私が尋ねた時、彼らはきっぱりとした声で「はい」と答えてくれて、グループ瞑想に興味があるかどうか尋ねた時も、同様でした。どちらの時も私が驚かされたのは、通常人々は最初の内、もう少しためらいがちなものだからです。さらに二人共が質問を差し挟まずに私の説明を聞き、明晰なオーラを放っていました。興味深いことに、私は最初の時からずっとカメラを持参していて、私たちのブースを訪れた、マイトレーヤではないかと思った人物の、写真を撮ることができるようにしていました。けれども私はその二人の若者との話し合いに、あまりにも夢中になっていたので、そのことをすっかり忘れていました。彼らはマイトレーヤとイエス覚者でしたか。
【ベンジャミン・クレームの師は、背の高い方の人がマイトレーヤであったことを確認した。もう一人はイエス覚者であった】

癒しの泉
(2)数日前に(手紙は2008年12月に書かれた)私はボーデン湖の近くに住んでいる友人を訪ねました。彼女が地元にある癒しの泉について話してくれて、それは(近所の)乗馬スクールのグラウンドにあるのです。その泉の水はすでに多くの人々を救っていました。ある医師は彼女の両親に治療として、その水を飲むようにアドバイスしています。(1)どなたがその泉を活性化されたのか教えていただけますか。(2)それは特定の病気の助けになりますか。ありがとうございます!
クリステル・シュトロマイヤー
ドイツ、ミュンヘン
【ベンジャミン・クレームの師は、(1)その泉が聖母であった覚者によって活性化されたことを確認した。(2)水は一般的な治癒の助けになる】

奉仕の贈り物
編集長殿
2003年5月に、ニューヨークのブアヒーズビルの伝導瞑想グループは、私も活発に参加しているのですが、オルバニーのマリオットホテルでの、ホールライフエキスポでブースを出しました。けれども私たちのグループは、ブースのための支払いができる資金をすぐには確保できず、そのためにメンバーの一人がエキスポの管理者に、もし私たちが『テーブルのセットや片付け』で数時間働いたら、代わりにブースの場所をもらえるかどうか頼んでみました。言うまでもなく、テーブル一つが残っていて、誰も使おうとしなかったので、親切にもそれを私たちのグループに提供してくれました。私たちには何も求められませんでしたが、声をかけられたら手伝えるように、自分たちで準備はしていました。大体において、1日はスムーズに過ぎていき、配布できた資料もあり、売れた本も数冊ありました。再臨の仕事に関わるワーカーとしてのこれまでの年月で、それは皮肉なことに私の初めてのエキスポでしたが、これまで参加してこなかった者にとっては、非常に楽しいものでした。午前の終わり頃に、興味深い紳士が私たちのブースにやって来ました。彼には訛りがあり、浅黒い肌をしていて、50代に見えるがっちりとした体格の人で、キャップを被っていました。メンバーの一人は彼がパキスタン系アメリカ人と言っていたと思いました。私は彼が南アメリカの国の名前を言ったと思いましたが、正直言うと覚えていないのです。彼がどの民族かを伝えた後、彼が強調したのは、それでも彼は「いまだにアメリカ人」だということで、そのことはとても明白に覚えています。(彼がマイトレーヤか覚者だと仮定して)話の要点が、何か人により劣っていると感じさせるためのものではない(つまり『非アメリカ人』というのは残念なキャッチフレーズであり、近頃非常に頻繁にやり取りされているものです)と私が思うのは、私たちの平和のメッセージは、最近感じられる威圧的なナショナリズムとは対照的なものであるからです。その紳士の訪問の時に、テーブルを担当していたのは私を含めて3人のメンバーでした。彼は私たちに伝導瞑想と様々なヨガとの関連について尋ねてきました。二人のメンバー、ボリスとジーネットは彼の質問のほとんどにうまく答えていて、ラヤ(エネルギーのヨガ)とカルマ(奉仕のヨガ)で伝導瞑想が組み立てられていることについて話しました。私たちはパラマハンサ・ヨガナンダの教えのことも尋ねられたので、その流れからクリヤ・ヨガについても話したはずだと思います。その紳士が帰っていく前に、彼は私たちに伝導瞑想で料金を取るのか尋ねてきました。それが無料であり、一般の人たちに向けて開放されていると答えると、彼は声を上げて冗談めかして、伝導瞑想の参加に対して料金を取るべきだ(!)と言ったのです。彼は私たちが実際に、伝導の料金を取り始めるべきだと言ったのではありません。私が思うに要点は、ただ与えられているものに、ほとんど人々は価値を認めないということで、この文脈で彼が意味したのは、霊的成長と奉仕の機会のことではないかと思っています。この大変に興味深い男性はマイトレーヤか、覚者のお一人でしたか。
ジェイソン・V・フランシス
米国、マサチューセッツ州クラークスバーグ
【ベンジャミン・クレームの師は、その男性がマイトレーヤであったことを確認した】

読者質問欄

Q 数週間前、私は霊媒に会い、その人は、現在世界がこれほど悪い状況にあるのは、テスト(試み)が行われているためだと言いました。彼女は、ある種の移行が行われ、それによってこの惑星の人々が、このテストにどのように反応するかによって霊的進歩が可能になると言います。それについて何かご存じですか。(1989年11月27日のアメリカでのベンジャミン・クレームとのラジオ・インタビューより)

A 人類は長いあいだ試みの下にあります。大きな試み、人類の大きな内的変化の外的な表現は、時代から時代への移行の中で起こります。私たちは今、パイシスの時代からアクエリアスの時代への困難な移行の時期にいます。パイシスのエネルギーは後退していますが、世界を完全に支配しています。私たちのすべての思考、感情、関係においてです。アクエリアスの新しいエネルギーが勢いを増しており、そこから生まれる形式や仕組みはまだできていません。ですから、私たちは古いものと新しいものとの対立、反動的なものと進歩的なものとの対立を抱えています。この緊張は純粋に宇宙的な原因によるものです。
人類は、それぞれの時代の始めに、大きな意識の拡大を経験します。私たちは今これを経験しており、政治、社会、宗教、経済、教育の仕組みが、もはや私たちの意識がそれらを超えたために必要に応えないことに気づきつつあります。
私たちのグローバルな交流は、世界が真に一つであり、人類は一つであることを示しています。より高次のレベル、霊的なレベルでは、私たちは一つです。分離した魂というものはありません。私たちは一つの偉大なオーバーソウルの個別化した一部に過ぎず、私たちの霊的なリアリティは一体性、和合です。しかし、私たちは私たちを一つに結び付け、一体性に気づかせてくれるような包括的な体験を必要とします。それがキリスト(マイトレーヤ、世界教師)の使命です──その内的体験を刺激することです。
私たちは試されており、そのテストは長い間続いています。その大きな表現が1940年から1945年にかけてでした。あの戦争(二つの戦争がありましたが、キリストと覚者方によれば本当には一つの戦争でした)は、私たちがアンチキリストと呼ぶ、神ご自身の破壊的な力が、古い政治、経済、社会の仕組みを破壊して、新しいものの建設のための道を整える時代の表現でした。その破壊的な仕事を終え、いわゆるハルマゲドンは私たちの後ろにあります。それはこれから来るものではありませんが、正統派のキリスト教徒はこの惑星のアンチキリストのようなものを待っています。アンチキリストは、ヒトラーとその側近、日本の指導部、そしてある程度までイタリアでした。枢軸国の敗北は悪の勢力の敗北であり、人類にとって途方もない試みでした。
今私たちが経験しているテストは、私たちが分かち合えるかどうかです。私たちはお互いとの、そして私たちが神と呼ぶ宇宙的リアリティとの直接的な関係を待っています。私たちは今や立ち上がって、分かち合いという偉大な原則との関係で私たちの位置を示さなければなりません。なぜならそれが私たちの神性を示すからです。

Q 人類はマイトレーヤの言うことに耳を傾けるでしょうか。

A マイトレーヤはこの世におられますが、公には知られていません。彼は何年か待ち続けています。彼は世界経済の崩壊を待っておられます。彼は、彼が人類に対して語ることは反応を要求し、その反応と変化への用意は、人類に打撃を与えた時に真にやって来ることを知っておられます。特に先進国にとって、それは初めてリアリティを見ることになるでしょう。
先進国の人々は、一般に非常に自己満足的で、世界の他の地域の問題に無関心で、貪欲で、自分自身の生活で頭が一杯で、利己的なので、いつまでもそのまま続けられると思っています。そのまま続けることはできません。私たちは今、今のやり方を続けていけば世界が「崖っぷち」に立つことになる地点にいます。分断された世界の格差と不正義に内在する緊張はその中に第三次世界大戦の種を宿しています。それは核戦争となり、地上のすべての生命を滅ぼすでしょう。

Q 保守的な宗教の信者は彼をどう見るでしょうか。

A 最初に、多くの人々、特にキリスト教原理主義者、イスラム原理主義者、ユダヤ原理主義者、ヒンズー原理主義者、仏教原理主義者(その数は少ないですが)たちは、マイトレーヤが仏教徒の待つ弥勒菩薩、ヒンズー教徒の待つクリシュナまたはカルキ・アバター、ユダヤ教徒の待つメシア、イスラム教徒の待つイマム・マーディ、キリスト教徒の待つキリストであるとは認めないでしょう。しかし、彼はそのすべてです。それらはすべて一人の同じ人物の名前であり、彼はこれらの人々の欲望に従ってではなく、アバターの教義である法に従ってやって来られました。

Q なぜ私たちはこれほど間違ってしまったのでしょうか。

A 私たちは、まっすぐに世界に向き合っていません。私たちは私たち皆が問うべき質問に直面しておらず、人生と意味や目的について何も知りません。そしてもし私たちがそれを知らないならば、どうやって正しく生きることができるでしょうか。私たちが生きている世界では、人生の意味と目的について知っている人々がほとんどおらず、私たちは戦争や飢饉でぼろぼろになった世界、完全に堕落し何億人もが惨めに生きる世界、世界人口の5分の1が1日1ドル以下で暮らし、貧困のため飢餓と病気で何百万人もが死んでいく世界で生きています。

Q 個人的な問題で援助を求めることが困難なときがあります。どうすれば変えられるでしょうか。なぜそんなに難しいのでしょうか。

A それはプライドの問題です。人生は困難なので、人々は助け合うためにここにいます。ですから、まずあなたの友人に頼みなさい、しかしマイトレーヤに頼りなさい。援助はしばしば覚者方によって与えられますが、援助とは認識されません。覚者方はあなたにとって何が最良かをご存じです。あなたが欲する援助とあなたに必要な援助──彼らはあなたに必要なものを与えるかもしれませんが、それは必ずしもあなたの欲するものではないかもしれません。彼らは絶え間なく人類を援助しています。絶え間なくです。

2019年8月号目次

 

覚者より
上昇の道
ベンジャミン・クレーム筆記

覚者より
ばくち的ジェスチャー
ベンジャミン・クレーム筆記

視覚障害から大きな力へ 乳癌の検出で盲目の女性が医者をしのぐ
エリッサ・グラーフ

S.O.P. (Saves our Planet) われわれの惑星を救え!
リュブリャナ:ゴミ処理に関する大きな進展
プロッギング: ジョギングしながら惑星を清掃

米国とUFO:「何かが起こっている」
ウィリアム・アレン

世界情勢
ひとつのベルリンの家:初の教会・モスク・シナゴーグを一つにした建物
新しいマラリア予防法への期待/7歳の子供が、貧しい子供たちを救うための援助を行う

国連の人権保護の権限がさらに低下する
タリフ・ディーン

時代の徴
溢れる徴
雲間のキリストのような姿/木に浮かぶイエスの顔
「星空」

弟子道 —選集
The Path of Discipleship — a compilation

分かち合いの経済
ダルハ・ブティックによるロック・クラリ氏へのインタビュー

ボリビアの先住民族が土地と正義を求めて闘う
フランツ・チャベス

編集長への手紙
ちぐはぐな人 他

読者質問欄
回答 ベンジャミン・クレーム

上昇の道

ベンジャミン・クレームの師である覚者は、シェア・インターナショナル誌の創刊以来、毎月記事を提供してくださった。それは、書かれた時のみならず、世界の状況に応じて適切と思われるときにはいつでも掲載してよいようにである。実際これらの記事の多くは、それらが最初に掲載された時よりも今の方がより関連性があるように思われる。以下の最初の記事は、2014年2月に最初に掲載されたが、ますます多くの人々が神性の新しい相に気づきつつあり、その結果、他者とのより調和した関係を持つようになってきている。
一方、「ばくち的ジェスチャー」の方は、それとは対照的に分裂した世界を描写しており、紛争を解決するために常識を持つことを訴えている。そのメッセージは今、より時機を得て必要なものに思われるので再掲載する。
(これが最初に掲載されたのは2014年5月である)

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

一人ひとりの人間の裡に神が宿る──いまだ可能性としてではあるが、それは永久不変である。われわれが人生と呼ぶ体験を通しながら旅路を進み、ついに、あの「神」との一体に向かう一歩であったことを知り、「神」の事実を認識し、それは「超魂(the Soul)」であり、われわれの真我( higher Self )であることを認識する。
今までは、「超魂」についてのわれわれの知識は宗教の関連からきていた。そのため、「超魂」は人間から遠い存在であり、認識され、遠くから崇拝されるべき何かであるという印象を残した。しかしながら、人が進化するにつれて、「超魂」は自分自身であることを、自分の、より高位でより純粋な部分であるが、にもかかわらず、自分自身であることを理解するようになる。かようにして、人は進化し、自分の真の本質と目的についての知識を深めていく。
今日、非常に多くの人間がそのような道程を歩むことについて、意識的に認識している。彼らにとって人生の意味は深まり、より優れた知識と体験を探究する。かくして、やがて彼らは瞑想に向かい、その実践を通して、より大きな発見が彼らのものとなる。一歩一歩、彼らは自分たちが「超魂」であることを確信し、それは何か遠く離れたアイディアではなく、まさに彼ら自身であることを知る。徐々に、彼らの人生のテンポ(速度)は変化し、より深い意味と目的が彼らの行うすべてを強化する。かようにして、人間は超魂の神性と知恵をますます反映させながら、完全への道程を前進する。
すべての者がそれぞれのやり方でそのような旅路を歩む──ある者は素早く、熱心に、ある者はゆっくりと、その道について不確かな思いで歩む。しかし、やがて、すべてがその旅の進歩を測る様々な門をくぐるのである。今日、この旅路は、そのような道が存在することを知らないが、にもかかわらず彼らの「魂」の呼びかけに応える何百万の人々によって辿られており、門をくぐる。彼らは、今のこの時の必要を感知し、それぞれの必要を満たすことを求め、そのようにして、彼らの役割を果たす。
知ろうが知るまいが、彼らは彼らの魂を通してマイトレーヤからの呼びかけに応えて、乱闘の中に入り、彼らの熱意と勇気でこの世界を満たす。彼らは努力が無駄ではなかったことを発見するだろう。